喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

おばんざいの店「まる」

2017-12-28 | 
 昨夜、ちー兄に誘ってもらい、数人で八幡浜で忘年会。
一次会は、最近オープンしたという「まる」。
おばんざいの店。
 
 カウンターには、大きな器に入った煮物、酢物などが並ぶ。
厨房には、元気のいいお母さんが3人。
心も体も「まる」
 とても居心地のいい店だった。
最近は、チェーン店が多いので、なおさらそう思う。



 ところで、「おばんざい」とは?
日本大百科全書(ニッポニカ)によると。
 
京都で日常的に食べられているおかずをさすことば。
古くからの商家や旧家が多かった京都市中心部では、切り干し大根やひじきのような乾物、
おから、旬の野菜などを食材にした、
平生から食べ慣れたおかずのことを「おぞよ」や「ぞよもん」、「おまわり」とよんでおり、
魚などの比較的高価なおかずはこれらと区別して「お焼きもの」などとよんでいた。

 おばんざいとは、このような日常的な総菜の総称である。
京都では、かつては新鮮な魚介類の入手が困難であった一方で、
塩干物、乾物、豆腐、旬の野菜や山菜などを使った料理が、禅宗の食文化の影響を受けながら発達してきた。

 おばんざいは、昆布や鰹節のだしのうまみを生かし、安価な旬の野菜や乾物を調理する点に特徴がある。
今日では、京都にみられるだしの味を生かした総菜や酒の肴などを表すものとして世間で広く使われるようになった。


 「おばんざい」は漢字では「お番菜」が一般的であるが、お晩菜やお万菜と書くこともある。
「番」の文字には、日常的な、粗末な、といった意味がある。

 
 商家などの町衆や奉公人の質素倹約を信条とする慎ましい暮らしとともに、
町内や家ごとの年中行事や習慣のなかで育まれてきた料理である。
 そのため、野菜の葉や表皮、だしをとった乾物の残り物などをむだにせず、上手に使い切る。
このくふうを「始末する」といい、おばんざいの特徴になっている。」


               岬人(はなんちゅう)

 
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2 コメント

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Unknown (ツアラー)
2018-01-15 10:39:58
初めまして。今度、南予地方に旅行に伺おうと思っていて、このブログに辿り着きました。
この「まる」というお店、興味があるのですが八幡浜市のどの辺りにあるのでしょうか?
返信する
まるの場所 (036)
2018-01-18 22:24:44
ツアラーさん。
まるの場所は、八幡浜地方局、青年会議所の近くです。

近くの人に尋ねたら、教えてもらえますよ。

いい旅を。
返信する

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