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初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

マンハッタン・ジャズ・クインテット「スペイン」

2015年06月30日 21時18分13秒 | Weblog


マンハッタン・ジャズ・クインテットを

聴いていて、リーダー、

デヴィッド・マシューズのピアノの

左手のコードが、ふと気になっていました



マンハッタン・ジャズ・クインテットの

何度目かの日本公演で

大阪中之島公会堂の演奏会の

中継録画がありました



中之島公会堂は

天井に吊り下げられた

シャンデリアも時代を感じる

クラシックな建物です



クラシックでも

軽音楽オーケストラでも

ピアノは舞台に向かって

下手(しもて)、左側に

セッティングされます

… … …

マンハッタン・ジャズ・クインテットの

デヴィド・マシューズのピアノは

なんと、舞台の上手(かみて)右側に

セッティングされていました



デヴィド・マシューズは右を向いて

ピアノに向かいますから

私が疑問に感じた左手が見えることに

なります

… … …

ルー・ソロフのハイノートのトランペット

ジョージ・ヤングのテナー・サックスも

熱演です。

… … …

ピアノのデヴィッド・マシューズの

左手は、なにか大きな事故に遭ったような感じでした

私の疑問はとけました。

しかし、ピアノは素晴らしいものでした





貼付したYouTubeのファイルは、大阪中之島公会堂では

ありません




マンハッタン・ジャズ・クインテット

2015年06月29日 21時42分09秒 | Weblog


もう一つのMJQの

マンハッタン・ジャズ・クインテットについて

… … …

このマンハッタン・ジャズ・クインテットは

日本の発案でグループから立ち上げたようです



デヴィッド・マシューズ(ピアノ)、

ルー・ソロフ(トランペット)、

ジョージ・ヤング(テナー・サックス)、

チャーネット・モフェット(ベース)、

スティーヴ・ガッド(ドラム)。

の5人が最初のメンバーでした



チェーネット・モフェットは

新進の若手のベーシストです

スティーヴ・ガッドは他の

フュージョン系のアルバムで

活躍しています

… … …

YouTubeで見つけたMJQのファイルは

ベースがジョン・パティトゥィッチに

ドラム、ディヴ・ウィックルに変わっています



いずれもずば抜けたテクニックの持ち主なのに

世間であまり知られていない

スタジオ・ミュージシャン出身だそうです



日本でもアルバム制作には

スタジオ・ミュージシャンが参加しますが

スタジオで楽譜を渡されると

スタジオ・ミュージシャン連は

初見ですぐに演奏できる

すばらしい腕前だと聞いたことがありました



マンハッタン・ジャズ・クインテットが

たびたび日本公演を行っています

その公演を見ることができました







MJQとMJQ

2015年06月28日 16時17分11秒 | Weblog


インターネットの接続が切れました。

今朝、三男がやってきて

ルーター、モデムのケーブルの接続を確認して

電源を切ってリセットをかけて直してくれました

… … …

先日のライオネル・ハンプトンに対して

ミルト・ジャクソンの音色は少し違うようです



そのヴィブラフォンの構造ですが

金属の音板と共鳴筒の間にファンがついていて

そのファンをモーターで回転させて

余韻にヴィブラートをつける楽器ですが



ミルト・ジャクソンは、

ヴィブラフォンのモーターの回転を

うんと遅くなるように改造して

演奏していたようです



ミルト・ジャクソンはMJQのメンバーですが

ほかのミュージシャンとの共演も数多くあります

ジャズ愛好家のなかには、MJQ以外での演奏のほうが

面白いという人もいます。



YouTubeで見つけたファイルは

オスカー・ピーターソン・トリオとの共演の

「ベリー・トール」のアルバムで

「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」です

この曲はもともと映画の主題歌でしたが

ジャズのスタンダードになりました



ミルト・ジャクソンのヴァイブは

ピアノのオスカー・ピーターソンと

絡んで軽快な仕上がりになっています

… … …

MJQは、モダン・ジャズ・カルテットの

ことですが、もう一つ同名のMJQが

誕生しました。

マンハッタン・ジャズ・クインテットです。















ライオネル・ハンプトン「スターダスト」

2015年06月25日 19時45分35秒 | Weblog


ヴィブラフォーン奏者ではライオネル・ハンプトンが

知られていました。

… … …

ダニー・ケイ、ヴァージニア・メイヨ出演の

音楽映画「ヒットパレード」にもハンプトンは出ていました

ほかに、ベニー・グッドマン、トミー・ドーシー、

ルイ・アームストロング、チャーリー・バーネット、

メル・パウエルなどミュージシャンがどっと出演しています

私は、この映画でライオネル・ハンプトンの演奏ぶりを

初めて見ました



YouTubeで見つけたファイルはベニー・グッドマンカルテットで

「アバロン」です。ベニー・グッドマン(クラリネット)に

テディ・ウィルソン(ピアノ)、ライオネル・ハンプトン(ヴァイブ)

