喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

大阪での結婚式の夜にアクシデント

2016-09-23 | 感動
 忘れられない3年前の平成25年9月21日。

 大阪で中野明徳おっちゃんの長男の結婚式があった。
賢い2人で、お互いのことを思いやるすてきな夫婦。
 久しぶりに再会した人もたくさんいて、とってもいい結婚式と披露宴。



 楽しい時間はあっという間に過ぎてお開きになった。
22時50分、梅田発の帰り夜行バスまでには4時間以上もある。
父と一緒に梅田まで歩こうと新御堂筋をてくてく。
休日のため人通りは多くない。

 40分ほど歩き、梅田に到着。
まずバスセンターを確認し、歩いて3分の場所にあるビルの居酒屋に入った。
旅館を思わせるような落ちついた空間。

 あれこれと話をする父と私のすてきな時間。
もちろん父と過ごす居酒屋でのこんな時間は初めて。
人生の大半を田舎で土を愛しながら生きてきた父だから。
 客が多くなり、2時間でラストオーダー。

 まだバスの時間までは1時間半以上あったので、居酒屋をはしご。
それでも話は尽きず。
父との思い出のひとときとなった。


 
 10分前くらいにはバスに乗ろうと22時43分頃にバスセンターの窓口へ。
乗車券を差し出すと、とんでもない言葉が返ってきた。
「お客さん、このバスはもう出発しましたよ。」
何と私のかんちがいで、バスの出発時間は22時50分ではなく、40分だったのだ。


 窓口の職員さんに何とかならないか相談。
20分後の11時10分最終便に空きがあれば何とかなりますと、
望みをつないだ。
 そして運命の最終バスがセンターに入り、
運転手さんに空き席を確認してもらった。

 予約しているがまだ乗車していない人がいるとのこと。
その人に乗車確認の電話をするがつながらない。
と、その時予約していた男性が息を切らせながら到着。

 完全に夢は消えた。
職員さんから明朝7時のバスなら乗車できるとのこと。
ありがたくお願いした。

 今夜はいったいどこに泊まろうか。
父と息子の大阪の夜はまだ終わらなかった。

 そして探しあてたのが何と…。


          岬人(はなんちゅう)
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