明るい乳がん生活&子宮体癌生活(の、予定)

~~2006年11月告知、12月手術、明るい生活を送っていこうと決めました!愛猫たちと頑張る!~~

またまた急展開。

2016-04-10 10:11:30 | 再建への道のり2016
先日、ボトックス治療に行ってきました。
なんと、その先生は京都の果てに異動になったとかで・・・

悲しいことにその病院で治療してもらうのはこれが最後。

でも、他の先生に打ってもらうのもなんだし(笑)
結構親身になってくれた先生が、治療続行したそうだったし
「ボクは水曜日は必ず京大病院にいるから」という言葉に食いついて
「じゃ、何かあったら水曜日に京大病院に行きます!」と約束しました。
医学生で今回が8回生らしいので、若手中の若手だったんだな。

「少し多めに打てるよ」の言葉にも食いついて
「お願いしまーす」ってやってもらったら
翌日からとんでもないことに。
眼が腫れぼったくて、いうことをききません。
仕事で忙しいこともあいあまって、疲れがさらにドドッと来てる感じ。

ここ数日でだんだん落ち着いてきた感じ。
もうしばらく、目の方は様子見です。



そうして、この間の金曜日が診察日だったんです。乳がんの。
なななななななな~んと、予約受付のお姉さんが書類を打ち出しながら
「申し訳ないですけど、また先生が変わりました」
えーっ、また違う先生?
まぁ、前回のやる気ナッシングの先生を適当にあしらおうと思っていた矢先なので
微妙ではありましたが、お会いしました。

なんと、今回の先生は、油がまさに今乗ってるって感じの熱血漢。
お会いした途端に、手ぐすねを引くかのように
「何か聞きたいことはありますか」とまず言われ
戸惑う私に
「僕からはお話しすることがたくさんあります」と言われた。

更に戸惑う私に
・自分は形成外科医と乳腺外科医のダブルライセンスを持っていること
・前回、日赤に行かれたようだが、インプラントなら僕が手術できること
・タイムイズマネーなので、強要はできないけど、インプラントはいいよー
な~んてことを、マシンガントークで語ってくださいました。
術例を見せるってUSBをパソコンに挿されたんだけど調子が悪くて読み込まなくて残念そうでした。(笑)

「ネットで、『ドクター松』って検索して」と言われたのでじっくり先生のホームページを読みましたよ。
実際、私の希望は自己再建であって、出来ればそうしたいんだけど
ちょっと気持ちが揺らいでます。

だって、すぐ近くで手術出来るんだよ?(まぁ、インプラントなんだけど)
でもって、早くて二泊三日って言われたんだよ?(自己再建は一か月)
あーっ、悩む。

そうしてフルツロンのことも言われました。
なんでこんなに長く飲んでるの、意味ないよって。 
あっちゃー。
実は、フルツロンをやめるって言おうとしてたんだけど、よくよく考えると再建後にやっぱ飲んでおきたいやと思ったら後の祭りなので
しばらくストックしておこうと思ってたんだよね。
「お守り的に飲みたいのはわかるんだけど、日赤の先生に叱られたって言うのはさすがだなー」なんて
ドクター松はおっしゃるの。
ずっと抗ガン治療してる身体になっちゃってるじゃん、という意味がいまいちストンと落ちてこなかったので
次回は先生とその話をしてこよう。
「取りあえずは、前回通りお薬は出すよ。でも、出来るだけ少なくしていく方向でやっていこうね」みたいに言われました。

「自己再建でするにしても、エキスパンダーを入れて皮膚を伸ばしたら切り取る皮膚が少なくなるから
そういう意味でもお手伝いするよ」と優しい先生。
ね、ちょっと悩むでしょ。

「今まではガン治療を頑張ってきたけれど、これからは再建のことを考えて頑張ろう」って
熱く語ってくれた先生。
前の(一回しかお会いしてないけど)先生よりうんと頼もしい。

仲良くなって、いろいろと勉強できればいいな。
取りあえずは今月の20日に日赤に行ってくるので、鬼が出るか蛇が出るかみたいな気持ちになってます。(笑)
はたして、自己再建になるのか(日赤の先生が残留してるかどうか)、逆転ホームラン的にインプラントになるのか、
まだ謎です。
ちなみに、先生のホームページには幹細胞を取り出した脂肪のことも書いてあってインプラントプラス脂肪なんて方法もあるみたい、じっくり話し合わねば・・・と
思った私です。 

