初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

パノラマ写真

2009年12月31日 18時36分15秒 | Weblog


写真は散歩の途中にある閉鎖された倉庫の表です。

大きな倉庫の両側に選挙候補者のポスターが目立っています。

倉庫を一目見てポスターを入れ込んで

フルショットを撮りたくなりました。

愛用のコンパクトデジカメでは、レンズの焦点距離が

6、3~19、2㎜(35㎜換算で38~116㎜)なので、

とても画面に入りません。

斜めショットではなく,真正面から撮りたいのですが…。

相手が静かな被写体のときは,パノラマで撮ります。

カメラ縦位置で,3枚つなぎに決めました。

このカメラのズームレンズは,ワイド端で少し樽型歪みが出ます。

その影響が出たのか,被写体の倉庫までの距離が短かったのか、

屋根の部分でつながっていないところが 2ヶ所出ました。

パノラマを意図したときはある程度,被写体から離れた方が良いようです。

            … … …



上のの写真は,リニューアルオープンした近所の上新電機ですす。

開店時間10時15分に少し早く行きました。

開店待ちの時間に遊びでフルショットを撮ってみました。

カメラを横位置で7枚つなぎです。

散歩が終わって,早速,Photo}Shopに取り込んで,

パノラマモードで走らせます。

しばらく時間がかかって,やがてパノラマを拒否されてしまいました。

ファイルが大きくなりすぎたのかもしれません。



左側4枚でパノラマを作ります。それを一つのファイルとしてセーブします。



右側3枚でパノラマを作り,一つのファイルとしてセーブしました。

            … … …

左側ファイルと,右側ファイルで一つのパノラマに作りました。

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デジタルカメラは,撮影してすぐにできあがります。

ポラロイドのインスタント写真、顔負けのスピードです。

私のブログの添付写真は、大体その日に撮ります。

どのようなショットが撮れるのか、散歩が終わるまでわかりません。

            … … …

その日暮らしの写真です。











印画紙の現像

2009年12月30日 17時39分45秒 | Weblog


12月22日のブログ「引き伸ばしプリント」で、

引き伸ばし印画紙にネガフィルムを露光して現像するところまで

書いてほったらかしになっていました。

            … … …

引き伸ばし機のイーゼルに置いた印画紙にネガフィルムを投射して、

露光します。

露光後,印画紙を現像バットに浸します。

間もなくポジ映像(陽画)が現像液の中で浮かんできます。

            … … …

フランス映画「死刑台のエレベーター」のラスト近くで,

暗室で引き伸ばし作業をするシーンがありました。

現像液の中の印画紙に人物が浮かび上がってくる

スリルある場面がありました。



慣れてくると,現像バットの中で,

映像があまりに早くスーッと浮かび上がると,露光オーバーですし、

遅いと露光不足とわかるようになります。

暗室の中は,印画紙に感光しない茶色い安全灯(セーフライト)で

印画紙を照らしていますから,少し濃い目に上げます。

印画紙が適当な濃度になりと,現像を打ち切って,

停止液のバットに浸して現像の進行を止めて,

次に定着液のバットに浸します。

定着終了後,水洗をします。

今時分の、寒いときは水洗の水が冷たいです。

約30分ほど水洗いして、メッキのかかった鉄板(フェロ板)に

印画紙を貼り付けます。

これをフェロタイプ乾燥と云います。

乾燥用に電熱(ニクロム線)の入ったかまぼこのような乾燥機で乾燥します。



乾燥した印画紙の光沢がムラになったりしてなかなかうまくゆきません。

引き伸ばしの作業で最後の難関でした。








続・禁煙スタート

2009年12月29日 18時57分30秒 | Weblog


写真は,河内長野市立長野小学校の校門です。

教育に熱心だった藩邸の跡に小学校が設立されました。

その藩邸の門をイメージに出来たそうです。




南海電車・河内長野駅の近くにある、旧家のイメージの建物です。

詳細はわかりません。



今日も酒は呑まなくて済んだで始まった私の禁酒。

今度は,禁煙が仲間入りしてきました。

