
ウエストコーストジャズで
ユニークなコンボがあります
バリトン・サックスのジェリー・マリガン率いる
ジェリーマリガン・カルテットです

4人編成のコンボですが
ピアノがありません
ピアノ・レス・カルテットと
呼ばれます

アドリブ演奏で普通ピアノは
バックでコードを演奏します
そのピアノのコードがマリガンの
アドリブで邪魔だと彼はいっているのです
素人の私には理解できませんが

ジェリーマリガンカルテットには
ピアノがありません
コンボの編成は
ジェリー・マリガン(バリトン・サックス)
チェット・ベイカー(トランペット)
ベースにドラムスの4人です

ところがチェット・ベイカーは
トランペットのほかに
歌を唄います

チェット・ベイカーが歌う
「マイ・ファニー・バレンタイン」を
聞くと、一寸、中性的な甘い声で
女性ファンが大勢います

チェット・ベイカーが離れたあと
バルブ・トロンボーン奏者
ボブ・ブルックマイヤーがこのコンボに
参加します
