年々この時期、仕事に追い詰められている気がするが、
それでも今年は一夜漬けとはいえ久しぶりにラップを検証できた。
アーネストリーのように自分で競馬を作れる強い馬がいると、
競馬はぐんと楽しくなる。
アーネストリーの2回の宝塚記念は非常に強い内容。
また注目点は、どちらも同じようなペースであるということだ。
ただ、陣営も距離の延長に触れるように、幾ら似た性質の条件とはいえ
同じようなレース運びでは、内容は強いとしても結果は付いてこない
恐れがある。
そんな点を考慮してか今秋初戦のオールカマーを見てもゆっくり構えて
ラスト5ハロン11秒台を並べてくる戦法か。
タップダンスシチーで上手く運んだ2002年、2004年がそれに近い。
今年はまず2003年のザッツザプレンティの存在は考え難いから、
ラスト5ハロンの勝負と想定した。
後続に脚を使わせて実績を築いてきた同馬だけに、実は今回とても
難しい立ち位置なのかもしれない。
そして、このような競馬になった時、ブエナビスタもトーセンジョーダンも
歓迎できるタイプではないだろう。
オルフェーヴルはそんなラップの経験がないが、そこはやはり兄を
持ち出したい。
ラスト5ハロンの速力勝負になると、昨年の1,2着馬が不気味になるわけだが、
それでも昨年より厳しい競馬になるのは確かだろうし、使われて来た
順調度から再度ここでエイシンフラッシュに期待したい。
今年、優秀だったレースは大阪杯と天皇賞秋。
だからこそ、考える展開で上手く折り合えれば一発があると見た。
レッドデイヴィスはそんな流れになれば、最もマッチする血統背景。
父方、母方共に非常に奥が深く不気味だ。
正直距離にはまだ不安があるが、前走の実力値は昨年のルーラーシップを
大きく上回るもの。後方待機で十分かと思われる。
◎ エイシンフラッシュ
△ ブエナビスタ
△ オルフェーヴル
× トーセンジョーダン
注 アーネストリー
☆ レッドデイヴィス
ごちゃつきは致し方なし、全馬無事にゴールを。
ファンさん、wiさん、koさん始めとして皆様にとられましても
今年も良い有馬を!印を見るとやはり全員2強ですね。。(^^;