形成外科での診察、追記。

2016-01-31 15:34:25 | 再建への道のり2016
寒くなったり、陽がさしたりで、体調も整いにくい毎日ですが、
何とか元気です。

週一で介護のために帰っている実家で、急転直下の出来事が多々あったのですが
まぁ、その話はすれば暗くなるので置いといて。

先週に書いた形成外科の先生との会話で書き忘れていることがあったので追記。

胸を先生に見せた時、
「おっ」みたいな反応があったので
「乳がんの手術をする時に主治医に『再建するかどうか』を聞かれたので『一応する予定』と答えたんです」と告げると
「それでかー。いや、きれいに切ってあるなぁと思ってね」と言われました。
元主治医、グッジョブ!!
ちょっと嬉しくなりましたよ。
通っている9年間、何度か元主治医に「先生が作ってよー。外科医なんだからさ」と言ったら
「オレは無理。そういうのが得意な人がするべきなんだよー。絶対ヤダ」と言われてたんだけど
腕はよかったんじゃん。ありがとう、元主治医。

ただ今、炭水化物を食べては「お腹になれ」と念じているんですけど、せめて健側の胸との差が少しでも縮むといいなぁ。
こんなにお腹が太って欲しいと思う日が来るなんて信じられないよ。

目に入った再建ブログの方の話を読んだりしているんだけど、4月までまだ時間もあることだし
もっと勉強しておかないとな、経験者の方のブログを読み込んでみようと新たに思った本日でした。
再建する側の胸が少しでも柔らかくなるように、クリームを塗り込んだりして頑張ってます。

再建へ始動!

2016-01-24 10:56:35 | 再建への道のり2016
月曜日に日赤の乳腺外科へ行ってきました。
そこですぐにも相談に入るのかと思いきや、話を聞いて胸を見せて、形成外科の予約。
ええっ、そうですか。
あ、まぁ、形成、ですよね。
しかもここの患者じゃないですしね。

乳腺外科って「外科」がついてたので、すっかりここの先生が再建してくれるのかと思ってました。
でもまぁ、いいんです。

新主治医が書いてくれた紹介状は通り一遍だったらしく、
「経過が一切わからないけど」と普通ならCDとかを添えるらしいんですが
『CD画像なし』ってカルテに書き込まれてましたよ。

でも、そこで
フルツロンをいまだに飲んでることにかなーり反応されて
「10年も飲んでるっ?!どうしてそんなことになってるのっ?!」ってかなり強く言われました。
抗ガン治療してないんですよね、私。
「だから、抗ガン治療がこれでしょっ、いまどきこんなに長く飲むなんて考えられない、
飲んでも2-3年だよ?ここではこの薬、一切使ってないからね」
はぁ、そうなんですね。
「ま、その先生の考えがどうなのか知らないけど」
いやぁ、私とってはかなーり信頼できる先生なんですけどね。気も合ってたしね。

「再建するなら、感染症もかかわってくるから、フルツロンは飲まない方がいい」
ええっ、予後治療だと思ってたし、飲んでてもそんなに副作用もなかった(手の爪が割れやすいなー程度)から
あと5年飲もうかどうしようか、と言われた時も「いいよ、5年飲むよ」と即答した私。

帰ってきてからネットで検索するも、どのぐらいが適度の服用期間なのかわからない。
再発した人が18年飲んでるって話ぐらい。どうするかなぁ。
ただ副作用として、感染症にかかりやすくはなるのが確か。
これから手術する身としては、少し気になる。
三か月後の新主治医に相談かぁ。明確な意見持ってるのかな、新主治医。

で話を戻すと
乳腺外科の先生は「穿通枝皮弁法もしてるけど、腹直筋皮弁法やインプラントが多いかなぁ。垂れない?いや、どっちにしても作るんだからたいして垂れないと思うよ。変わんないよ」と簡単に仰る。
「入院は二週間ぐらいかなぁ・・・でもまぁ、形成外科の先生と相談してね」
元主治医と同じ感じで話しやすくはあったんだけど、でもフルツロン問題投げかけられてビビったっちゅうの。

「じゃ、今度の水曜日に形成外科予約ね」
えっ、・・・あ、そうですね。取りあえずは形成外科に受診しないとね。
もう早くしちゃったほうがいいよね。

で、行きましたよ。今度は翌々日の水曜日に形成外科。
ネットで見てたら若い先生のようで少し嫌だったんだけど
お会いしてみたら、そこそこ貫禄があって、しかもしゃべりやすい。
「胸見せてねー」と「お腹と背中見せてねー」と見てもらいました。
私の希望は
・自己再建したい。しかも穿通じゃなきゃやだ。出来たらあんずちゃんに教えてもらった浅下腹壁動脈皮弁でしたい。
・自営業でバイトが少なくなっているのでこの一年をめどに再建したい。
・乳頭も作って欲しい。でも、乳頭にへこまないようきちんと何か入れてほしい。
の三点。
ちゃんと私の話に耳を傾けてくれて、説明してもらいました。

・自己再建する場合は一期再建できるので、エキスパンダーを入れなくても良い。ただ、直線型ではなく楕円型に傷が残る。
・インプラントでなく自己再建にしたほうが、より自然に出来上がってくるとは思う。ただ、あなたの場合は胸が大きいので背中は無理でお腹から取ってきてもサイズがダウンすると思う。
・ここでは浅下腹壁動脈皮弁法はしてないので、穿通枝皮弁法になるけど実際に手術してみて、血管が細かったりの理由で出来ない場合は急きょ腹直筋皮弁法でする可能性もある。
・乳頭を作る場合は手術した時に軟骨を少し取って、胸の下のほうに入れておき、それを乳頭作成時に取り出して作れる。
とのことでした。

エキスパンダーを入れなくていいというのは、すっごくうれしかった。何回も通って水を足すのは邪魔くさいんだもの。
でも、そっかー。お腹の脂肪だけでは足りないのかー。
実は70-75のEカップなのです。
しかも、ホルモン治療で胸は小さくなるかもと言われていたのに、律儀に大きさを保っちゃったのです。
「作れてCカップかなー」
ツーカップも小さいとなると、それは見た目どうなんだろう?
まぁ、いざとなったらパットを入れるか。
「大きい方の胸を小さくしちゃうってこともできるけどね」
いや、わざわざ大丈夫な方の胸を切るってどうよ。
「先生、いざとなったらカップでも入れとくわ」
でも、手術するまでに、何とかお腹の脂肪を増やせたら・・・。

「お腹って言ってもね、全部が使えるわけではないんだ。横の部分はほとんど使えないしね」
真ん中のレア肉のみですかー。きびしー。

「でも、これから異動の時期にも入るし、もし僕が通えるところに移ったらそこに来てもらってもいいし
ここでするにしても、今度の先生が出来ないなら、他の病院を紹介するし。
だから、四月に入ってから相談ってことで」
まぁ、仕方ない。四月に予約を入れてもらって今後を決めることになりました。
はっきり言ってくれるからこの先生がいいんだけどなー。

しかし「えっ、10年もシリコンパッドつけてるの?そんな人、初めて会ったかも」
えっ、こっちのが驚きだよ。入れなかったらへこむじゃん。
私の場合は、胸がへこんだらとんでもないことになるよ。
「いや、たいていはもう邪魔くさいって入れない人が多いよ」
そりゃあすごい。邪魔くさいけど入れないとバランスも崩れちゃうよ。
相方の熱望もあるんだけど、この毎日の出し入れも邪魔くさいし一体感のなさが煩わしいんだよね。
だから絶対再建って思ってるのよ。

先生の話では、やはり強い信念と意思をもって頑張らないと再建の道のりは厳しいらしい。
私は以前の再建講演会で会った横の方が、自己再建後に壊死してもう一度再建し直せないかと聞きに来たと言ってたと
先生に話したら
「その人はめちゃくちゃ強い人だ」って言ってた。
その講演会はずいぶん前で、講演は阪大の矢野先生だったのだけど、
「あ、阪大なら矢野先生?」と聞いてきたので、この先生は案外再建について詳しいのかも・・・とさらにこの先生でお願いしたいと思ったのでした。

で、四月になるまでまたしばらくは動きなしです。
四月の初めに新主治医の診察があるので(その時に血液検査の結果発表)フルツロンについて話をして来ようと思ってます。
で、適当にあしらわれたら、形成外科の先生とよく話し合おうと思ってます。
私は飲み続けてもいいかなーと思ってるんだけど。