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毎日,今日も酒を呑まなかった、タバコものまなかった。

,寝床に入るとき,今日も無事に済んだとホッとして就寝します。

           … … …

まさに老人の心境になってきました。




病院内は、さすがに自販機は置かなくなりましたが,

街中にはまだ沢山置かれています。

しかし、禁酒・禁煙したものには,街中にいかに自販機が

多いかあらためてビックリします。

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外国から云われたのか、喫煙の年齢制限が出来ました。

自販機で購入する場合,

年齢制限で,タスポというカードが必要になりました。

コンビニエンス・ストアで申込用紙がありましたので

申し込んでみました。



禁煙の身ですから勿論,使ったことはありません。

            … … …

職場にタバコを早くから止めていた同僚がいました。

喫煙している仲間や私の側に来て

「やに臭い…煙が臭い…」

と云います。

私が禁煙を始めたときに、その同僚はすでに亡くなっていました。

私より年齢が若かったのに…。




ヘビースモーカーの代表は,なんといっても、

映画監督の市川崑さんでしょう。

タバコに関してはいろいろと逸話が残されています。

1日,100本喫煙していたようです。

しかし、92歳で亡くなるまで,お元気でしたから、

タバコが悪いとはいえません。

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晩年,車いすで舞台に登場していましたが,

足元に気を付けながらヨボヨボと登場するより,

車いすのほうがよっぽど格好がいいです。

森繁久彌も晩年は車いすでした。

           … … …

広い畑で,麦わら帽姿の老農夫が、自分の畑を見渡しながら

タバコをくゆらしている姿はなかなか格好がよろしい。

その歳まで喫煙してどうもないのですから

最後までお吸いになったらと思っています…。











禁煙スタート

2009年12月28日 20時53分11秒 | Weblog


大学附属病院で2カ月に一度,定期的に診察を受けていました。

あるとき、担当医師が、動脈硬化を調べてみましょう…

院内の検査室に予約を取ってくれました。




加齢による血圧も高くなっていました。

血圧を下げる錠剤も貰っていました。

市販の血圧計を購入して,家で朝,昼、就寝前と血圧を

測り始めていました。



動脈硬化測定の日,検査室へ行きます。

ベッドに寝かされ,両手首,両足首に電極をつけます。

心電図をとるのと同じ要領ですが、少し大げさでした。




心電図、心音図、脈波、及び両手、両足首の4箇所の血圧を

同時に測定することで、総合的な判断により動脈の

閉塞状況と硬化状況を調べることができるとあります。

            … … …

検査時間はわずかで、痛みや苦痛はありません。



原理は、柔らかい血管は、心臓が血液を押し出した圧力を、

血管が膨らむことで吸収できます。

動脈硬化で硬くなった血管は膨らむことができず、

圧力の吸収ができません。

そのため、心臓からの圧力を血液が直接受け伝播速度が速くなります。




貴方は血圧も高くなっている,動脈硬化も進んでいる。

ということで、禁煙を勧められました。

            … … …

禁煙は,なめてかかると成功しないと、

昔読んだハーバード・ブリーンの「あなたはタバコがやめられる」を

思い出しました。

            … … …

テレビのコマーシャルで

「わたしはこれで」タバコをやめました…」

の禁煙パイプ…

            … … …

朝,腕にニコチンのパッチを貼り付ける

禁煙パッチとかいろいろありました。

           … … …

これらは結構費用も掛かります。

何も使わずにいけるところまで行けと禁煙を始めました。

1日,何とかタバコがやめられました

2日、何とか止められました。

3日,止められました。

3週間,3ヶ月、3年と続いていきました。



決心をしたのは、2001年、9月、20日ですから

今日で8年3ヶ月ほどになります。

            … … …

決心の日付は,日記に記してあります。







たばこの煙

2009年12月27日 17時28分37秒 | Weblog


