買いたくなる馬が多くて迷うというのは慣れたことだが、
ここまで1頭も買いたい馬がいないというのは珍しい。
この1,2番人気馬で勝負するのは本当に勇気が必要でもある。
エイシンヒカリが覚醒でもしていない限り、かなりの
凡戦になるのではないだろうか。
ステファノスは十分圏内だろうが、今年のパフォーマンスは今ひとつ。
カンパニーやジャスタウェイ的な存在になるかと期待はしていたが、
底割れしている感もある。
外で脚を使えるのは追い風材料だが、果たしてこの鞍上が昨年並に上手く乗れるのか。
ルージュバックはもうシンプルにこのメンバーで一番強くなっている
可能性が高い。
華奢な牝馬が厳しいローテで56キロというのが不安だが、
特に問題にしなければ外からスムーズだろう。
無難に強い馬が内を引いたとなれば、アンビシャスから買いたくなる。
ただどうしても、ウチでゴチャついて折り合いを欠くようだと、
今の内の馬場では最後ガス欠を起こす心配がある。
天皇賞秋この枠でそう簡単に乗れる馬ではないだろう。
もうちょっと買いたくなる馬がいないのだが、しいて上げれば
一気にオッズが落ちる8番人気のサトノクラウンだろう。
体質が弱くいつ走るか本当に分からないこの馬だが、
少しクッションが効いた東京2000Mが絶好の舞台だろう。
元々実力値もそれなりに足りている。
今日はスイッチが入る時で、直線早くから進路が確保出来ていれば
十分勝機あり。
◎ サトノクラウン
○ ルージュバック
▲ アンビシャス