喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

昭和初めから新聞をとっていた超田舎のわが家  ~新聞のよさ~

2016-10-01 | 社会
 平礒という集落は瀬戸内にあり、本当に小さな小さな集落。
現在は人口約50人。

 ほとんどが柑橘農業をしていて、勤勉な人たちが多い。
それは今も昔も変わらない。

 父から私の曾祖父のことを聞かせてもらった。
「鶴松じいちゃんは、勉強家で、世の中の様子を知ることを重んじていた人だった。
昭和の最初のころから、うちだけが新聞をとっていた。
当時、平礒はもちろんやけど、人口が多い二名津でも数件しか新聞をとっていたところはなかった。
ほんじゃけん、世の中の様子をよう知っちょった。」


 すごいことだ。

 知り合いの新聞記者さんと様々な話をするなかで、
自分の気持ちを見つめ直したり、整理整頓することができた。



1 発信の大切さ
 「情報は、発信するところに集まる」と言われる。
 池に石を投げこむ。それは波紋を作り、周りへ広がっていく。
 そして岸ではね返った波紋は、石を投げこんだ所へ戻ってくる。
  
2 新聞のよさ
  インターネットの発達により、新聞があまり読まれなくなったと聞くことがある。
 でも私は新聞が好き。新聞にしかないすばらしさがある。
 
 ① 情報の宝箱
   インターネットは、自分の興味ある情報を即座に手にすることができる良さがある。
  新聞は、開けばさまざまな活字が目にとまり、さまざまな情報を手にすることができる。
  見出しだけにでも世の中の様子があらわされている。
  政治・経済・社会・地域・投稿・スポーツ芸能など。
  バランスのとれた考え方につながる。

 ② 人の熱が伝わる
   今日の新聞を手にするまでにどれくらい多くの人が関わっていることやら。
  取材をする記者、編集、印刷、配達…
  そんな行程に多くの知り合いがいる。
  その人たちの仕事の結晶。
  それが今日、手にした新聞なのだ。
   新聞というモノの向こう側に人の姿が見える。
  これってあたたかい。そして時には熱い。




 デジタルはもちろん便利。
でもアナログの良さもある。

 人の手が加わるとあたたかい。

                岬人(はなんちゅう)
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