１００倍の高倍率ズームレンズが
登場したことで中継現場のカメラ位置の
設定が楽になりました。
現場のフルショットの位置を決めるだけで
高倍率のズームレンズのおかげで
クローブアップの絵は確実に撮れるからです。
プロ野球中継ではこの１００倍の高倍率
ズームレンズつきカメラは外野へセッティング
されます。球場外野から広いフルショットが
撮れます。また、ズームインしていけば
ピッチャーに向かうバッターの大写しのカットが
撮れます。マスクを被ったキャッチャーも写ります
１００倍ズームレンズの焦点距離は
９、３ミリ～９３０ミリで、Ｘ２のエクステンダー
(テレコン)を挿入すると１８、６ミリ～１８６０ミリ
になります。カメラ操作でズームインいっぱいになると
僅かな振動でもカメラの画面はぐらぐらと揺れること
になります。外野席の応援団が激しく飛び上がって
応援を始めると、カメラの絵はかなりぶれました。
