きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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春の飛島探鳥③’23.5/11-13

2023年05月26日 | 飛島
飛島最終日。朝探はハヤブサを見に行ってみた。4時過ぎに宿を出て、まずは「おばこ」前の草むら。ここは時たま珍鳥が出る所。残念ながらツバメくらいしか確認できず。もしかしてコシアカツバメ?と期待したが、極々普通のツバメでした。そこからマリンプラザを過ぎて、海水浴場上の展望台へ。ここから見える崖がハヤブサ観察のポイントだ。運良く、雄と雌を確認することができた。手前の百合島はウミネコの繁殖地。一応証拠写真をパチリ。
<ウミネコの繁殖する百合島、ハヤブサの崖>

ハヤブサ2羽を比較して、体の大きい方が雌で、崖の上に居た。雄は、崖の真ん中あたりにとまっていて、獲物の現れるのを待っている感じだった。
<ハヤブサ雄と雌>

ハヤブサを観察していると、近くにイソヒヨドリがとまった。イソヒヨドリを見るのは、大体電柱か電線に止まっているのを下から見ることが多かったので、上から見下ろす形で見るのは初めてだった。翼を広げて鳴く様子も観察することができた。
<イソヒヨドリ>

最後に1の畑と2の畑にも行ってみたが、これといった鳥さんには出合えなかった。ここで、朝探終了となった。
宿に戻り、朝食。9時過ぎチェックアウトして、鳥見に出発だ。本日帰りの船は、2便で15時45分出航予定だ。なので、2時半頃までは鳥見できるわけだ。ただ、昨日、一昨日の鳥見で結構疲れているので、今日は、あまり動き回らず、定点観察撮影ということにした。最初に行ったのは、鼻戸崎でのコルリ待ち。情報では、コイカルが出たとの事なので、期待して小道脇にイスを置き、座ってじっくり待つことに。コルリもコイカルも残念ながら出てくれなかったが、その分、いろんな鳥さんが代わる代わる、入れ替わり立ち代わり出てくれた。
まずは、オオルリ雌。逆光だったり、暗かったりで、最初「なんだぁ?」と、分からなかったが、近くに来てくれて判明。オオルリ雌だった。久しぶりに雌を見た感じがする。
<オオルリ雌>

オオルリ雌は結構愛想よく出てくれるが、次第に「また雌かぁ。雄は出ないの?」と出てしまった。この自分勝手さ。でも、しっかり出てくれたんですよ、雄くんも。
<オオルリ雄>

樹上をちょこまか移動しているのはコサメビタキでした。
<コサメビタキ>

お目当ての鳥さんは出てくれなかったが、十分楽しんだので、ヘリポートに移動して、ここで昼食をとることに。相変わらず、ヘリポートは寂しい状況だったが、それなりに鳥さんが出てくれた。
まずは、キビタキ。これまで同様、坂の脇の林で出たり隠れたりしていた。何もいない時には、やっぱりキレイどころに目が行ってしまう。
<キビタキ>

お昼を食べていると、目の前の木にちょこちょこ出てくれたのが、このセンダイムシクイ。いつもムシクイ類を見る時は、見上げる形で観察撮影しているので、腹しか見えなかったりするが、ここでは、上から目線で見られるので、とっても有難い。
<センダイムシクイ>

最後は、学校グラウンドで締めくくることに。最後にアマサギにお別れせねば・・・と思ったが、居なかった。とうとう旅だったか。
<今朝のアマサギ>

昨日、一昨日と楽しませてくれたキマユホオジロとコホオアカは姿がなかった。移動してしまったか?でも、カシラダカは健在。
<カシラダカ>

桜の木の所で、アカハラ、マミチャジナイが出てくるのを待っていると、何とか出てきてくれた。最後のサービスということかな?
<アカハラ、マミチャジナイ>

最後に、ツグミが現れた。実は、ヘリポートでツグミの声を聞いていたので、ツグミが入ってきたんだと分かっていた。そして、ここで確認することができたという訳だ。
<ツグミ>

午後2時過ぎ。ここで鳥見終了となった。3日間、家の事、その他諸々のことをすっかり忘れて、鳥見に没頭することができ、とっても幸せな3日間を過ごすことができた。今回、初めて電動アシスト自転車を利用したが、これまた最高だった。次回は、秋の飛島。楽しみだ。
帰りの船は、凪状態で全く揺れなかった。お陰様で、ぐっすり寝ることができた。
これで、2023年春の飛島探鳥記はおしまい。

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