初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

気になる数字ズームレンズのズーム比

2018年05月31日 21時54分30秒 | Weblog



私を取り囲むさまざまな道具の

数字を改めて見ていました。

最初は、入学祝いに貰った

時計の×石の腕時計と

腕時計のベアリングに使われている

人工ルビーの数が気になっていました





次が、銀塩フィルムのASA感度

32、64、100、200など

そして、カメラのレンズの明るさ

F3、5。F4。F1、4。など

気になる数字がたくさんあります





テレビカメラ用にズームレンズが

製造されるようになりました

最初はモノクロテレビカメラに

ズーム比7倍のズームレンズが

現れました。

レンズターレット盤に単レンズに

まじって、ズームレンズを取り付けて

使い始めていました

… … …

つぎのカラーテレビカメラの誕生では

単レンズ4本のレンズターレット盤が

廃止されて、最初からズーム比10倍の

ズームレンズ一本で始まりました。

しばらくして、国内レンズメーカーの

キヤノンと冨士寫真光機の間で

ズーム比合戦が始まりました…







デジタルカメラとカラーテレビカメラ

2018年05月30日 22時09分22秒 | Weblog



デジタルカメラの光電面(CCD)の標準サイズが

ライカ判に落ち着くのか私にはわかりませんが

デジタルカメラは電気カメラです

電気カメラの先輩にはテレビがあります





テレビの黎明期のモノクロテレビカメラの

撮像管はイメージオルシコン管(真空管)でした

その光電面が丁度、24×36ミリのライカ判

でした。従って、モノクロテレビカメラのレンズは

35ミリ銀塩フィルムカメラのレンズを使用していました

ニッコール35ミリ、50ミリ、85ミリ、135ミリ

の4本が、レンズターレット盤についていました

やがて、カラーテレビ時代になって、撮像管は

プランビコン管(真空管)になりました

この撮像管は最初5/4インチでしたが

日本では、一回り小さい1インチ管が標準になり

ニュース取材(ENG)では、もう一つ小さい

2/3インチ管が使用されるようになりました

つまり、カラーテレビカメラの撮像管は

どんどん小さくなってきました

現在、撮像管はCCDに変わりました




カラーテレビカメラの受光面の面積が小さく

なるのに対して、テレビ受像機はブラウン管(真空管) から

薄型の液晶テレビになって、42型とか50型とか

どんどん大きくなってきました








デジタルカメラの標準サイズは?

2018年05月29日 21時25分56秒 | Weblog


銀塩フィルムのサイズは

大きいほうから8×10(えいとばいてん)

4×5(しのご)、ブロニー判の6×7、

6×6、6×4、5そして35ミリの

ライカ判、その半分のハーフ(ペンサイズ)など

ありました。



銀塩フィルムの銘柄が同じならば、フィルムサイズが

大きいほど、映像の鮮鋭度は高くなります

しかし、フィルムサイズが大きいと、そのカメラも

大きくなります。カメラの機動性と映像の鮮鋭度を

考えると、36×24のライカ判が限界だったのでしょう。





デジタルカメラが市販された最初の光電面(CCD)は

小さいものでした。

きっと、CCD製造の歩留まりが悪かったのかも知れません

私の使っているデジタル一眼レフのCCD(CMOS?)は

ライカ判の半分、APSーCサイズです。

最近、デジタル一眼レフもライカ判サイズのカメラが

市販されるようになりました。

銀塩フイルムカメラではライカ判が標準でしたが

デジタルカメラでの標準サイズもライカ判に

なるのでしょうか…

いずれユーザーによって決まるのでしょう




ASA100からISO100へ

2018年05月28日 21時26分36秒 | Weblog


銀塩フィルムの感度表示はASAでしたが

デジカメではISOが使われるようになりました

私は、銀塩フィルムのカメラで

昼間普通の風景を撮影する場合

例えば、ASA100のフィルム(カラーでも白黒でも)を

装填した場合、レンズの絞りをF16にして

シャッタースピードは1/100秒としていました。

中高感度のASA200のフィルムを用いる場合は

レンズの絞りF16で、シャッタースピードは

1/200秒。そして超高感度ASA400の

フィルムの場合はレンズ絞りF16、

シャッター1/400秒としていました。



私はフィルムのASAの数字を

レンズF16、シャッター1/ASA秒と

見ていました。

銀塩フィルムカメラからデジタル一眼レフに

持ち替えると、今度はカメラの感度表示が

ISOになりました。

デジタルカメラのISOはフィルムのASAと

同じ?ですから、デジタルカメラの感度を

ISO100に設定してあれば

レンズF16、シャッターは1/ISO秒ですから

1/100秒になります。




もっとも、最近の銀塩フィルムカメラも

デジタルカメラも、自動露出ですから

シャッターを切った後で、モニターで

レンズ絞りとシャッタースピードを確認

するぐらいですが…

… … …

ASA100の銀塩フィルムが調子といい

粒状性から見て、一応標準でしたが

デジタル写真になっても、ISO100が

はたして標準なのでしょうか?

