競馬予想 競馬桜坂

2006年間馬券収入500万、G1的中率8割の競馬人がこの世界
に新たな境地を切り開くことを強く約束する。

【競馬 予想】 スプリンターズS レース回顧

2007年09月30日 17時04分11秒 | Weblog

電撃のスプリント戦とあって回顧も迅速に。

本来、こういう馬場状況になるとグダグダなレースになるものだが、
中舘Jが見事迫力あるレースを演出した。拍手を送りたい。
また時に見せるローエングリンの反則フライイングで沸いたように、
今日の注目はこの2頭に集中した。

レースの流れは不良馬場とはいえ、約11馬身のハイゾーン競馬。
これでは、普通先行馬は壊滅する。
しかし、アストンマーチャンは最後歩いて勝った。歩いて勝ったG1は見たことが無かった。
今日の中山は僅差だっとはいえ、9R、10Rもこの1頭しか無いという馬が
勝ったように、明らかに馬場はスタミナ問われる状態であった。
※10Rゼットフラッシュは本来、馬券圏内確実だが今日は状態が完全に終わっていた。
そんな中でありながら、見事逃げ粘ったアストンマーチャンの内容は
非常に濃い。これからスプリント界を高いレベルで率いてくれる存在だろう。
相対実力値も文句なしのNo1。

サンアディユにとっては、やや割引な馬場となったが明らかに地力を
見せ付けられた。
今日のレース、仮にパンパンの良馬場なら1,2着馬は更に突き抜けていたのは
確実だろう。

アイルラヴァゲインキングストレイルスズカフェニックス1頭が走れなかった
ために人気より1つ着順を上げたが、他がただ出走しているだけのメンバー中
とあってこの内容は評価出来ない。かなり危険な人気馬であって、1,2着馬を
中心に取っている馬券者にはいいお客さんだった。
前者はGⅢレベルの絶対実力値が限界。後者はマイルの先行馬とあって今日は
他馬がバテた分追い込んだがスプリントは不向き。
2004年のスプリンターズSも不良馬場のハイゾーン競馬で4着に追い込んだ
マイル馬ウインラディウスと内容、厩舎、騎手、馬の性質全てが一緒だった。

スズカフェニクッスパドックでいつもに比べはっきりと周回が速く
普通じゃなかった。
ただ追い込みにくいこの条件で、勝ち馬から
3馬身差は評価出来るだろう。
ただ反対に、この馬の1600M以上で活躍出来る可能性が更に
小さくなってい感も受けたので、今後は注意したい。

さてローエングリンがあのまま先行していたらどうなっていたか。
道中下げてコーナーでは一度馬群に揉まれ沈む流れながら、最後
しぶとく差して来た。
あくまで憶測だが、あのスタートを切った中ならスムーズに先行していれば
馬券圏内はほぼ確実だったというのが大方の目かもしれない。
また少なからずアストンマーチャンのパフォーマンスは多少なり落ちただろう。
しかしG1は勝つには、やはり持って生まれた運が必要。
最後までこの馬には女神は微笑まなかったが、人気薄ながら能力と適性の
片鱗を見せてくれたことに感謝したい。


最後に1つナカヤマパラダイスブラクバースピンが出走していれば
やはりアストンマーチャンの1馬身前で熾烈な叩き合いを演じていたのかもしれない。

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【競馬 予想】 スプリンターズS 展望 奇襲

2007年09月30日 07時10分43秒 | Weblog

このレースは夏前から勝負レースと捉え、大きく行こうと考えていたが
最終的にはお遊びが賢明だろう。
追い討ちのように、今朝現在の雨を見ても安心出来る望みは絶たれた。
1枠両頭に少しアドバンテージが生まれたか。

重馬場での決着タイムは1分8秒台として展望したい。

混戦人気となっているが、一応現在の評価順位3頭が明確に強い。
万全な体調、通常の馬場であれば1,2着は100度走れば80回は
独占するだけの力量差がある。他が勝つときはレースレベルが
極端に下がっている時である。