タバコの料金が一本につき5円程度上がると云われています。

タバコは一箱20本ですから、100円の値上げですか…。



世間は嫌煙権で、大っぴらにタバコを吹かすことができなくなっています。

私もタバコを嗜みますが、嫌煙権の以前から,

東京行き新幹線で,東京駅までタバコを吸わなくても平気です。

            … … …

映画館の場内アナウンスで

「映写効果を妨げますからたばこはご遠慮ください…」

に、納得していました。

            … … …

場末の映画館で,場内、火事かと思うほど

タバコの煙がもうもうとして映写効果を完全に妨げている映画館に

入ったことがありました。



定期的な診察に通う大学附属病院内にタバコの自動販売機はありました。

喫煙室があちこちに設けられていて,室内はタバコの

臭いと煙がもうもうとしていました。

            … … …

あるときから、健康のためにの理由で,

病院内から自動販売機が撤去されました。

次に病院内での喫煙禁止になりました。

喫煙者は,病院の玄関脇の大きな灰皿に集まりました。

次に,病院敷地内では喫煙厳禁の措置がとられて、

腕章をはめた係員が配置されました。

愛煙家の入院患者は病院近くのバス停の灰皿まで行っていました。



50年ほど前,ハヤカワポケットミステリーで、

推理作家ハーバード・ブリーン著「あなたはタバコがやめられる」

というのを読んだ覚えがあります。

            … … …

甘く考えていてはタバコは止められない。

一月、止められればご褒美に自分に何かプレゼントをしろ

と書かれていました…。






お酒が呑めません

2009年12月26日 17時55分06秒 | Weblog


私が酒を呑めなくなったこと書きます。




若いころから、何年かに一度,腹痛(胃痛)の激痛に襲われていました。

わが家の主治医に診察をしてもらっても原因がわかりませんでした。




それから数年に一度,数十年に一度激痛が来ます。

しかし、翌日になるとけろっと治っていました。




25年前,何度目かの激痛が治まってから,大学附属病院で検査を受けました。

腹の上にパラフィン溶液を塗って,ローラのセンサーで

スキャンする超音波検査です。



結果,慢性膵炎と診断されました。

原因は大量飲酒です。

            … … …

ついに,酒が飲めなくなってしまいました。

一生分を呑んでしまったことになります。



酒を断つことを決心して困ったことは夜が寝られないことでした。

医師は睡眠薬に頼ると依存症になるから,頑張ってくれといわれます。

人間の体は良くできていて,本人には気が付かないが

睡眠はとれているといわれました。



今日一日は酒を呑まないで過ごせた、

明日も頑張ろうという気持ちの毎日でした。

三日,三月,三年が過ぎて,断酒が軌道に乗ってきました。



酒を断って周囲を見回しますと,

町にはなんとアルコールの自動販売機が沢山あることに気が付き驚きました。

            … … …

テレビやラジオからアルコールのコマーシャルがふんだんに聞こえてきます。

            … … …

なじみの「初めての街で」(永六輔、中村八大、菊正宗のCMソング)の

西田佐知子の歌がやたら耳につきました。



夜の繁華街は何年も近付きませんでした。

チョコレートもリキュールの入ったもの、

チョコレートボンボンに注意しました。

洋菓子のケーキにもリキュールの入ったのもあります。

            … … …

私は根が卑しい酒呑みでしたからなおさら,気をつけました。

            … … …



私の職業が,営業関係ではありませんでした。

酒を断っても仕事には影響しませんでした。

もし、営業のサラリーマンでしたらどうでしょう。



酒を断って,25年になります。

利点は,起床するとすぐエンジンがかかります。

二日酔いはまったくありません。









天丼の店

2009年12月25日 17時33分53秒 | Weblog




夜の法善寺横町を歩いたのは久しぶりです。



私は体を壊して、断酒してから夜の繁華街は好んで歩きません。



横町の裏にあった、芝居の「中座」は藤山寛美の「松竹新喜劇」の

本拠地でした。

藤山寛美が亡くなり、その後、経営不振で閉館になりました。



閉館後、解体工事で失火して中座と隣接していた、法善寺横町も.