… … …

私のデジタル一眼レフではISO400から

ISO800で使っています…





銀塩フィルムカメラからデジタルカメラへ

2018年05月27日 21時51分22秒 | Weblog



映画は銀塩フィルムで制作していました

テレビ放送も一時期、フィルムに


記録していましたが、VTRの出現で

テープに磁気録画されるよになりました。

毎日放送されるテレビニュースも

16ミリフイルム取材からENGになって

テレビ界では銀塩フィルムを使わなくなりました





私は長らく35ミリ銀塩フィルムの一眼レフで

遊んでいました。近所のカメラ店のショーウィンドウを

見ると、銀塩フィルムカメラにまじって、デジタルカメラが

並び始めていました。私は別にデジカメに関心は

無かったのですが、息子からのコンパクトデジカメの

プレゼントで初めて、デジカメを使いながら

「おや…!」と云うことになりました。





いままでのカメラはフィルム上に画像を記録していきます

デジカメはそのフィルムの場所に、CCD(CMOS)に

置き換えただけと簡単に考えていました

次に、WindowsVISTAを使うノートパソコンが

やって来て、今までのパソコンと違って映像が扱えることが

判ってきました。そして、デジタル映像をパソコン上で

編集できるソフトがあることも知りました。






カラーフィルム、ベルビアとリアラ

2018年05月26日 22時29分55秒 | Weblog



カラーリバーサルフィルムの話を

もう少し…。カラーフィルムには

色温度(しきおんど、いろおんど)が

設定されていました…




昼間の太陽を浴びる景色を撮影するには

デーライトタイプのカラーリバーサル

フィルムを使います…。もっともカメラ店で

購入する際、何も言わなければデーライトタイプの

フィルムでした。色温度5500K(ケルビン)です

このフィルムで夜の電灯光下で撮影するには

色温度変換フィルターをレンズ前に付けることになりました

フィルターはB12で、濃い青色をしていました。

露出は2倍になりました。

… … …

昼間に比べて夜景は暗いですそこへ露光補正2倍は

苦しいので、夜景用のタングステンタイプのカラーリバーサル

がありました。このフィルムは色温度3200Kに

設定されているので 、夜景撮影では色温度フィルターは

不用でしたが、このタイプのフィルムを昼間に使うときは

色温度フィルターA12(アンバー色)が必要になりました。





ここでも複数台のカメラを用意していました

私は、主にコダックエクタクロームを主に、たまに

コダックコダクローム(ASA25)を使っていました

数十年前から富士フィルムのベルビア(ASA50)に

なりました。カラーネガフィルムも富士フィルムの

リアラ(ASA100)になりました。

銀塩フィルム時代の最後に、完成度の高い

ベルビア、リアラが生まれたのはうれしいことでした…







銀塩フィルムカメラを使いわける

2018年05月25日 21時06分02秒 | Weblog


1本の銀塩フィルムは36枚が撮影枚数の

限度でしたが、もう一つ厄介なことがありました。

モノクロフィルムには塗布された乳剤によって

微粒子フィルムのコダック・パナトミックX

(ASA50)、普通のプラスX(ASA100)、

スナップ用の高感度フィルムのトライX(ASA400)が

あります。




例えばカメラに粒子の少し荒い高感度フィルムを

装填すると、1本のフィルムの途中で急に

低感度、微粒子のフィルムを使いたいと思っても

カメラに装填している高感度フィルムを使い切らないと

低感度フィルムに交換できません…




そこで、熱心なハイアマチュアカメラマンは

カメラボディを複数使用することになります

1台に低感度、微粒子フィルムを装填したカメラ

もう1台に高感度フィルムを装填して、撮影する

被写体によって、複数のカメラボディを使い分けて

いました。




カラーリバーサルフィルムが発売されたころ

私はモノクロフィルムを装填した

35㍉カメラとブロニー判(6×6)の

カラーリバーサルフィルムを装填した二眼レフの

2台のカメラを使用したことがありました。

… … …

銀塩フィルム時代のアマチュアカメラマンは

複数台のカメラを使い分けていました…









銀塩フィルムカメラとデジタルカメラ

2018年05月24日 21時25分16秒 | Weblog


銀塩フィルムカメラは撮影枚数に制限が

ありました。36枚撮りフィルムをカメラに

装填してカメラのシャッターを切り始めると

フィルムはあと、何枚残っているかを絶えず

考えながら、フィルムを巻き上げてシャッターを

切っていきました…

私はカメラにフィルムを装填すると、最初の

1枚目のシャッターがなかなか切れない癖がありました。

