
コンパクト・デジタルカメラ(ニコンLー6)をもらって
カメラ店のショーウィンドウを改めて眺めると
銀塩コンパクトカメラからデジタルに
すっかり代わっていました
中古カメラの棚は、画素数が少なかった
初期の中古デジカメが並んでいました

Lー6デジカメで撮って、
SDカードをカメラ店の
カードリーダーに入れると
ディスプレーに陽画の映像が
ズラリと並んで表示されます
銀塩カラーフィルム時代の
ネガ像はもうありません
SDカードから陽画で示されますから
人物の表情の善し悪しがわかります

銀塩カラーフィルムのときは
フィルム現像すればネガ像ですから
写真の善し悪しの判断がつきません
フィルム現像だけでなく
同時プリントをしなくては
どのカットが良いのかわかりませんでした

銀塩カラーフィルム1本撮影すると
24枚中で1枚写真が必要だとしても
同時プリントしなくてはなりません
フィルム1本につき約1000円ほど必要でした

それがデジカメのSDカードをコンピューターの
カード読み取りスロットに挿入するとディスプレーには
24枚のカットが陽画で見えます
表情の良いカット、気に入った風景のカットを
必要なだけ注文すれば良いのです
例えば、サービス判、1枚35円として
35×5=175円
で済むのです

銀塩フィルムの同時プリントが大きな収入だった
写真機店はデジタル写真への移行で
困ったことになってきました