スズカフェニックス松宮記念の絶対実力値はこの惨状たるスプリント界に
おいて久しぶりに弾かれた優秀な数字。
年齢を重ね走りも、スプリンターに近い香りがする。
当然、中京の方が中山より追い込み易いが、この馬は実は結構テンに
行く脚があるのも判明したレースでもあった。
また、今回も馬場が渋って時計が掛かるのはプラス。また人気を被らない
のも、高松宮記念に似たものがある。
状態に関しては、万全ではないのは確かだろうが真相は分からない。
ただ、この馬休み明けで走らない時は調教の終いが悪い。
今回は残り3ハロン全て12秒台を出したように最後まで斬れた。

サンアディユ前走の絶対実力値、相対実力値は共に優秀。
不安点は全て憶測であって、けなせる確たる要素はない。

本来はアストンマーチャンを自信の本命とするつもりだったが、
昨日と直前のこの雨が弱気にさせた。
この馬の戦績を見てて、昔から気になっていたのはフィリーズレヴュー
での絶対実力値。
勝つには勝ったが、実際の走りからもインパクトは
乏しかった。あの時の馬場は、彼女のキャリアの中では重めに位置する
馬場だった。阪神1600Mは一度克服しているとはいえ、それは超が付く
高速馬場、今度は重い馬場+坂超えのダブルを克服する力が
アストンマーチャンにあるかは、少し疑問だ。

秋のG1開幕に衝撃のドラマがあるとしたらローエングリン
若い時から摩擦力を武器にする馬で、中山や重馬場戦績を見ても
それが分かる。
中距離でもテンを33秒台で走ってしまう馬。スピードへの免疫は十分。
控えたら、マイル戦で鋭い脚を見せることも実証している。
あのカファーベストなどより相対実力値は毎度優秀だった。
どうせなら、今回はドンジリからの競馬を試みて欲しい。
ガムシャラに逃げるよりは可能性がある。ただ鞍上は、今までの傾向から
すると後者を選びそうな感があるのだが。


◎ ローエングリン
○ スズカフェニックス
▲ サンアディユ
△ アストンマーチャン


◎馬から馬連、3連複と○馬の単勝。

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【競馬 予想】 一転二転

2007年09月29日 22時16分12秒 | Weblog
今年のスプリンターズSは重馬場でブラックバースピンナカヤマパラダイス
を見たかったが、出走適わず。

となれば1分7秒台の決着で今回狙い目はアストンマーチャン以外は
無いと考えていた最中、明日はおそらく重い芝。
同馬は過去の走りを見る限り、力の要る条件はかなり苦手とするタイプだろう。
パンパンの良馬場で馬券勝負したかった。

とても予想の歯車が悪い今年のスプリンターズS。


武豊J、福永Jが神懸り的に乗れているのは見逃すわけにはいかないか。
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【競馬 予想】 シリウスステークス(GIII) レース回顧

2007年09月29日 17時11分13秒 | Weblog
レースの流れはヒーローアンセムが得意の形に持ち込もうと
したため、極度のハイゾーン競馬となった。
阪神2000Mといえど、これぐらい速くなれば、後続馬にもチャンスが生まれる
流れであった。

期待したタガノゲルニカはパッドクで良く見えたが、結果は1頭レースを
止めるかのドンジリ。被されてズルズルと全くいいとこなしだった。
ここまで走れないと原因は多々重なったものと解釈しておきたい。

ドラゴンファイヤーは最後窮屈となったが、中を割ってでの勝利は
今後に繋がる。ただ、勝ったとはいえ変わらず右回りの実力値は
低い
ため、相手が揃った時には引き続き過信は禁物だ。

ラッキーブレイクワンダースピードはあくまで自分なりの力を
発揮してでの結果で、それがレースレベルの低さを物語っている。
追記しておくと、前者はスタミナで押し切る競馬、後者はハイペースを
スピードの持続性で勝負するのが得意なタイプだ。

