競馬予想 競馬桜坂

2006年間馬券収入500万、G1的中率8割の競馬人がこの世界
に新たな境地を切り開くことを強く約束する。

【競馬 予想】 阪神C&フェアリーS レース回顧 ラスト有馬記念に向けて

2007年12月18日 09時52分46秒 | Weblog
フェアリーS

レースの流れは極度といえる6馬身のハイゾーン競馬
各馬のこれまでのダッシュ力からも、ここまで速くなるとは
想像できず、当然耐久性も乏しいわけであり、先行馬が
壊滅したのは当然の結果。

先行した3頭は意識的に行っており、鞍上のセンスを疑う。
体内時計は0だろう。
特に注目したハートオブクィーンなどは追っ付けまくりであり、
小野Jらしさが表れていた。この手の騎手に高い希望を
決して頂いてはいけないのが競馬だが、まともな競馬なら
着順は全く違うものだっただろう。
また柴田善Jも先行馬に乗ると年々内容が悪くなっている。
しかし、この騎手差しに回ると侮れない。技術が確かな上に、
隠れた豪腕だけに政治力も生かしながら馬群を割ってくる。
まだあまり知られてないデータだが、関東ではこの柴田善Jと大庭Jの
差し馬回収率は目を見張るものがある
。差しはこの二人、先行は
後藤Jと松岡Jというイメージを引き続き強く持って行くのが関東の競馬で
勝つにはプラスだろう。4人が参加しているレースなどは特に面白い。

今開催の中山馬場は異質と捉え、芝で重厚感がある2頭、そしてダート戦で
パフォーマンスが高かった馬に注目したが、結果を見てもそれは間違って
いなかったようだ。
http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/962609d2a2a9390340bb16ca3e687725
勝ち馬ルルパンブルーは前走は極度の入れ込み発汗により度外視出来るが、
非常に摩擦力が問われるレースに強く今回は狙い目だった。
ただ、スタートでややもたついたことが結果的にはプラスだった。
最理想位置で競馬をしている。
個人的には枠順を最後まで不安に思い、2番手評価にしたのは
悔いが残り、複勝も手元に無くセンスの無さを引き続き露呈した。
この手の馬は、もう今後馬券に成り難い一度きりのチャンスであった。
父ジャングルポケットはこの開催の芝レースでは注目となる。
また、先週末に触れたがダートでは一変して危険になり、
日曜9Rで断然人気で豪快に飛んだジャンバルジャンなどはいい例だろう。

2,3着馬は鞍上が共に流れに上手く乗った。偶然にも以前から評価している、
展開を感じれる数少ない騎手である。
また持続型血統ばかりが走る今開催の中で、SS系の中でも比較的
耐久性が優れているアグネスタキオン、ステイゴールド産駒が好走したのも
偶然ではなく、このレース意外でも奮闘している。


そして、このレースから今後最も注目すべき馬はエーソングフォー
相対実力値がハイゾーン競馬で先行して抜けているために、
まず今後結果を残す馬になるだろう。非常に注目だ。
4着に垂れたのは痛かったが、次走以降でしっかり回収したい。

しかし、このレースはペース面を考慮してもレースレベルは極めて低い


阪神C

レースの流れは約2馬身半のスローゾーン競馬
力が明らかに劣るローレルゲレイロマイネルシーガルが残っている点を
見ても楽だったのが伺え、普通なら先行勢で決まるものだったが、
そこはGⅡ最高賞金誇るレースとあって、差し馬達の実力が違ったというのが
おおまかな解釈だろう。
結果的に、スズカフェニックスが実際着差以上の強さを見せたわけだが、
長いスパンで考えた時、この手の馬を本命にして馬券を買っている馬券者は
まず負け組みだ

配当が極めて付いて優秀な回収率となったが、馬券者として反省が必要。
各馬のダッシュ力がほぼ掴めている古馬戦でスローゾーン競馬がまず容易に
見込まれる中、如何に能力が抜けていようとこのようなコース形態、多頭数で
追い込み馬でまず勝負はしてはいけない。

ジョリーダンスは体調面が不安視されて人気が無かったが、阪神牝馬S、安田記念の
相対実力値は優秀
であり、この好走は不思議ではない。

また、このレースで最も内容が濃いのはブルーメンブラット
スローゾーン競馬での差しでの実績だけに過大評価になる可能性もあるが、
今回の走りも素晴らしいの一言。
ここまでの近2走も優秀な相対実力値であったが、絶対実力値にやや
不安があったため、今回は低評価していたが、完全なジャッジミスだった。
もう少し運があれば勝ち負けだっただろう。
来年が非常に楽しみな牝馬だ。

エイシンドーバーは前走も調教でいい動きをしながら走らなかったのが
気掛かりだったが、まだ完全に走れる状態にないというものなんだろう。
ジョリーダンスを3連複固定に出来なかったところに、これまた我ながら
勝負勘の鈍さを感じた。余計な鈍感力は要らない。



ラスト有馬記念に向けて

貴重なコメントへの更新が遅れ大変に失礼しました。
先程全てにレスポンスさせて頂いております。

さて、今週はいよいよ有馬記念。いいメンバー揃いました。
今年は中々、中央競馬に行く機会が少なかったので、有馬記念は
生観戦してきます。
馬券的にも今年のノルマの上がり分を全てつぎ込む位の、
かなり太い勝負をします。年に1度、自分のルールを破った勝負が
出来るのが有馬記念の良さでもあります。

よりまして、今週は「真面目かつ正確な考察」を深めて行きたいと思っております。

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする