喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

文部科学省日米国民交流・若手教員のアメリカ派遣物語の続き2 ~コロラド団同窓会での再会~

2016-08-02 | 感動
 13年前の平成15年度文部科学省日米国民交流・若手教員としてアメリカ派遣された。
派遣先は、ロッキー山脈ふもとのコロラド州。
州都デンバーやフォートコリンズで10名の仲間とともに2カ月以上過ごした。

 その仲間との同窓会を松山で開くことになった。
 静岡出身の亀さん、福岡出身の春さん、因さんと感動の再会を果たし、
お城下で腹ごしらえをし、名城松山城に上る。

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 結果は、1位が熊本城。
そして何と松山城は第4位。

 江戸時代までに建てられた天守閣が現存する城は日本全国で12あるが、松山城もその一つ。
現存する天守閣は1854年に建てられているので、築150年。


 松山城は132mの小高い山の頂上にあるが、ロープウェイやリフトに乗れば、アクセスは楽。


 城からは、見おろす松山市内の景色も最高。


 ところがこの松山城には過去に大きな危機があった。
明治政府による廃城令で、全国で廃城が相次ぎ、松山でも「松山城を破棄すべ」との意見を唱える者が多くなっていた。
それを伊佐庭如矢(いさにわゆきや)という人物が、有識者や関係者に共感を求め、時の県参事にもかけ会い、廃城(破棄)を免れることができた。


 ちなみにこの伊佐庭如矢は、今から120年前に前代未聞の道後温泉本館を建築するために尽力した道後湯之町の初代町長。

 そんな松山城に4人とも大満足。
因さんから「やっぱりまちに城があるといいなー。」

 城を満喫し、ホテルに帰りシャワーを浴び、
1次会の会場「代官山別邸 橙」に向かった。

 夕方5時なのでまだまだ辺りは明るい。
地下に向かって階段を下り、だんだん薄暗く。
店のドアを開けると、ダウンライトされた照明が、大人の隠れ家を演出していた。
足元に気をつけながら、奥へと歩いていく。
吹き抜けのホールから、厨房やカウンターを見下ろす。

 3人の口からは、
「おしゃれー」
の言葉がもれる。

 下の階に下り、奥の個室に入り、
いよいよ宴の始まり。
「かんぱーい」

 後はもう一人の参加者、三瀬さんの到着を待つのみ。
再会をこれほど心待ちに思うことは多くない。
 みんなすばらしい仲間だ。


           岬人(はなんちゅう)

 

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (因ちゃん)
2016-08-04 10:25:43
シンボルとして城は大切ですね。学生時代に過ごした熊本のシンボル熊本城、先日見てきましたが無惨でした。今回の同窓会で、私にとって松山城は思いでの1つになりました。またみんなで行きましょう。
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