アロンダイトは仕上がりは良く見えたが、中身がやはり出来ていなかったか。
4着と踏ん張ったとも見れるが、寧ろ惜敗したとこに一株の不安があるが、
相対実力値は断トツであったために、今後に期待したい。

ハイゾーン競馬だったにも関わらず、レースの絶対値は異常なまでに
低かった
だけに今後に繋がるかは少し疑問だが、ドラゴンファイヤー
アロンダイトは東京で一変する可能性があるだけに、他路線の強力馬との
対戦を今から楽しみにしたい。

配当に驚いたが、懐に幾ら余裕があっても、この手の馬単890円には
一生勝負できない。
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【競馬 予想】 シリウスステークス(GIII) 展望

2007年09月29日 03時59分47秒 | Weblog
ダートのオープンクラスの中距離戦は通常勝負し易いものだが、
このレースは少し困難だ。マーブルチーフ以外どの馬からも、
入れる根拠は並べられそうなメンバー構成。
本来、この条件では鉄板的だったオリンピアンナイトの故障引退は
非常に残念だった。

阪神のダート2000Mは特異的なコースであり、逃げ先行馬が断然強い。
コース形態から非常にペースが落ち着く。
コースリンクとしては東京2100Mとなるが、前残り度は比較にならない。

輝く実績を誇るアロンダイトが復活して来た。
JCDで抜群の絶対実力値を示し、能力と適性は今更説明する
必要はないだろう。
ただしかし、今回は幾ら本来調教で動かない馬とはいえ、実質
坂路2本であのラスト1ハロンを見ると強気になれない。

JCDを考えても始動が早く、もう1回叩く計画か。
人気面を考えても今回は単勝か、他馬から抑えるというのが
堅実な馬券だろう。

今まで本命視し続けて来て、今回も断然人気となるドラゴンファイヤーだが
今回は少し評価下げた。大したメンバー構成ではないが、やはりまだ右回りの
内容に納得行かない。
レベルが吊り上げられるようなレースに恵まれてない
のは確かだが、これまで重賞に通じる実力値を弾いて来たわけでは
ないのも事実
であり過信は禁物。

注目はタガノゲルニカとした。
少し掴みづらいタイプだが、今期は前走を見る限り状態は良く
昨年より絶対実力値を高めた。時計の速いダートは不向き
なだけに、この条件はプラスだろう。ただ距離はやや未知数だ。
前走後、疲れが出たとの話があるのは気掛かりだけに
パドックは注意したい。馬体重は少しでも絞れるのがベター。
更に太くなるようなら、一転して危険な存在だろう。
鞍上は未だ重賞勝利が無いが、強気に捲るぐらいの競馬を期待。
この厩舎は息子以外、特化して依頼するわけではないので
そう悪く考える必要は無さそうだ。

能力低下著しく、鞍上も下手糞だがこの条件での絶対実力値が
優秀
ツムジカゼは面白い存在か。
鞍上は一度くらい、この馬で強気な仕掛けをして欲しいものだ。


◎ タガノゲルニカ
○ ツムジカゼ
▲ ドラゴンファイヤー

△ ワンダースピード
× アロンダイト
注 マイネルボウノット
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【競馬 予想】 ローテーション 命運

2007年09月28日 06時50分08秒 | Weblog

スプリンターズS直前となるが、暢気に今後の注目を挙げてみたい。

そのスプリンターズSにも登録があって除外となったブラックバースピンだ。
次走は再来週の月曜日の東京で行われるダート1400MベルセウスSだ。
※再来週はまたも2場での3日連続開催

以前、この馬については「ダート路線での隠れた大物」と評したことが
あるだけに非常に注目な一戦である。
1600万までは芝でも軽さを主張出来たが、オープンになると重厚さを
主張し始めたように、典型的な潜在ダート馬の傾向も見受けられる。

サンアディユは全く反対にあったわけだが、この馬にはダート路線での
更なる開花を期待してみる価値はありそうだ。
芝でもある程度の軽さを保持していたところも見ても、タイプ的には
ワイルドワンダーに似た珍しいタイプかもしれない。

