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ブログ的なアレです。

変わるものと変わらないもの

2009年01月12日 | なんとなくアレなやつ
年末に神戸に行った。
これは、以前の職場のメンバーやお客と余りにも仲が良かったので、今回はその旧交を温める形での訪問となった。



まず、先に言っておくと、この件でうちの父親とプチケンカになった。
「以前の職場とはスッパリ縁を切らないと、次に支障が出るだろう」というのが父親の意見。

これに関しては特に異論は無し。
というのは、一般的な見地から言っても、「過去の栄光」や「居心地の良かった環境」を引きずってしまい、次の成長過程でネックになるというのはなくはないので。

だけれども、それを加味したとしても、やはり「仲の良い戦友たち」に会いたいという衝動は抑えらない。何も、気持ちの拠り所を求めて神戸に行くわけではない・・・いや、正直、それが全く無いと言えば嘘になるのだけれども、どちらかというと単に仲の良い友達に会いに行くだけ。という旨を父親に説明したのだが、どうも反発を喰らってしまった。父親の言わんとしていることは分からないのでもないのだけれども。

そんなちょっとしたイザコザがあった中で神戸に行ったのだけれども、まぁ、それはさておいて。



まずは仕事の環境ががらりと変わっていたことにビックリした。

今の職種というのは、環境が比較的変化しやすいという事もあり「半年前の常識は今の非常識」になることもしばし。
また、お客が外資系ということもあり、この変化の度合いはさらに強い。
そういう諸々の結果として、仕事の環境が劇的に変化していたことにビックリした。

具体的にどう変化していたか、それにより現場がどう変わってしまったかについては延々と書けてしまうので、ここでは割愛しておきます。
また別の折にでも話をします(気が向いたら)。



メンバーたちはそう大して変わってはいなかったのだけれども、先の「環境の変化」により若干疲弊している感はあった。ただ、手前味噌なのだが、「けんたさんがいなくなってから、けんたさんのありがた味が良く分かりました」というコメントが一番嬉しかった。いなくなる前にありがた味が分かってもらえればもっと嬉しかったんだけれども、それはいじられキャラの性なので仕方がないと自分に言い聞かせる。

いじられキャラと言えば、メンバーの一人(女性)に「そういえば先日、けんたさんの夢を見たんですよ」と言われた。

け「何それ、俺のこと好きだったの?」

メ「じゃなくて。あのね、けんたさんが結婚してたんですよ」

け「マジで!?」

メ「まぁ、多分逆夢だとは思いますけど」

け「いやいや、正夢だよ!で?誰と結婚してた?小林麻耶とか?」

メ「いや、それがね・・・お相手は男性でしたよ」

正夢なら男性と結婚して、逆夢なら結婚すら出来ないという事実。
もう、何この軽い罠みたいな話。

話が脱線しましたね。
話を「変化」に戻します。



「変化」としては、メンバーの一人で、仲の良かった30+の女性がいたのだけれども、その人が髪の毛を黒く染めていて、すごく妖艶になったというか、キレイになっていて、何だかドキッとしたというのもちょっとした発見。

やっぱり女性は30歳からが素敵だな。
ここらへんについてはまた後日とっぷりと持論を(一方的に)展開していきたいと思います。

最後の「変化」。
これは、メンバー云々じゃなくて自分自身の話。
「現場を離れてから、現場を改めて見直すと色々な発見がある」とか、まぁ、それも確あったのだけれども、そんなキレイ事はどうでも良くて、何を言いたいのかと言うと、メンバーやお客と話をしている時にみんな毛髪というか、額というか、頭というか、生え際というか、そこ近辺を凝視してて。何、俺そんなにヤバイことになってきてるの?もうそろそろ「生まれつき生え際が後ろの方だった」とかそんな悠長な言い訳出来ないレベルになってきたってこと?そういうことなのか?そういうことなのね?



まぁ、そういう諸々のやりとりの後に、メンバーやお客さんたちと、昔から何も変わっていない、いつもダーツバーで飲み。



色々と近況を語ったり、自分のキャリアについて相談に載ってもらったりと非常に有意義な時間を過ごすことが出来たわけです。やはり、こういう場で心置きなく色々なことを話せる人たちがたくさんいるというのは、いつまで経っても変わらない事実でいて欲しい。

それにしても、いくらボクがいじられキャラとは言え、この日に備えて、ボクのためにこういう虫が入ったベトナムの激マズな酒を用意してくれたお客さんもいたわけで、何というか、本当にかけがえのない人たちと出会うことが出来たんだなと実感したわけです。



世の中には変わるものと変わらないもの、変わるべくして変わるもの、変えたくないもの、色々と存在はするものの、そういったことを実感出来て、それから学べるものがたくさんあるという環境に身を置けていること自体は、非常に恵まれていることなのだろうなと思ったりするわけです。

コメント (6)
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