何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

常勝寺 (横須賀)

2012年12月29日 | 寺社巡り-神奈川

【神奈川・横須賀市】調べたが創建や由緒は分からず、単立寺院のお寺らしい。(意外に単立寺院が多い)

整備された広い参道の入口近くに「寳泉山 常勝寺」と刻まれた石碑が立つ。 参道の奥の石段の上には、重厚な切妻造銅板葺の山門と入母屋造銅板葺の本堂が、中心を僅かにずらした位置で重なる。
袖塀を持つ四脚門を眺めながら石段を上って境内に....山門から数メートル先に重厚な本堂が建つが、大きな唐破風の向拝が迫ってくる感じだ。
本堂正面の連子窓とその上の菱格子欄間、そして桟唐戸には風情を感じるが、中央の扉がガラス戸(桟唐戸と重なる?)に寺前風景が映っていたのは頂けなかった。
本堂右手には墓所があり、その片隅に、享保の年号が刻まれた石仏群や庚申塔、多宝塔、宝篋印塔そして箱型墓石が整然と佇んでいて、古と静けさとを感じさせる。

整備された広い参道
 
石段の上に山門と本堂が中心を少しずらして重なっている  袖塀を備えた重厚な四脚門

山門の脇に立つ立派な手水舎

手水舎越しに眺めた本堂

入母屋造銅板葺の本堂..向拝の屋根は大きな唐破風
 
本堂の向拝..大虹梁と二重虹梁にそれぞれ大きな蟇股が  本堂前の銅製(?)の燈籠

本堂前の境内..右奥に墓所がある
 
本堂の向拝と縁側回廊の高欄にはピカピカの疑宝珠が..
 
本堂前に本堂に向かった佇む観音菩薩像/重厚な造りの本堂と左は客殿か? 

石仏群..享保の年号のものが多いようだ
 
石仏、庚申塔、多宝塔、宝篋印塔が佇む/墓石前の小さな舟形光背の石仏は千手観音菩薩像か?

箱型墓石や石仏が整然と鎮座
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 満願寺 (横須賀) | トップ | 常立寺 (藤沢) »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
気になりましたので (片瀬の住人)
2013-02-24 13:52:23
佐原常勝寺は、三浦本山衣笠大明寺末の寺で元々は日蓮宗です。
現在は、宗教法人日蓮宗からは離脱しており、単立の寺院となっております。
返信する

コメントを投稿

寺社巡り-神奈川」カテゴリの最新記事