どんなに期待出来ても、人気で初ダートとなる古馬は買うなという
格言が自分にはあるが、直前の状況次第では勝負してしまいそうだ。


ローテーションの件で、再三触れて来たイクスキューズが可哀想に
遂にパンクしこの秋最大の目標であった秋華賞は回避。
勝ち負け抜きにして、この馬にとっては一番適性が高い条件が
最後の1冠
だった。
厩舎、馬主サイドの戦略はどのようなものだったのか。
双方ともに最近の成績不振および大きなレースを獲得出来ないことを
物語る一例だろう。

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【競馬 予想】 スプリンターズS出走権

2007年09月26日 02時02分53秒 | Weblog
気付けばもう秋のG1シリーズ第一弾スプリンターズステークス
春のG1は散々悩まされたが、この秋は個人的にもいい状態で
迎えられそうだ。

数々のG1を目にして来ているが、これ程までに馬券上雨乞いを
期待したことはあまり無い。
ただ、ここに来て肝心の期待馬ブラックバースピンナカヤマパラダイス
が出走に際して黄色信号と、かなりの意気消沈。
両者は重馬場の極鬼として引退するまで追い続ける価値は十分。

とはいえ、上記2頭が出走出来ずの良馬場でも現状実質他2頭の一騎打ち
考えて、今日の調教を見守りたい。
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【競馬 予想】 オールカマー(G2) レース回顧

2007年09月23日 21時47分37秒 | Weblog

やはり、順調なローテを歩んで来た実力値上位馬が馬券圏内を
独占した。
個人的なセオリーとして、単勝1桁台の人気馬に明らかな体調不安が
感じられる時は、ぐっと我慢してまず大きく勝負しない方が長いスパンで考えると
賢明
と感じている。過去には数え切れないぐらい痛い思いをした。
デビュー2戦目の馬を狙うぐらい回収率が悪くなっている。

レースの流れは約6馬身程のスローゾーン競馬であり、基本流れが
速く成り易いこのコース条件では意外だった。
そのためか、北村友一Jは逸早く進出を開始した。
人間性は聞いてないが、馬に乗っていた人間なら皆彼の騎乗技術の
高さは分かる。武豊J以来の逸材、大事に成長して欲しい。
技術、体力、そして知略と勇気を備えたジョッキーとあって、一般の
競馬ファンにその実力が知れ渡る前に、ガッツリ稼いでおこう。
ちなみに今年も先週時点、芝とダート共にプラス単勝回収値だ。
今年、鮫島Jの芝28円、川田Jの芝53円でまた彼の同時期2年目は70円だった
ことを比較しても如何に数字的にも馬券者に貢献度が大きいかが分かる。
是非、条件が整った時にはバシバシG1にチャレンジさせてあげて欲しい。

マツリダゴッホは抑え切れなくなり、力で押し切った格好だ。
相対実力値は展望で挙げたのとほぼ同等の2馬身半だった。
力差は逆転出来ていないのが実態であったが、前回よりシルクネクサス
スローゾーン競馬を前で競馬をしたことが、実際の見た目を際どくした理由だ。

エリモハリアー随分下手に乗ったが地力で3着を確保。
条件で挙げた、馬体重絞れたのが何より大きかった。
コース条件問わない中距離馬とあって今後の活躍も期待出来る。

唐突だが、中京の2000Mは日本で活躍すための競走馬の実力が
最も感知出来る舞台
だと私は常々見ている。
時に例外はあるが、この舞台で強い競馬をした馬は他でもいい競馬をし
本当に強い馬はこの条件で走ると尚更性能の違いを見せ付ける。
この条件に、問われる特異的かつ高度の能力性質が関係している。
今日でも、2,3着馬が良い例だ。サンプル数は少なくなるが、
注目するだけの価値はあるとしておきたい。

サンツェッペリンの戦略はこれでいい。菊花賞は変貌してくる。
今日は罠が見抜けなかった馬券者でも、次走に期待する価値はある。
ただスタミナ量がアサクサキングスに劣る可能性が濃厚のため、
そこがネックだ。

