明るい乳がん生活&子宮体癌生活(の、予定)

~~2006年11月告知、12月手術、明るい生活を送っていこうと決めました!愛猫たちと頑張る!~~

PET検査の巻

2007-07-27 18:59:37 | 退院1年目の雑感
23日に、行ってきました。
初体験のPET検査。

前日は、思わず多く食べちゃいました。
朝抜きなんて久しぶりです。
相方がわざわざパンを見せてくれました。それでも本人談「コンビニであんぱんを買おうかと思ったけれど、さすがにそれはないやろ~と遠慮した」・・・はいはい、私は食べられませんので・・・。(笑)
お茶をがぶ飲みしました。

12時開始だったので15分前に行くのですが、近い(歩いて7分ほど?)ので、やっぱりギリギリまで店にいました。
実はね、薬をどうするかが、問題でした。
義姉は「絶食っていうからにはお薬もダメ」という。
でも、私的にはノルバは飲んでおきたいところ。出来たら抗がん剤も。
前日に出した結論は『開始五時間前には飲食するなと書いてあるから、逆算して午前7時までにお薬は飲んだらいいか?朝食は取るなって書いてあるから・・・諦めよう・・・』。
で、朝6時に起きて、7時までにお薬だけ飲みました。




行ったらね、新しく出来た施設だけあって、とってもきれい。
1階の待ち合わせ室で、高齢のがん検診を受けにこられた感じの方たちに混じってしばらく待ちました。

案内された5階で、まずは放射線科の先生の問診。
「転移がないか、診ましょうね」といわれると、ぎくっ!縁起でもない!と、思う乳がん患者。

お着替えは、紅色の作務衣。下にグレーのTシャツ。おまけに靴下まで付いてます!その靴下は持って帰ってもいいと書いてあって、思わず履き替えずに持って帰ってきました。足袋の形をした草木染の靴下でね、「ご来館ありがとうございました」って紙が入ってた。(笑)

何だかどこかの旅館に来たような気分だなぁと思いながら、休息取る個室に(と、いってもロールカーテンがドア代わり)案内されて説明を受ける。
名前が張ってある500mlの水は「出来れば飲んでいただけたら、はっきりと写りが良くなるようです」と言われる。



ちこちこちゃんのアドバイスで持っていった本のことを案内のお姉さんに言ったら
「大変申し訳ないんですが、眼球を動かすとそこに集中されますので、目をつぶってゆったりお休みください」と申し訳なさそうに言われました。
これはもう、寝るっきゃないね、と思う。(朝6時に起きた効用が、ここに!)


注射を処置室で打ってもらって、小部屋に帰り、しっかり水を飲み干し、寝ました。オッドマンの付いた上等の椅子だったので、タオルケットをかぶったら、即行寝ちゃいました。休息時間、約50分。

小部屋の携帯電話で2階に下りる指示を受け(放射能のことがあるので、係員は同行できません、指示に従ってください、との注意書きあり)、エレベーターで降りる。
スリッパをさらに履き替え、いよいよPETへ。
物腰の柔らかいお兄さんが案内してくれて、約20分中に入る。
・・・また、途中で寝ちゃいました・・・。


終わったら、しばし待合室なるところで待機。写りが悪かったら再度撮り直すこともあるという。
「終わりました、着替えて1階でご清算ください」
やった~、帰れる~、三時間かかると書いてあったけれど、二時間で終了~!


着替えて勇んで1階へ。これが落とし穴でした。
だってね、はっきり紙に書いてあった。『費用は26000円になります(三割負担)』で、馬鹿正直に26000円ちょいしか持って行かなかった私。
「お会計は28660円になります」
ぎょっひぇ~~~~!と、心の中で叫び、絶対にないとわかっているけれど、どこかにお金がないかと探してみる。
「・・・すみません・・・すぐに取ってきます・・・お金が足りません」

そういえば、初めてのお薬購入時にも足りなかったっけ・・・何回同じことを繰り返すの?自分・・・。
と、いさめながら取りに戻って払ってきました。


その日は、一応働いたんだけど、どうにも眠くて、午後7時に店を終えて食事後は、ずっととろとろ眠ってしまいました。
放射能が身体に影響?と、思いながらも、しばらくは何となく調子が悪かった。


