初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

キヤノン対フジノン

2018年06月02日 22時01分18秒 | Weblog


冨士寫真光機は、各種の銀塩フィルムカメラを

製造してました。私も35ミリカメラの

フジカ35を一時期、愛用していました

このカメラのレンズシャッターがユニークで

レンズ絞りとシャッタースピードが

微妙に連動するコパルマジックが

ついていました。




この冨士寫真光機の映画用カメラの

レンズ、シネクリスターが優秀でしたが

日本の映画撮影所に広まりませんでした

輸入の10倍ズームレンズとカラーテレビカメラで

日本のテレビが白黒放送からカラー放送に

なりました。

そして、10倍のズームレンズのズーム望遠端で

明るさの落ち込みが激しかったので、その改良レンズとして

フジノンズームレンズが製造されました




テレビカメラのズームレンズはキヤノンが

独占していましたが、フジノンが新たに参入して

きました…

冨士寫真光機のフジノンレンズ担当セールスマンが

東京駅一番発の新幹線でやって来ました

セールスのS藤さんは、なかなかレンズ知識も豊富で

巧みな話術で人を引きつけました

在阪各テレビ局を回って

「A局はフジノンを×本、B局でも×本契約を

頂きました…」と私どもに告げていました。