初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

名玉テッサーレンズ

2018年06月17日 23時45分49秒 | Weblog



戦後、レンズのコーティング技術が

生まれてレンズの透過率が

ぐんと上がりました

最初、レンズを眺めると紫色か

青い色をしていました

レンズの表面を見て青色に見える

ことは、レンズから青い光を反射している

ことになります





青く見えるコーテッドレンズを使って

カラーリバーサルフィルムで風景を撮ると

青色が不足して、いくらか赤っぽく見える

写真になるのでしよう?

そこで、新しくレンズの表面が

赤っぽく見えるアンバーコーティング

を施したレンズが現れました

… … …

コーテッドレンズの汚れを不注意に

布でこするとコーティングが剥がれるので

丈夫なコーティングを施したレンズが

キヤノンから発売されました

名前がウルトラハードコーテッドと

云っていました…






コーテッドレンズが現れるまでは

構成の単純なレンズが良いということで

3枚構成のトリプレットかトリプレットタイプ、

また、3群4枚構成の名レンズ(名玉)テッサーが

流行りました。

… … …

また、テッサー型レンズも数多く製造されました

エルマー(ライツ)、スコパー(フォクトレンデル)

エクター(コダック)など…

我が国のズイコー、ヘキサー、ロッコールなどで

テッサータイプが製造されていたはずです…