出来れば、二年に1回ぐらいの割合でお願いしたいもんだわ、と思っちゃいました。結果は、検診日までお預け。それでいいやと思ってるの。
次回行くときには、お金は多く持っていこう。(教訓) 

ほっこ君のためのトイレ講座

2007-07-20 23:11:00 | うちにゃん
毎日、ねこのお世話はかかせません。
猫トイレをね、毎晩3個掃除してます。

猫の数って何匹?、って聞かれたら、それは企業秘密なの、と言うことにしてるの。
私だって、よもやこんなに猫ちゃんと深いお付き合いになるとは思わなかったわ。
でも、確かに癒されているのかも。
仕事が終わって、ふ~~~って一息つくときに、そばにいてくれる子がいるのはうれしい。ベロベロなめてくれるのもうれしい。
夜寝るときに、いつも誰かがそばにいて、ふかふかのしっぽを触るのはうれしい。
(写真は、最近体重計のせいで、やっぱり10キロあったことが発覚したチーちゃんと、寝るときには必ずお父さんのそばでしか寝ないべーちゃん。)


うちのねこトイレ歴は、とても長いです。
したがって、うんちくがたんまり。(笑)
猫の砂ひとつをとっても種々雑多。おからのヤツやら、固まるヤツやら、水に流せるやつやら、果ては自分で新聞紙を切り裂いて砂にする、とか。
2年ほど前に「にゃんとも清潔トイレ」が出たときは、画期的だ!と絶賛してしまいました。トイレ難民も、ここにようやくたどり着けたのか・・・と思ったほど。

でもね、花王製品なんですが、とっても高いの!消耗品が!!
うちは、それでなくてもトイレ需要が半端ではないので
花王が謳っている「二週間トイレ掃除いらず」なんて、夢のまた夢。
毎日「砂」と下に引く「マット」を交換していたら、お部屋はとっても清潔になったけれど、家計を圧迫。(マジです)

しばらくは我慢してましたが、とうとう・・・もうこれ以上は無理、と・・・。
そんな時に見つけた、ミュウ。

安くて、ヒノキの香りがして、しかもきれいに崩れてくれます。
「にゃんとも」製品とは似て非なるものですが、安くて理想的。

そうして、マットのかわりにペットシーツを引くことにしました。
これがね、需要と供給がおっつかなくて、毎日尿検査してる気分。

そんなこんなで、毎日を送っていたときに巻き起こった乳がん事件。
ネコのトイレはどうなるよ?と、とても心配したけれど
相方が、とてもいい方法を開発しました。とはいえ、所詮オトコのする仕事、ペットシーツ大盤振る舞いだったのを、私が少々改良して、今の形に落ち着いてます。
以前は、ネコトイレに月7000円ほどかかってましたが、今では2000円弱!

用意するもの・・・新聞紙二部、ペットシーツ二枚、ゴミ袋、補充するならネコ砂ミュウ。
ミュウはたたくと細かい木屑状になって下に落ちますので、すのこの下に落としてしまってから敷いていたものを取り替えます。


取替え方法は、まず、新聞紙を二部ほど半紙の状態で束ねておきます。

次に二つ折りしたペットシーツを二枚、新聞紙の上に。

ネコトイレのすのこを乗せ、猫砂の補充が必要なら補充します。


これで、出来上がり。
このおかげで、今では楽々トイレ掃除の日々。
(でも、毎日してるんだけどね)

ほっこく~~~ん、めいちゃんひとりなら、こんなことしなくても、楽々トイレ掃除でしょ~~~?

月一検診日

2007-07-13 18:50:16 | 退院1年目の雑感
何だか、どうも人が多くなってきている気がしている、最近のうちの外来。
退院間なしの頃は、診察時間(2時から始まります)すぐの予約番号だったのに、
ここんとこ、夕方近くの順番になってます。
今日もご多分に漏れず、4時頃の診察。
ついつい、ほっこりしちゃって、・・・今日も走って行きました。

開口一番は必ず
「どうですか?」と聞かれるの。どうですかって・・・。
「先生、最近、お腹がすぐに痛くなって、痩せた!」と叫んでみました。

抗がん剤は毎日三回、食事のあとに飲んでるんだけど、これは胃薬とセット。
胃薬飲むってことは、きついんだろうなぁとは思ってました。


ここ一週間前辺りがピークだったんだけど、食べてしばらくすると、キュルっと来る。
それで、おかげさまで(?)ウエストが痩せました。

「うーーん、止めてもいいんだけどなぁ・・・」
えっ、それって、飲まないってことだよね?
途端にちょっと不安になる。5年飲むところを半年で断念するって、もしかして患者として良くないってことになんないか?