ジーン・クルーパ(ドラムス)のオリジナルメンバーに

若手のジョージ・デビュビエ(ベース)です



昔、ライオネル・ハンプトンのジャスト・ジャズ・コンサートの

「スターダスト」25センチ盤を購入しました

… … …

レコードが、SPからLP盤になった初期で

30センチ・LP盤より小さいので安かったのでしょうか

25センチ盤も発売されていました

しばらくして、この25センチ盤は無くなりましたが。



「スターダスト」演奏の順番は

テーマを、ウィリー・スミス(アルト・サックス)→

アドリブに入ってチャーリー・シェイバース(トランペット)→

コキー・コーコラン(テナー)→

スラム・スチュアートの声とボウイング(ベース)→

ドミー・ドット(ピアノ)→

バーニー・ケッセル(ギター)→

ライオネル・ハンプトン(ヴァイブ)で、このハンプトンが

白熱の突き刺さるようなアドリブが展開されます

… … …

ライオネル・ハンプトンの代表的な名演でしょう

少し長い演奏ですが、よろしければどうぞ



フュージョン系のギター

ジョージ・ベンソンの「スターダスト」を

聴いていると、途中で

なんとライオネル・ハンプトンの「スターダスト」の

アドリブがそっくり出てきました。

… … …

大先輩に敬意を表して演奏に入れたのでしょうか






モダン・ジャズ・カルテット「フォンテッサ」

2015年06月24日 18時30分19秒 | Weblog


私が学生時代を終えて、

サラリーマンとして働き出したころ

久しぶりに、四条寺町通り (京都)を

歩きました。

… … …

まだ、懐かしいラジオ店街は健在でした



なじみのレコード店に入ると

早速、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)の

「フォンテッサ」を勧められました

… … …

初めて聴くグループでした

クラシックの室内楽を聴くようで

ビックリしました



メンバーは

ジョン・ルイス(ピアノ)

ミルト・ジャクソン(ヴァイブ)

パーシー・ヒース(ベース)

コニー・ケイ(ドラム)で



とくに、ミルト・ジャクソンのヴァイブは

スイング・ジャズのライオネル・ハンプトンとは

違った演奏で、ブルースのアドリブが

好きになりました



MJQのアルバムにはほかにいろいろ

名盤があるのですが



私は、初めて聴いた「フォンテッサ」が

思い出深いアルバムでした



ついに、MJQもファンに惜しまれて

解散することになりました

CD二枚組で「解散コンサート」のライブ盤が

出ました。MJQ、ヒット曲のオンパレードで

熱演と完璧な演奏です

… … …

このアルバムを聴くとこのグループのすべてを

知ることができました。





People Will Say We're In Love

2015年06月23日 21時01分53秒 | Weblog


ミュージカル「オクラホマ」に

People Will Say We're In Love

という曲があります

この作品は映画化もされています



この曲の邦題は

「恋していると人が云う」と

直訳でしたがこれを次に

なんと

「粋な噂を立てられて」と

訳されました。



この翻訳の題名が気に入って

以後、この曲が急に好きになりました



誰の翻訳でしょうか

レコード会社の文芸部?にも

粋な人がいたものです



この曲はいろいろな歌手が

カバーしています

YouTubeを探してみると

ドリス・ディのファイルがありました

… … …

インストルメンタルで多くの

楽団、コンボもとりあげています



昔は、映画の邦題も

「哀愁」とか「心の旅路」とか

粋な題名がありましたね






ジョー・ザヴィヌル「バードランド」

2015年06月22日 21時53分04秒 | Weblog


電気楽器やロック風の奏法を取り入れた

新しい演奏のジャズ・ロックやエレクトリック・ジャズが

生まれました。この電気楽器や電子楽器は

ポップ・ミュージックなどにも影響しました



ストリングスやブラスなどと絡みあう演奏は

クロスオーバーといわれました

ジャズのマイルス・ディヴィス(トランペット)は

電気楽器群と共演した「ビッチェズ・ブリュー」を発表しました



批評家・油井正一氏はこの「ビッチェズ・ブリュー」を

激賞しましたが

私には未だに理解できない難解なアルバムです



このクロスオーバーがさらに

ラテン系のリズムも乗り越えて

融合するフュージョンとして出現します



ジョー・ザヴィヌル(シンセサイザー・ピアノ)と

ウェイン・ショーター(サックス)

