明るい乳がん生活&子宮体癌生活(の、予定)

~~2006年11月告知、12月手術、明るい生活を送っていこうと決めました!愛猫たちと頑張る!~~

入院する

2007-03-11 16:31:57 | 入院編
2006年12月13日

午後2時に入院ということで、まとめたら妙にでかくなった荷物を下げながら、来てくれた義姉(相方はバイトの子と交代するまで店で仕事、)と一緒にてくてくと病院に向かう。

義姉は、冷えるからとちゃんちゃんこやズボン下(今はこんな言い方しないのかな?)を無理やり私に持たせた。

私の実家には病気治療中の父と足の悪い母と病弱な妹なので「来なくていいよ、大丈夫」と言っておいた。行く前に電話して「いってきます」を伝える。
「明日は行くから」と父が何度も言っていた。いいんだけどなぁ。
大阪に嫁いでいる妹も、会社を休んで明日は来るという。
うーーん、本当にいいいんですよー、一人でも。

病院で受け付けてもらうと、案内してくれて、6階の病棟に行く。
何といっても初めての体験。不謹慎ながら、少しわくわく。
作った本に「入院しても手術までは時間があります。お友達を作りましょう」みたいな項目があって、ぜひぜひ、お友達を作りたい。

まずは看護士さんからナースルームの横の部屋で説明を受ける。
腕に名前が書いたバーコードを一番につけられる。
ちょっと・・・ペットみたい、と思う。
「部屋は個室に・・・」という姉の横で「私っ、大部屋で全然かまいませんっ」と看護士さんにいう。ふぅー、個室が空いてなくてよかった。
そんな贅沢はできましぇぇぇん。

決まった部屋は6人部屋。
どのお部屋も・・・しっかりカーテンが閉まっていて、ご挨拶すら許されないような雰囲気。
ええっ!お友達は?無理なのか?

しかも私は肩身の狭い真ん中のベット。きゅうきゅうでした。
ここで過ごすのかぁ。取り合えず荷物を分けて、自分の陣地を確保って感じ。
麻酔科の女医さんが来て説明をするからと、義姉と移動。
いろいろと説明を受けましたが「下あごを突き出してください」
ええっ!できましぇぇぇぇん。
ついこの間、顎関節症になりかけた私は、変なおじさんのだっふんだ状態が出来なかった・・・。
「あらーーー、器官が傷つきやいかもね」それでなくてもここ最近、変な痰が絡むような感じなので、これ以上はいやだーーと思いながら、なるようになると少しやけっぱちも入った。


夕方6時に夕食。給食みたいだー。どんぶりに入っているごはんには苦戦。白ご飯をあんなに大量って無理。

食事が終わったと思ったらすぐにバタバタと担当の先生からの説明。
「あれっ、ご主人は?」
あーっ、すみませんっ、仕事でたった今帰りました。(私の食事を見ていても仕方がないからーーー。)
二人で聞かないとダメらしかったけれど、いないものは仕方ないし、一人で聞きました。いろいろなサインも一人でしました。
再度、確認に切る部分を図解説明する先生。
「再建、どうされますか?」
えっと、私はしたいとは思ってないんですけれど、どうも主人がして欲しそうなんです。
「じゃ、再建も視野に入れてっと」
取り合えずっ、そんなことより、宜しくお願いしますぅと思いました。
ここまで来ちゃったよ。
とうとう来ちゃったよ。

今夜は、一人さみしくシングルベット。
手を伸ばしても誰もいないしさ。いつもならふかふかの猫の毛を触っているのにさ。
そうして明日は手術。
渡された、手術の心得。そうか、CD持ってきたら自分の好きな曲、かけてくれるのか。もっと早く教えてよ。
術後に動かすための運動シュミレーションをしながら眠りにつきました。