喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

正岡子規 夏の俳句

2010-06-15 | ブログ
「梅雨晴れや ところどころに 蟻の道」

 梅雨入りした佐田岬。
 昨日は、雨も一休みで、晴れ間がのぞいていました。
道や庭のところどころに蟻が行列をつくり、せっせと働いていました。

 この句は、そんな様子のもの。
 数匹のアリは、見られても、
アリの道(行列)までは、なかなか見られないのではないでしょうか。
田舎では、けっこう目にしますが。

 何万匹かの1匹ですが、
せっせと働いているところを見ると、
けなげでなりません。

 
 これは、正岡子規の句。
正岡子規といえば、愛媛を代表する有名人。
のみならず、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした、
明治時代を代表する文学者の一人です。

 最近では、昨年から始まったNHKドラマ「坂の上の雲」の主人公の一人として、
よく知られるようになりました。

 子規は、若くして亡くなってしまうのですが、
一生懸命生きるアリの姿が、自分と重なって見えたのでしょうか。

                  岬人(はなんちゅう)
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