ジャコ・パストリアス(エレキ・ペース)らで

「ウェザー・リポート」を結成しました



YouTubeで見つけたファイルは

「ウェザー・リポート」のライブで

曲名「バードランド」です

ジョー・ザヴィヌルはキーボードを駆使して

ウェイン・ショーターはソプラノ・サックスとテナー・サックスを

べースのジャコ・パストリアスは上着を脱いでの演奏です

… … …

ある外国の批評家はこの曲をこれでも音楽かと

酷評していますが、私はそうでもないと思いました








セロニアス・モンク「ラウンド・ミッドナイト」

2015年06月21日 20時58分05秒 | Weblog


私は、ジャズが好きですが

振り返ってみると

ピアノをよく聴いています



モダンジャズの最初から登場していた

セロニアス・モンクがいます

独特のフレーズで一度、はまると

好きになるプレイヤーでした



「ラウンド・ミッドナイト」か

「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」の

タイトルの作曲者でもあります



YouTubeでノルウェー&デンマークテレビコンサートの

カルテットのライブを見つけました

メンバーはチャーリー・ラウズ(テナー・サックス)

ラリー・ゲイル(ベース)

ベン・ライリー(ドラムス)です

特にベン・ライリーのドラムスの構成は

シンバル、ベースドラム・スネアとものすごくシンプルです

そして、チャーリー・ラウズのテナー・サックスのソロの間の

セロニアス・モンクはピアノを離れてその辺を

ウロウロするなど不思議なコンサート風景です



私はセロニアス・モンクのアルバムは

ずいぶん聞き込んでいますが

YouTubeによるコンサート風景で

セロニアス・モンクの天衣無縫ぶりがわかって

面白い発見でした。



日本のジャズ・ピアニストで編曲者の八木正生(やぎまさお)は

渡辺貞夫(わたなべ・さだお)とともに日本のジャズ界で

活躍していました。その八木正生がセロニアス・モンクに

傾倒していたと何かで読みました。








ナット・キング・コール「アンフォーゲッタブル」

2015年06月20日 21時10分32秒 | Weblog


ナット・キング・コールの愛娘ナタリーは

小さいときから歌手として活躍していたそうです



父親のナット・キング・コールは全盛時代で

これから円熟期に入る45歳で亡くなっています

娘、ナタリーは父親をよく覚えていないのではないでしょうか



彼女はデビュー以来、数々の賞を受賞しています

しかし、一時ヒットがなく、セールスも落ち込みました



やがて復活すると偉大な父親ナット・キング・コールの

カバー集「アンフォーゲッタブル」を発表すると

全米ポップチャート5週1位を獲得して異例の

大ヒットを記録しました



つぎに亡き父親の歌った音源に娘のナタリーの

歌をオーバーダビングした「アンフォーゲッタブル」を

発表しました。

この素晴らしいアイデアは誰の発案でしよう

ナット・キング・コールが吹き込んだ

「アンフォーゲッタブル」はきっと

マルチトラックで録音されていたのでしょう

そして父親の歌声だけ抜き取れたのでしょう

… … …

私はこの曲を聴いて感激しました



YouTubeで見つかりました

… … …

生のオーケストラでイントロが始まります

舞台の後ろの大きなスクリーンに

若いころのナット・キング・コールの

「アンフォーゲッタブル」の歌と

映像が流れて、それに娘ナタリーの歌の

共演で素晴らしいファイルを見つけました



亡き父親と娘の共演「アンフォーゲッタブル」の

レコードに驚いていたのに、舞台公演にまで

育てたアメリカの音楽界は凄いことです。







ナット・キング・コール・トリオ

2015年06月19日 23時31分08秒 | Weblog


懐かしいナット・キング・コール・トリオの

話を少し…



このトリオは、ピアノ、ギター、ベースの

3人で

「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」

「ルート66」

「イッツ・ア・オンリー・ペーパームーン」

などスイング感あふれる軽快なピアノを

良く聴いていました



私の学生時代の思い出です

何時からか、ナット・キング・コールは

オーケストラをバックにソロ歌手として

登場しました。



オーケストラをバックに

「トウ・ヤング」はラジオから

しばしば流れました



矢継ぎ早に「プリテンド」

「モナリザ」、

「キサス・キサス・キサス」

「スター・ダスト」



ナット・キング・コールは

次々にヒットを飛ばしました

それに子沢山の大勢の家族でした