ネヴァブション有馬記念を逆算したローテを組む価値はあるキャラだ。

タマモサポートは前走も評価を下げたが、やはりローカル平坦でしか
実力値を挙げられないタイプ
と見ている。


馬連は非常に安く感じたが、3連複は旨みがあった。
3連単は競馬で継続的に勝ちたい自分には基本必要ない戦法。

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【競馬 予想】 神戸新聞杯(G2) レース回顧

2007年09月23日 21時47分20秒 | Weblog
先週の酷かったローズSとは違い、このレースはとてもいい内容だった。
最低人気の役割をしっかり果たした幸JにはJRAは評価すべきである。

その効果は、レースの流れが約7馬身半程のハイゾーン競馬に
表れた。
つまり、このレースの内容は菊花賞に直結する。実は昨年の神戸新聞杯も
終了時点でほぼ本番が見えていたのだが、その事は菊花賞の時に説明したい。

道中最後方に位置したドリームジャーニーには持ってこいの展開だった。
決着タイムを見ても分かるように、この馬が競馬をした位置でも少し
前目なくらいハードなレースだった。
ダービーで相対実力値2位だった馬に、冴えまくる武豊Jの腕がプラスされ
本当に全てが向いたレースだったと言えよう。
またデータ派の方なら知っていることだが、この阪神2400MはNo1の上がりを
記録した馬は100%馬券対象になっている条件
でもある。
ただ例年だったら差せず、この馬の本質はマイラーであることも何ら変わらない
ことを今後も把握することが大事だ。
今年の能力構成ならば菊花賞でも
ソコソコは戦えるだろうが、将来を考えると天皇賞秋→マイルCSへ是非挑戦
して欲しい。

フサイチホウオーは明らかに腹回りが太く、発汗も目立ったのはマイナスだった。
ダービーも暑かったが、夏場に弱い馬かもしれない。
ただ、しかしあの沈み方には深刻さを感じる。
何の理論的根拠もないが、やはりあのフサイチジャンクの香りがはっきり
し出した。一線級に復活出来る道のりは極めて厳しい状況と評価したい。

ヴィクトリーは仕上がりも良かった感で、レース内容もまずまずだった。
ただ、この馬の能力性質も段々とはっきりして来ており、2000M前後の
小回りコースでの持続競馬を得意とするタイプ
だろう。

また、デビューから注目しているホクトスルタンも今日は想像以上に頑張った。
相対実力値は2番手とあって、今後に繋がる。
ただこの馬も血筋通り、小回り平坦での持続競馬を得意とするタイプだけに
条件には注意したい。意外とスタミナ量は乏しいのが、落とし穴だ。
菊花賞もいいレースは出来るかもしれないが、最後はガス欠しそうな
感が強い。

さて、今日のレースで今後への一番の収穫となるのは、アサクサキングス
関わることだろう。この馬は被されると現状駄目なタイプなので今日のように
縦長でレースが流れると、まともに走れる。菊花賞もおそらく、この馬に向いた
馬群になる可能性はかなり高い。つまり能力は出し切れるということだ。
その能力だが、今日の相対実力値はズバ抜けた。
菊花賞に向けて、ほぼ馬券圏内は確約されたと見ている。
展望でも触れたがこの馬は血筋通り持続競馬で真価を発揮するタイプであり、
今日のようなハイゾーン競馬で押し切った内容は極めて高い評価をする
必要性がある。
不安は、今日のように他をマークする展開だと非常に上手い四位Jだが、
目標とされると非常にストレスが溜まるタイプということだろう。

14番人気ながら注目したトーセンマーチは明らかに太かったが5着と健闘した。
血統面のせいか毎度人気しないが、実力値は確かなので条件を見極めて
しっかり狙う価値がある馬だ。考え方はシンプルで上がりが掛かる競馬なら、
コース問わず走るタイプ
である。

フェザーケープは着順と馬体重が示す通り、状態が全てだった。
佐藤哲Jを手配して面白いと見たが、飾りだったようだ。


最後に触れるとレースレベル自体は、高いと言えない。
ウオッカ以前にベッラレイアでも勝てるレースだったのは、
口にしてはいけないのかもしれない。

配当ではダービー1桁着順で決まる傾向のレースで、この3連複には
少し驚いたレースでもあり、結果1、3着を3連複の固定としたのは
運が良かった。

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【競馬 予想】 神戸新聞杯(G2) 展望

2007年09月23日 05時40分58秒 | Weblog
今年のダービーは青葉組が惨敗した。
方や瞬発能力の極限、方やスタミナの持続力の極限が問われた
レースとあってその結果には何ら不思議はない。
また、ダービーで馬の能力性質がはっきり浮き彫りになったのは
ウオッカドリームジャーニーだろう。

新装阪神の2400Mに問われる能力性質は今年のダービーで
問われた能力性質とは対極にある。
これを考えると、ドリームジャーニーは距離の問題以前に今回
少し強気には推せない。ただ、メンバーの中で実力上位は
はっきりしているので無様な競馬はしないだろう。

青葉賞組からはヒラボクロイヤルトーセンマーチが今回出走して来て
いるが、どうやら前者はかなり体調が悪いようなので、後者を選びたい。
内枠に収まり、和田Jとあって積極的な競馬を期待する。

フェザーケープは根幹距離でじっくり長い脚比べに長けた馬とあって
注目する価値はある。

ヴィクトリーはまともに走れば、フサイチホウオー以外には負けない。
調教で見受けられる内容が、成長の証ならば先は明るい。

アサクサキングスはダービー上位組みでは最もこの馬場への適性値が
高いとされるが、阪神2400Mで形成されやすい馬群を考えると
脆さが出てもおかしくない。


◎ フサイチホウオー

× トーセンマーチ
△ フェザーケープ


ヴィクトリー、ドリームジャーニーは3連複用にする。

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【競馬 予想】 オールカマー(G2) 展望

2007年09月23日 05時40分38秒 | Weblog

競馬が衰退事業であることを年々感じさせてくれる古馬GⅡ戦。
だからこそ尚更、ここに目一勝負をかける馬も多いと考え実績よりも
ローテーションを重視しないといけない。

サンツェッペリンは何故に神戸新聞杯に向かわないのか?
推測としては、どうせ負けるなら余計な負担が掛からない関東圏で
競馬をするのがベターということではなかろうか。

そう思わせる一因は、春先の京成杯にある。
大量リードの中で投手がスイングをしないの同様、この厩舎のこの馬への
接し方には、勝負のかけ方がはっきりしている
ものと思いたい。
インフルエンザの影響で入厩も遅れながら、この人気となると
条件への適性値はNo1も今回は軽視したい。

同じく休み明けのネヴァブションも適性値が高く魅力的な馬だが、
ここへの過程と斤量を考えると人気と釣り合わない。

同条件で行われたAJCの絶対実力値はまずまずで、当然1着の
マツリダゴッホが抜けた。しかし、今回のレースに当て嵌まると
シルクネクサスとの差は約2馬身程のリードと縮まる。
この程度のリスクなら現状の体調面および人気を考えると
シルクネクサスに今回は期待する。
北村友一Jは2度目の騎乗かつ、この条件は傾向からして速い
流れになり易いことからも、今回は強引な競馬をしそうな気配がある。
惨敗でもいい、一か八かの仕掛けが出来る馬と騎手に期待。

エリモハリアーは函館専用機ではなく、コース問わずの少し
時計がやや重ためのラスト4ハロン勝負でパフォーマンスを
上げる馬
だけに、今の中山少し馬場が軽いのがマイナスだが
狙う価値はある。前走は馬体重のかなり影響したと見るので、
しっかり絞っておいて欲しい。

レースレベルが下がると、ブレーヴハートの一発があってもおかしくない。


◎ シルクネクサス
○ マツリダゴッホ
▲ エリモハリアー

注 ブレーヴハート


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【競馬 予想】 秋の3歳牡馬戦線

2007年09月21日 16時12分12秒 | Weblog
今週は菊花賞トライアル神戸新聞杯が行われる。
今年から阪神2400Mで施行される。
菊花賞への直結性は以前より少しは増すものと思われるが、
皐月賞や昨年の中京戦と比較すると期待値が小さいと考える。

メンバー的にはこの条件にココナッツパンチが出走出来ない時点で、
然程妙味を感じないが、ダービーを断然人気で飛んだフサイチホウオー
自然と注目が集まる。
春時点で幾度か触れているが、フサイチホウオーの能力性質で分かっているのは
右回りの持続系馬。上がりが早くなるレースでは、分が悪く根性比べの
レースになってこそ地力を発揮する。

安易にジャングルポケット産駒で左回り瞬発力が高いというイメージを
一般的には持たれるが、それは今後の馬券でも大いに危険だ。
寧ろ父が2001年のジャパンカップで直線豪快に抜き去った相手、
テイエムオペラオーに近い性質を現状の産駒達は備えている。

ダービーは致命的な首元への発汗量もあり惨敗したが、ここは巻き返しの
期待が高まる。フサイチジャンクと同じような過程にあるかと思うが、
果たしてどうだろうか。如何なる理由でも、ここは惜敗ならば
将来性は極めて乏しくなる
と厳しく考えたい。

またこの牡馬世代、上がり馬の実力値を見ても次世代を担える存在は、
現状まだ見当たらない。極めて深刻な状況だ。
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【競馬 予想】 シェルズレイから学ぶもの

2007年09月20日 02時00分52秒 | Weblog

先週も3日間3開催で幾つか興味深いレースがあったが、まずは
月曜日の阪神11Rに登場して来たシェルズレイを取り上げたい。

この馬は今まで再三取り上げて来たが、好走条件に不可欠なのは
馬体重だ。
http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/d9b01c31bca7e49b6d3a5b3b3fce9da7

http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/d9f20da549fda18ba2640d506f314edd

その注目した馬体重が、今回は一気に14キロも絞れて来た。
正直、中間の乗り込み量からして、これ程までに絞れているとは
思えなかったが、食事制限や汗取りの効果思いのほか出たと
考えるのが妥当だろう。

折り合いという課題は残るも、すんなり走れればG1級の絶対実力値は
備えている馬
とあって、この勝利は納得が行くものだ。
ただ、今回のメンバーであったからこそ、このような競馬でも圧勝劇と
なったが、1ランク上のメンバーの対戦では、一か八かでもぶっ放した
乗り方の方が面白い。
少し気は早いが良馬場限定でエリザベス女王杯の最初の1000Mを
60秒前後で通過すれば、大波乱があっても不思議ではない。
今の高速阪神で共に上がりの競馬だけに能力の根本全ては
ジャッジ出来ないがローズSとのトラックバイアスと斤量を考慮しても
現4歳牝馬の強さが分かる。名馬カワカミプリンセスは退いたが、
アサイヒラジングフサイチパンドラとの対戦が今から楽しみだ。
まあしかし、鈍足のシェルズレイでさえ内馬場を実質上がり33秒中盤で
走る馬場は呆れるばかり。
もうすぐ開催される東京の進化した如何様馬場にはしっかり用心しておきたい。

ちなみに余談だが、馬体重発表から単勝の売上に目を追っていたが、
変わりなく寧ろ締め切り間際は支持を落とした。
しかし、複勝は5番人気で210円だったように、多少の不安感からも
最後はこっちに投資が流れた様子だった。

馬体重に話を戻すとオープン馬では他ヴィータローザトウショウナイト
などが該当する。後者は今週出走予定なので要チェックだ。
絞れれば走ると分かっていながら、絞れない。これ以上陣営に
とっても、もどかしいものは無いと思えるが、少しでも良い状態で
走れるよう、より創意工夫して欲しいと願うばかりだ。

クロフネ産駒は摩擦競馬で最高のパフォーマンスを発揮する例として、
フサイチリシャールシェルズレイは昨秋中京で行われたクラシックトライアルで
共に好走した。その後、非根幹距離の阪神で復活したように、
リンク度は高いと覚えておいても良いかもしれない。

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【競馬 予想】 エルムステークス(GIII) レース回顧

2007年09月19日 00時09分52秒 | Weblog
レースの流れはこのメンバーからすると極度のスローゾーンだった。

ハナを主張するとされたマコトスパルビエロが抑えたのが、レースの
展開では誤算だった。
この手の馬は単純に前に馬を置くことなく、ラチを頼ってなんぼのタイプ
だけに次走は行き切りを希望したい。

メイショウトウコンは小回りコースで不利な流れも何のその、格段に
強い競馬を見せた。相対実力値は2番手を8馬身離している。
頭角を表した昨夏から馬体の寂しさが常に同居していた馬だが、
今回の大幅馬体増でも、まだまだスリムに見えるように、ココに来て
本格化したと捉えても良いのかもしれない。
昨夏から既に6勝をしているが、過剰人気にならない馬とあって今後も
常に買うだけの価値はある。


現在のダート界は四天王が君臨する。

1400Mを中心とした非根幹距離はワイルドワンダー、1600Mのスペシャリストは
サンライズバッカス、1700M&1800M(右回り限定)のイショウトウコン
そしてユーティリーティプレイヤーのフィールドルージュだ。
仮に割って入るとすれば、ブルーコンコルドだろう。
上記の馬が専門分野に出てきた時には、現状他馬は極めて厳しい。

しかし、JCDを視野にすると上記で買える馬はフィールドルージュくらいだ。
その時、中心視されるのは今回は3着に敗れたが、ロングプライド
JCDに向けて、これ以上ない理想的な負け方をした。
この馬、イメージよりもテンは速い馬で東京の長距離戦ならあのクロフネような
強引な競馬で周囲を制圧できるに違いない。同じタイプを挙げると
オリンピアンナイトであり、この馬も性質に沿ったいい負け方をしている。
気の早い話になるが、当日は乾いたダートが好ましい。

ドンクールは中間の調教が悪かったこと+ゲートで横を向いている時に
嫌な予感がしたが、あのスタートでリズムは崩れた。ただ、立て直して
来るだけの馬だろう。

言葉は少し悪いが競走馬は消耗品。
再三触れているが、フサイチパンドラアサカディフィートのような素晴らしい
馬を、無駄遣いする馬主と陣営は正気と思えない。
今は2007年、時代錯誤もほどほどにして欲しいものだ。
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【競馬 予想】 エルムステークス(GIII) 展望

2007年09月17日 13時24分46秒 | Weblog

最近の札幌ダートはとても時計が速い上に、今週は雨の
影響もあって尚更高速決着が目立つ。

1番人気ロングプライドは中央の競馬でも今回は少し疑いたい。
唯一、今までの経験の中で危なさを感じたユニコーンSはテンから
速い高速決着の競馬で幾分反応の悪さを露呈した。
事実、絶対実力値も最近では最も低い。
同じ高速決着でも、摩擦が増す札幌の方が良いのは確かだが、
メンバーが強化されるとあって、人気を考えても中心視するメリットは
ないと見た。

http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/e0f962e70519163ccf00685f494bce8b
マコトスパルビエロは上記で以前、取り上げているが願ってもないコース。
すんなり逃げれれば斤量を生かして、逃げ粘る公算大。
ただアンカツとなって返ってマークが厳しくなるのと、パンクする危険性も
孕んでおり、2番手評価とした。

中心視は右回りの摩擦競馬なら安定して見てられるメイショウトウコン
池添Jとの初コンビは多少心配な馬のタイプだが期待したい。

3番手は最近成長著しいドンクール非根幹距離でのスピード凝縮勝負に
長けた馬
と見ている。


◎ メイショウトウコン
○ マコトスパルビエロ
▲ ドンクール

注 アルドラゴン


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