上半期最後のG1宝塚記念が無事？終わった。
衝撃のスタートとなったが、どことなく多くのファンが予測出来た光景でもあり、
故障や落馬ではないのだから十分楽しめた。（やせ我慢含む）
直線入り口で1番人気が早々と勝負を諦める姿は馬券を握っていても
少し楽しく笑ってしまうから不思議だ。
ゴールドシップ、天皇賞春がレース運び通り厳しかったことが大きかったのだろう。
結果3連覇は逃したが、リスクを背負って天皇賞春でリベンジを果たしたことの功績は計り知れない。
役者は秋はおそらく惨敗が続いて、有馬記念で復活のシナリオだろうか。
あらためてレースを読む力が弱いことを痛感する。
馬場が重いことが明確過ぎただけで、思考はそこで停止してしまっていた。
レースの流れは大方の予想通りスローゾーン競馬。
スローゾーン競馬となれば、当然軽い馬もにも芽が出てくるわけであり、
軽い馬場での実力値が最も高いとしていたラブリーデイ、そして2番手の
ショウナンパンドラが3着なんだから、2頭についてはもう細かく振り返るまでもない。
ラブリーデイは今日の結果関係なく、天皇賞秋＆マイルCSは横綱の立場として
他を迎え撃つ実力の持ち主。しかしタフな馬で立派だ。
デニムアンドルビーは渾身の念入り仕上げでパドックでも1頭違っていた。
この馬、2015年に入り更に強くなっている。
間隔があければ、耐久勝負でも瞬発力勝負でもこなせる女馬だが格好いい馬だ。
ショウナンパンドラはやはり秋華賞の着差以上にヌーヴォレコルトとは軽快さに
力差があるということだろう。
大阪杯は不良馬場、ヴィクトリアマイルは体調不良と大外が大きな敗因だけに、
今後も高いレベルで活躍出来そうだ。
トーホウジャッカルはまだ明らかに調教が動いていない中で、この走りは立派。
精神力も相当強いのだろう。とにかく無事で秋を盛り上げて欲しい。
ヌーヴォレコルトは鞍上のコメント通り、もう一段前で競馬がしたかった。
展開が緩むとエリザベス女王杯のように、キレ負けかつ勝負根性があまりないから、
5着が精一杯だった。
ディアデラマドレは常々スローペースで馬群が密集するG1レースで大勝負してやりたいと
思っているが、中々その機会は来ない。昨年の天皇賞秋みたいなレースがドンズバだろう。
松若Jなら逃げてくれるなんていう話がチラホラあったが、本当に逃げてくれた時には
これは残れるのではないかと思ったが甘かった。
0.4差7着だがレッドデイヴィスにとっては以前の力を発揮出来ていない厳しい現実。
ラキシスは引き続き瞬発型で反則的な水掻きが付いている、ディープインパクトのスモール版と
考えておきたい。今日は過剰人気だった。
ワンアンドオンリーは皐月賞からあまり成長が見られないのが残念。
血統的に限界が見えてきているのか。
カレンミロティックはやはり話通り、状態が悪くての内容だろう。
馬券はカスリもせず。
展開から速力系に託す、デニムアンドルビーの底力を信じるなどセンス勇気が無かった。
上半期は目一杯検討したオークスが終わった辺りから少し息切れしてしまったが、
この夏場で色々とまた整理して秋競馬に備えたい。
今春も遊びに来て下さった皆様、あらためまして誠に有難うございました。^^
後程返信させて頂きます！