類焼の被害を受けました。

法善寺横町は大阪の景観保護地域とかで,

石畳の道が狭いにも関わらず,類焼後、復興されました。

http://osakadeep.info/60.shtm




水掛不動の側に,「夫婦善哉」の店が相変わらずあります。

大酒呑みだった私は,この店の甘いぜんざいは食べませんでした。

http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/zen/index.html

            … … …

法善寺横町を出たところに,値段の安い「天丼の店」がありました。

仕事で中座や演芸の角座(松竹芸能)に来ているときによくいきました。

どうなったのかまだあるのかな…。

一緒に歩いている次男に話をしていると、

横をすれ違った気の良さそうなおじさんが

「「天丼の店」あるよ…」

私が案内すると言います。

ついて行きますと,時間が遅かったので店は閉めていましたが,

「天丼の店」はありました。

            … … …

昼食時には,店の外に行列が出来ます。

店内は,狭いカウンターで丸椅子が6、7脚あるのみです。

中に入って座ると,カウンターの向こう側の主人が,

海老の天ぷらを揚げています。

主人は黙って、熱い海老の天ぷらをのせた、天丼を

黙って出してくれます。

天丼を食べ終わるとすぐ、勘定を払って

席を立たなくてはなりません。

そとの行列のお客さんと入れ替わります。

           … … …

お客が混んでくると、主人は口笛で何かのメロディを吹きだします。

不思議な店でした。何の飾り気もない店です。

世の中が変わっても、元気で繁盛しているのでしょう。

            … … …

今は、息子が代替わりしているのかもしれません。




クリスマス・イブ

2009年12月24日 18時53分46秒 | Weblog


産経新聞朝刊のコラム(産経抄)今日の話題はクリスマス・イブ。

街のあちこちでつりーがかざされ飾られ…

日本人はこれほどまでに,キリスト教のお祭りが大好きなのに、

信徒の数ときたら総人口の1%に満たない…とあります。



私の通っていた幼稚園は基督教のミッション幼稚園でした。



場所は、京都市左京区の下鴨神社の裏側にありました。



下鴨神社が世界遺産になってから、

神社にお参りしたときに思い出しました。



覚えていた下鴨神社の横の道を歩いていきますと幼稚園が健在でした。



今日はクリスマスの行事が行われているでしょう。



我が街で、目を引いたサンタクロースを集めてみました。



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光のルネサンス

2009年12月23日 17時56分43秒 | Weblog


急に思い立って、大阪市の中之島の

OSAKA光のルネサンス&御堂筋イルミネーションを見に出かけました。

期間は12月1日~25日なので、

息子に連れてもらいました。



中之島に着くと、ウィークデーにも関わらず,大勢の人出で,

ガードマンが

「立ち止まらないでください…」

と叫んでいますが,綺麗なイルミネーションに見とれるので立ち止まります



Kansai Walker特別編集の小冊子を配っています。



             … … …

まず、会場に着く前に,なんばのインディアンカレーで食事しました。





http://www.indiancurry.jp/menu.html

もう何十年になるのでしょう。

            … … …

筋向かいの老舗「アラビア珈琲」も元気に営業していました。

            … … …

近くに味の濃い珈琲で名高い「丸福」も元気です。

古い店が元気に頑張っているのは力強く頼もしいです。





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            … … …



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我が街、河内長野市の中心にある寺ケ池公園の四季の広場で

イルミネーションを始めて,数年経ちます…。





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近所の豪邸も毎年、豪華なイルミネーションを展開しています…。



引き伸ばしプリント

2009年12月22日 15時58分18秒 | Weblog


12月18日、気温が6℃で、初雪でした。

しばらくして,陽が当たり出すと,跡形もなく消えました。



夕食後、暗くなってから部屋の机に引き伸ばし機,

現像液を入れるバッド,停止液用バット,定着液用バットを並べます。

引き伸ばし機で露光した印画紙を手で斜めに現像液バットに放り込みます。

バットには竹のピンセットをそれぞれ用意します。

現像液用のピンセット頭に赤いゴム、中間の停止液用のピンセットは

白いゴム,定着液用のピンセットは青いゴムのキャップが付いています。




白と青のゴムのキャップのピンセットは絶対に現像液バットに入れられません。

露光した印画紙はアルカリ性の現像液からアルカリを中和する酸性の停止浴を

通って酸性の定着液用のバットに浸かりながら処理を終わります。

アルカリ性の液に浸かる赤い印のピンセットと

酸性の白,青い印のピンセットはそれぞれのバットの間で混用が出来ません。



印画紙は,コントラストの違いで(2号,3号,4号)軟調,硬調,と

種類があります。

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学生写真連盟(学連)では傾向として,黒く焼き込んだプリントが

流行っていました。

三菱製紙の「月光V2~V3」が学生写真?で

よく使われていました。



現像液は,写真現像処方集に記載の印画紙用のDー72が一般的でした。

現像主薬のメトール(エロン)、ハイドロキノン,亜硫酸ソーダ,

炭酸ソーダ,ブロムカリと処方集の順番通りに溶いてゆきます。

この処方集の順番を無視すると,沈殿が起こって,うまく溶けません。

            … … …

次に大事なことは,現像液を入れたバットの温度管理です。

フィルム現像液も印画紙現像液の処理する温度は戦前の処方集では

18℃でした。

戦後の処方集では20℃になっていました。

どうして、戦後,温度が2度も高くなったのでしょう。

調べてみると,当時のアメリカの一般家庭の冬の室温が

18℃~20℃だといいます。

            … … …

こちらは、隙間風の多い部屋で,暖房は火鉢(練炭)一つで

厚着で過ごしていましたから、20℃の室温など夢のまた夢の環境でした。

            … … …

やがて、日本家屋も,窓をアルミサッシで密閉できるようになってから

室温が上がってきました。