キヤノンとフジノン(冨士寫真光機)の
ズームレンズ製造での倍率競争(ズーム比)は
かなり激しいものでした
どちらかが、ズーム比２０倍のレンズを
発表すれば、他方は２２倍を、すると
次は２５倍と…
また、製造されるズームレンズの
いろいろの機能も盛り込まれました
例えば、テレビカメラのパン棒に取り付けられた
ボタンを押すと、ズームレンズに
１、４倍か２倍のエクステンダー
(テレコン)が挿入されます。
同時に、ズームレンズも２絞り開きます
その他、テレビカメラ調整段階で
カメラコントロール卓からボタンを押すと
ズームレンズ内に調整用レジストレーション
パターンが入るようになりました…
どうして、国産のズームレンズが
ズーム比倍率の競争をしたり
エクステンターが簡単に挿入できたり
レンズの付加価値を高めていくのでしょうか
カラーテレビカメラはカメラ本体と
ズームレンズで構成されています
テレビカメラ本体の価格と、
カメラに取り付けられるズームレンズの
価格の合計でテレビカメラの総合価格が
決まります…