1枚シャッターを切れば、次々とシャッターが切れました

それと、36枚撮りフィルムをカメラに装填した場合

15枚目ぐらいから自分で納得できる写真が撮れていました




35㍉フィルムの撮影は36枚が限度でしたが

それ以上、カットを撮りたい場合、ライカ、

ニコン、キヤノンなどでは

カメラの裏蓋を長尺フィルム用と交換すると

250枚撮ることができましたが、

アマチュアにとっては、250枚の長尺フィルムを

現像することができません。

35㍉銀塩フィルムカメラでは36枚撮りが

一応、限度でした…





最近は銀塩フィルムカメラから

デジタルカメラの世の中になりました。

デジタルカメラはコンパクトカメラにしても

映像をSDカードに記録していきますから

カメラの充電池が保つ限り

撮影枚数に制限はありません。

… … …

私の使用しているデジタル一眼レフの撮影枚数は

JPEGとRAWの2カットづつで633枚も

撮れます。もはや撮影枚数のことは一切考えなくて

よくなりました…






トロピカルパッケージのパトローネ

2018年05月23日 22時14分11秒 | Weblog



モノクロフィルムの入ったパトローネで

撮影を終えると、ダークバッグの中へ

現像タンクと撮影済みパトローネを入れて

手探りで、フィルムを現像タンクのリールに

巻き込みます。蓋を閉めた現像タンクを

ダークバッグからとりだして現像していました。

ダークバッグの中でフィルムの入ったパトローネを

両手で押すと、一寸コツが要りますが

パチーンと音がしてパトローネの両側の蓋が外れて

フィルムを取り出せました。

一度、使ったパトローネに、未感光のフィルムを

装填して使うことができました…

私は、コダックの100フィート(30㍍)長尺

トライXフィルム(ASA400)を

パトローネに何回も詰めて使っていました




いつからか、カラーネガフィルムのパトローネの

両側の蓋が、かしめられて、外れなくなりました。

説明書を見ると、「トロピカル・パッケージ」と

あります。カラーフィルムだけでなく、

モノクロフィルムのパトローネも同じように

かしめられてしまいました…



これは噂ですが、新品のパトローネから

生フィルムを抜いて、

麻薬の密輸に使われたことがあった

というのです。

私には、納得のいく話でした

… … …

いつの間にか、世界中のフィルムメーカーの

パトローネはトロピカルパッケージになりました

トロピカルパッケージのパトローネから

撮影済みのフィルムを取り出すには

オープナーでパトローネを壊すか

フィルムリーダー?でフィルムを

取り出さなくてはならなくなりました…

… … …

以後、私は、パトローネの両側の蓋が

簡単に開けられる、フィルム詰め替え用の

昔風のパトローネを大阪ミナミのナニワ商会で購入して

自分でモノクロフィルムを巻き込んで

使っていました…








35㍉フィルムマガジンからパトローネへ

2018年05月22日 21時30分37秒 | Weblog


銀塩フィルムカメラは35㍉フィルムを

使うカメラが主流になりました

35㍉フィルムは簡単な容器に詰められて

この簡単な容器をパトローネと称して

日中、カメラに装填して使用します

35㍉フィルムは劇場映画で使用する

フィルムでした。

このフィルムを「ライカ」、「コンタックス」に

使い出しました、フィルムをマガジンと呼ぶ

容器に暗室でフィルムを詰めて使いますが

マガジンにフィルムを詰めるのが面倒でした




コダックが35㍉フィルムカメラ「レチナ」を

発売するに際してパトローネという簡単な

容器に35㍉フィルムを詰めて売り出しました。

その後、このパトローネを使用する35㍉カメラが

他のメーカーからぞくぞく発売されました。

35㍉フィルムをパトローネに詰めて売る

フィルムメーカーも、ぞくぞく続きました

パトローネに35㍉フィルムを詰めることが

写真界の標準になりました…

… … …

パトローネに詰められた35㍉フイルムの長さは

36枚撮りでした

一般に写真撮影の好きな人には36枚は多すぎるので

36枚より短い20枚撮り、12枚撮りのフィルムが

発売されました。

私には、36枚の1/3は12枚ですが、真ん中の

20枚撮りフィルムはどうも枚数が中途半端に思っていました




数十年前、小西六(コニカ)から20枚に4枚足して

24枚撮りフィルムを発売しました…

24枚撮りフィルムが発売されると4枚余分に撮影できるので

カメラ店の同時プリントの売り上げがあがり、

20枚撮りフイルムより4枚お得なフィルムというので

小西六(コニカ)の売り上げも向上して、24枚撮り

フィルムを提案したアイデアマンのボーナスも上がった

噂を聞きました

… … …

以後、コダックをはじめ、世界中のフィルムメーカーは

36枚、24枚、12枚撮りの3種類になりました。