東京は世界中の美味しい物が食べられるけれど和食は
やはり京都が美味しいのではないかな~と思う。
B級和食はもちろん美味しい物が選び放題!けれど
京都の繊細なあの感じは東料理にはやや欠けている。
銀座三越にその京都の有名旅館「美山荘」がプロデュースした
「京都花背 石楠花」がお手頃な価格でお食事ができると
聞いたので行って参りました。この日は節分でお料理も
節分を意識したなかなか遊び心があるメニューでしたよ!
お昼のランチで5000円のコースです。
最初に登場した物は・・・
わかります?クワイがツノ1つの鬼の面になっております。
後ろに隠れてイワシの甘露煮、タラのメ、蕪の八幡巻き、おいなり。
この鬼さんは奇をてらっただけでは無く、とても甘くおいしく
クワイ独特の苦さが全く無かった!こんな美味しいクワイは始めて・・・
節分ですからね、枡に入ったお豆さん達ですよ~
碗物は牛蒡豆腐の白みそ仕立て。この牛蒡をすりおろして
作ったらしい豆腐は始めての食感で牛蒡の香りが白味噌と
とても合っていました。個性が強い牛蒡はこれまた個性が強い
白みそと合うんだわね~。う~ん・・美味しかった~!
マグロのヌタです。この辺りでお酒を頼まなかった事を後悔。
歯医者帰りでこの後お薬を飲まなきゃいけなかったので
「日本酒~」と言わなかったのだけれど、薬なんかどうでもよいから
お茶でこれ食べるってどうよ???
これはフキノトウの白和えでございますね~。和食は季節の先取りですものね。
フキノトウの苦みがほのかに春を感じさせてくれましたよ~
葉ワサビ、海老芋の焼いたもの、鰆の焼き物。これはボリュームがあったな。
甘鯛の蕪蒸し。ワラビを添えて春ですね~。ここでワタクシしっぱい
致しました!これはグチャグチャ混ぜて頂くらしいのですが
仲居さんの説明を何も聞いていなかったのでそのまま食べたら
蕪臭さが際立って・・・「これだけが、今一だったわね」というと
皆さまから「だから、混ぜて下さいって言ってたでしょ!混ぜて頂くと
とても美味しゅうございましたよ!」という事でした
この後で香の物、おじゃこ、ご飯が出て、最後はデザート。
人参のケーキ。人参本来のほのかな甘みが美味しかった。
この時お茶は焙じ茶だったのですが、緑茶が欲しかったな~。
しかし、しかしこのお値段でこのレベルとはかなりお得ではないでしょうか。
季節ごとに味わいたいお店ではあります。
でも~、日本酒~