喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

雨水

2010-02-20 | ブログ
 昨日、2月19日は、24節気で雨水(うすい)。
旧暦つまり月の暦(太陰暦)では、1月6日にあたります。
 雨水とは、凍りついていた雪や氷がとけて水になり、雪も雨になって降る頃を言います。
そういえば最近は、寒さと暖かさが入り交じっているような天気。
三寒四温とは、まさにこのこと。雨も多い。 雨水は、3月5日までの期間です。
 平礒でも収穫作業が思うようにできず、雨の時は倉庫での選果作業。
 
 なぜ、旧暦をもちだしたかというと、2月8日にテイ、10日にはゴーとシュウが喜久家を旅立ちました。
3人とも2月14日が台湾の正月なのでそれまでに帰りたいとのこと。
中国や台湾では、まだ太陰暦が大切にされているようなのです。
 
日本に西洋の太陽暦が持ちこまれたのは、明治になってから。
でもそれ以降も農業や漁業で生活する人たちにとっては、太陰暦(月の暦)が大切にされてきました。
我が実家でも70歳をこえた両親は、旧暦で節目の日には神棚にお供え物をします。
 
 日本の季節感にピッタリの太陰暦(月の暦)をちょっと意識して生活してみようと思っています。

これぞ田舎の生活。
農村のスローライフ。
                           岬人 おさむ