思わず「でも、そんなにつらいわけではなくってぇ~、もし再建するならお腹のお肉がなくなるのはどうなのかなぁって」
「それはそれで、いいんじゃない?痩せてうれしかったりするんでしょ?」とにまにま笑う先生。
結局続けることになりました。

「最近ね、背中とか痛いときがあるんですよね」
「どの辺?」
術後半年。
以前の話では、年に1回したらいいやん、と言っていた検査を、じゃあそろそろしようということになりました。
23日にPETです。
朝抜きで、お昼前に行ってきます。
やっぱり、ちょっと不安になったり。(笑)こういう気持ちが、これから続くんだなぁ。
まぁ、実は病人なんだもんっ、仕方ないよね。




それより、台風が近づいてますよね。
これをお読みの みなさんのところは大丈夫でしょうか?
うちは、看板類を最悪の場合は全部取り込み、ですかねぇ。植木鉢も入れないとやばいですよね。
台風が来ても、うちの店は休みません。かえって、他のお店が早く閉店して、大繁盛になるってこともたまにあるんですぅ。
客商売って不思議ですね。


5・6・7・8・9日目

2007-07-06 17:38:12 | 入院編
って、まとめてみた。(笑)
入院中、私はすることもなく、丁度クリスマス前・お正月前だったので、
おせち料理の本を持ち込んで、何を作ろうかなんて 暇をつぶしてました。
辛かったのは、お尻の痛みだけだった。
傷口ってこんなに平気なものなの?と思ったものだ。
おかげで、今 結構痛いじゃん!と、少し暴れたくなる。(笑)

退院するまでのこの期間、
「目標・クリスマスまでには帰るぞ!」と、腕のリハビリに一人勝手にいそしんでいたなぁ。
うちの先生は、大切と思えることもあっさり言い流すので、話すときには聞き流さないように注意してた。

その中のひとつ、
「リンパ液を増やさないようにするには、少し水分を控えたほうが良いよ」

「ドレーンは、50切らないとはずせなくて帰さないからね」
と、手術前から言われていたので、それまで前半飲んでいたお茶や水を極力減らすようにした。

そういえば、あの頃の心配は猫のトイレ始末。
相方に出来るの?と、とても心配で、あの子達が不憫な汚いトイレでいやいやしているんじゃないかと、心配したものだ。
「ねー、ちゃんとトイレ掃除してる?」
心配そうにたずねる私に、にまっと笑って、めっちゃ得意そうに
「いい方法を見つけて、とても簡単に掃除してる

そう、帰って来て、その方法が画期的にすばらしかったので(笑)私は思わず自分の存在価値まで問いましたよ。
ああ・・・ねこのことは、任せられるのねって。(でも、現在、やっぱり私の仕事となりました。いるとしないのね・・・)


12/18(6日目)RI検査
12/19(7日目)CT検査
6日目のRI検査のときに、お昼が抜かれて、思わず「ご飯はどうなりますか」と聞いちゃった私。楽しみは、食べることと寝ることしかなかった。

「簡単なものをご用意します」と答える婦長さん。
戻ってきたら、朝食用のパンと牛乳でガックリ。
来なくていいよと言ってたのに、来てくれた父が手土産にお寿司の詰め合わせを持ってきてくれたのには、感動したなぁ。
何だか涙が出そうになった。

父との接点はそんなになくて、親子関係は淡々としたものだと思っていたけれど、
振り返ると、入院中の私をとても気遣ってくれていた。
検査で食べるものがないだろうとか、知らない間にテレビカードを差し込んでいてくれたり(といっても、ご本人が何も言わずに差し込んでくれていたので、後半になるまで気づかなかった)、退院時の同室のおばあちゃまたちに渡すお菓子とかも持ってきてくれた。



そうして、ようやく8日目の朝、ドレーン抜かれる。
研修医の先生だったので、ちょっとビビった上に、とても痛かった。
張り付いた皮膚組織をね、バリってはがした感じだった。
おかげで、それからしばらくジクジクした痛みと、出血!
取れたら退院、と思っていたのに、出血がおさまるまでお預けとなった。