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吉田芳夫さんの「抜海の漢」という題の作品です。「抜海」は北海道の最北端にある稚内市抜海のことだと思いますが、「漢」は「おとこ」という意味のようです。北の大地でたくましく生きる男の姿を表現しているそうです。モデルは親友の彫刻家本郷新さんだそうです。「鶏を抱く女」は本郷新さんの作品です。大地をしっかり踏みしめて立つ野生的でたくましい女性像のようです。本郷新さんは札幌出身で日本を代表する具象彫刻を牽引した彫刻家で、佐藤忠良さんらと新制作派協会(現新制作協会)彫刻部を創設しました。札幌には「本郷新記念、札幌彫刻美術館」があります。
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佐藤忠良さんの「亜古」という作品は両手で果物を抱きしめる愛らしい無邪気な子供の作品で、ある舞台美術家の「亜古」という名のお嬢さんがモデルだそうです。
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