競馬予想 競馬桜坂

2006年間馬券収入500万、G1的中率8割の競馬人がこの世界
に新たな境地を切り開くことを強く約束する。

【競馬 予想】 第59回 阪神ジュベナイルF(GI) レース回顧

2007年12月02日 20時20分13秒 | Weblog

個人的には今年最高に痺れたG1レースだった。
馬券は全く駄目な結果だったが、それをも忘れさせてくれる内容。
出走馬の能力が高いレベルで拮抗、またペースが読めない岩田Jの
アシストがその要因だろう。

改装後、阪神マイル程今までつまらないものは無かった。
1、2番人気のどちらかは必ず連体し
(9割半ば以上)、内々を
回った先行馬が滅法強く後方一気は通用しない。

しかしながら今開催は少し力が要る馬場かつ、ペースが予測通り
上がったことにより、この舞台の潜在性がようやく開放された感覚がある。
せめてG1だけでも今日のような競馬が行われればファンは付いてくる。
競馬最盛期とも言える1995年前後と比較すると今年の各G1の売上は
約半分までに減少
している事実は、単に娯楽の分散化、経済状況による
問題だけではないはずだ。

レースに話を戻すと、エイシンパンサーがやや暴走気味に逃げたせいもあり、
約2馬身程のハイゾーン競馬。こうとなると、先行馬は阪神の長い直線が
初めて苦しく感じる。
そして、最も理想的な位置で競馬をしたのは勝ち馬トールポピー
常々、池添Jは取り上げて来たが、もうこの事でもJRAの騎手の中では
最もクレバーといっていいだろう。直線に入るまでの位置取りでほぼ勝負は
付いていたと見るが、更に凄いのは早めの抜け出しを避けるため1頭追い出しを
我慢させる点を見ても、G1実績がある騎手にしか出来ない芸当だった。

2着レーヴダムールは、時計的評価は出来なかったがあの非凡な才能を
見せ付けた新馬戦の力が本物だったということだろう。
この馬をしっかり見出した馬券者は素晴らしいの一言。
今日もスタートはもたついており、この馬の可能性はまだ今後広がる
期待があり楽しみだ。

エイムアットビップは上手くためが利いたことが全てだろう。
今まであれだけスピードを売りにしていた馬を、いきなり制御させる
技術は福永Jの真骨頂ともいえ、普通は中々出来ない高度なものだ。

オディールは先行した馬で最先着しており、強い馬であることを証明している。
今日は少し展開が誤算だったという内容であり、引き続きマイル以下では
この世代でトップクラスだろう。ただ成長力にはかなり不安がある血筋。

シャランジュはこの条件でもしっかり走っている。
経験上、この馬のレース内容を見る限り非常にオークスを匂わせる1頭だ。

レジネッタは実質全く人気が無い存在だったが(武豊J人気で単勝だけ売れる)、
力は示せた内容だろう。マイル以下なら引き続き活躍出来るタイプ。

直線一度先頭に立ったカレイジャスミンは夢を見せてくれたように、厳しい展開の
中評価出来る走り。先行力があるため、今後も積極的に買いたい

ラルケットはスタートが致命的になり外々を回らされてのこの着差であり、
挽回は可能と感じている。

人気馬で唯一飛んだアロマキャンドルは初の遠征などの理由もあるだろうが、
東京での実力値も他出走馬より低く好走は難しかった。

総括として、相対実力値が僅差ながら最高値であるレーヴダムール
あらためて非常に今後楽しみ。精神力も強く、ロックドゥカンプのデビュー当時を
彷彿させるここまでの走り。



今週は週末になってバタバタとし、絶対負けないようにしている日曜日の
収支も今年下半期初めての負け。
今年も残り3週、来週はしっかり挽回しなければなりません。


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【競馬 予想】 第59回 阪神ジュベナイルF(GI) 勝負目

2007年12月02日 14時17分09秒 | Weblog
急遽、午前中に中山競馬場に出向いたので更新が遅くなりました。

非常に難解でリスクはあるレースだが、配当の妙味がありここは
馬券者として強めに買っておきたい。

まず確かに言える事実として、今年の出走メンバーのここまでの
実力値は過去最高と言っても良いぐらい評価出来る。
オッズも割れているように、どこからでも入れるメンバー構成。

その中でも絶対実力値が抜けて来たのは3頭
短距離部門では文句なくオディールクロフネ産駒は改装後阪神マイルなら
適性があり、アンカツの前走後のコメントには自信
が感じられた。
マイル路線ではシャランジュになるが、現状左回り専用と見ている。
このレースに相性が良い中距離路線で優秀なのは、やはりトールポビー
脚が少し遅いだけに例年なら軽視でよいが、今年はやや時計が掛かる馬場
およびレースラップが珍しく今回は厳しくなりそうなだけに、鞍上が強気に
仕掛けてくれば怖い一頭。

カレイジャスミン札幌2歳Sで優秀な相対実力値、そして前走の
絶対実力値も優秀
である。偶然にもタヤスツヨシ産駒は昨日の同条件を勝利。

武豊Jの中途半端な人気馬はまず来ないのだが、レジネッタに関しては
前走優秀、内枠、血統良しということで面白い。



◎ オディール
○ カレイジャスミン

▲ レジネッタ
△ トールポビー
注 ラルケット


ファンタジーS上位3頭の3連複は抑えておきたい。



コメント (2)
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