きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

秋の飛島①’22.10/7~9

2022年10月18日 | 飛島
【1日目】
予定では6日から島に渡るはずだったが、「海上荒天により欠航」となってしまった。次の日の7日の天候は、波の高さは1mほどで心配ないが、風が7~8mあり、船が出るかかなり心配だった。何とか鳥見の神様にご尽力いただき、無事出航することができた。今回は、タイミングよく、鳥友人とご一緒の飛島鳥見となった。9時半に出航。定期船「とびしま」は現在ドック中ということで、「awalineきらら」と言う代船で、「とびしま」よりもスピードが速く、10分早く10時35分に飛島・勝浦港に着いた。午後から荒天が予想され、飛島出航は、荷役の積み下ろし作業終了次第の「とんぼ返り」出航とのことだった。
荒天予想はズバリ当たり、お昼前から雨が降り出した。仕方ない。1日目は雨降りの中を傘をさしながらの鳥見となった。風もあり、カメラが濡れるので1日目は「下見」ということで、双眼鏡で見るだけだった。学校グラウンドとヘリポートを中心に、3時間ほど鳥見して、雨に濡れて寒いのでかなり早めに旅館に帰った。
<出会った鳥たち> メジロ、ハクセキレイ、ミヤマホオジロ、シラガホオジロ
*この時期常連のノビタキやジョウビタキを見なかった。コサメビタキなどの夏鳥も見なかった。
<1日目の夕食> 


【2日目】
今日は船が出ないと思っていたが、昨日と同じパターンで出航との事。風はあるが、天気は最高!昨日の分も入れて、2日分の鳥見スタート。
<朝の様子・朝食>

まずは、学校グラウンドから。昨日居たシラガホオジロ健在。6羽の群れで行動している。
<シラガホオジロ>

ミヤマホオジロもいる。これも昨日確認済み。他は、メジロくらいだ。メジロは昨日もいたが、今日はどこもかしこもメジロ状態だった。昨日の雨で入ってきたのはメジロくらいということか。
<メジロ>

次は、ヘリポートを通って、上の畑まで足を伸ばした。しかし、これといった鳥さんは出ず、やっぱりメジロがあっちにもこっちにも状態。上の畑から引き返し、さらに法木の畑へ。ここも特に何も出ず。結局、ヘリポートに戻って、鳥の出を待つことに。鳥の出ないうちにお昼を食べることにした。食べ終わった頃、鳥さんが出た。エゾビタキだ。急いでカメラを向けたが、殺気を感じたのかすぐに奥の藪の中に引っ込んでしまった。もう少し見たかったなぁ…。
<エゾビタキ>

ヘリポートのへりに腰を下ろしていると、目の前の木の枝にミヤマホオジロが出てきた。学校グラウンドにもいるが、ここの方が近いので有難い。雄と雌一緒に動いているようだ。
<ミヤマホオジロ雄・雌>

エゾビタキをもう少し見たいとしばらく待ったが、なかなか出てくれず、仕方なく学校グラウンドに下りて行った。本日最後の鳥見は、ここ学校グラウンドでということに。すると、午前中は見られなかった鳥さんが2種。まずは、珍鳥コホオアカ。ただ、ここ飛島では普通種的に見られる鳥さんだ。シラガホオジロにコホオアカを見られただけで、飛島に来た甲斐があったというもの。
<コホオアカ>

ベンチに座っていると、近くの畑の杭にジョウビタキ雄がとまった。午前中は見当たらなかったので、午後島に入ってきたのかもしれない。結局、ジョウビタキを見られたのは、この日だけだった。次の日には抜けてしまったようだ。
<ジョウビタキ雄>

山の上空をハヤブサのような鳥が飛んでいた。撮った画像を拡大すると、チゴハヤブサだった。そして、山の木の枝にとまった。かなり遠かったが、根性で撮った。
<チゴハヤブサ>

本日は、4時ごろ宿に帰り、夕食までひと眠り。夕食は、昨夜につづいての豪華海の幸づくしだった。

このほか、「巨木の森」などでツグミやシロハラなどのツグミ類を確認した。数的には結構いるみたいだった。
明日は最終日。波は穏やかそうだが、風がやや強いようで不安がよぎる。でも、今日でさえ船が出たんだから、明日も大丈夫でしょう・・・。                 ②につづく。

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