長かった春休みもほぼ終わってしまった。
ぼちぼち,まじめに取り組まないでほったらかしにしてしまっていたいくつかの仕事と向き合わなければならない。
そんなわけで,これまで猛烈な勢いで書き散らしてきた電子工作関連の話題はしだいに減っていくことになりそうである。
とりあえずけじめとしてまだ記事にしていなかったネタを綴っていくとしよう。
今回は,自分が何かをしたという話ではなく,単にお金を出して買いそろえたパーツのお披露目である。
大きいブレッドボードは一枚あれば十分だし,立派な奴は数千円するし,置き場にも困るので,気軽に買い集めるわけにはいかない。
けれども,極小サイズのブレッドボードは比較的安価だし,バリエーションも豊富なのでついコレクションしたくなる。
そうやってコツコツ集めたのがこれである。
どう見ても同じ型の製品にしか思えないのだが,メーカーは2社である。その辺の事情は興味がないので調べていない。
下段の青,白,黒と,上段左のスケルトンは秋月電子通商でゲットした。
千石電商で赤と緑を見つけた時は一も二もなく即買いした。
黄色や橙,いっそのこと紫や茶色,さらには灰色もあれば申し分ないのだが,作られていないのかもしれない。
あるいは,チェック柄やファンシーな柄をプリントした,実際には使いづらいに違いないが,見た目重視の商品もあれば面白いのだが,さすがにそういうのはないだろう。けれども限定モデルとか銘打って生産されないものだろうか。
赤いスケルトン(Clear)もあるらしい。まさに "the coolest looking" である。シビれる!(死語?)どこかの店で出会えるのを楽しみに待つこととしよう。
『武蔵野電波のブレッドボーダーズ』に紹介されていたのを見て,絶対買おうと心に決めていた商品の一つである。
喫茶店なんかでこんなオシャレなボードと小さな袋に入れたパーツをおもむろに取り出して,LED がチカチカ点滅する回路を組んだら,なんかすごくカッコよくない?
ときどきそんな夢想にふけるのだが,急に何がしかの怪しい装置を組み立てるというのは不審者以外の何者でもないか,と首を振って妄想を終えるのが常である。下手をすると時限爆弾を組み立て始めたと思われかねない行為なので,なかなか実際に踏み切れない行為なのだが,『ブレッドボーダーズ』111ページにスタバでブレッドボード・ラジオで受信したというエピソードが証拠写真(?)付きで載っていた。やはりやる人はいるんだな,としみじみした次第である。
ちなみに,人の少ない電車の中で回路を黙々と組んだことはある。マルチバイブレータなどの回路をそらでスピーディーに組み上げるというのは,なかなかの暇つぶしであるし,挑戦し甲斐のある遊びであろう。
これらのブレッドボードはオシャレであるが,電源用のラインがないのが玉に瑕である。もっと本格的な実験をするにはもう少し大きいものにしないと使い勝手が悪い。
IC をほとんど使わない回路ならば EIC-801 で十分だろう。
実際,『ブレッドボードで始める電子工作』ではこれのみで十分に組める回路を50例ほど紹介しているし,著者のサイトに行けばもっと多くの回路が掲載されている。
考えてみれば,高々10個くらいの端子しかない小さなラグ板に組める回路は極小サイズのブレッドボードでも余るくらいなので,EIC-801 でも大きすぎると言えよう。
ただ,デジタル回路は IC を何個も使ったそこそこの規模の回路が中心になるし,動作の様子を表示するために多くの LED を使ったりするので,EIC-801 1枚だけでは心もとない。
ちなみに,本物の EIC-801 は左端の白いブレッドボードである。真ん中のものはそれと同じデザインのユニバーサル基版であり,裏面はこんな感じになっている。
配線はブレッドボードに合わせてランドをつなげているが,ブレッドボードとは違ってカッターで削って絶縁することもできるので,ブレッドボードよりも配線をコンパクトにまとめることができそうだ。
この EIC-801 は秋月電子通商で買った。別の日にまた訪れて基板コーナーを見ていたら,真ん中の基板を見つけたので矢も盾もたまらず買った。これもオシャレな商品である。
もう一つのオシャレ商品である右端のスケルトンバージョンは千石電商でミニ赤・緑と一緒に売られているところを発見した。ただ,撮影用に7セグメント LED を光らせた際,端子が固くて抵抗のリード線が差し込みにくかったのが残念である。
本ネタのラストは山水トランスである。
写真に比較物を入れるのを忘れたが,なんとなく小ささは伝わるのではないだろうか。秋葉原のノグチトランスで購入したものである。二段目の左から ST-26,ST-30,ST-32 である。ST-30 は鉄心に刻まれた型番が読み取れると思う。
ちっちゃい,カラフル,たまらないの三拍子がそろっている。
三段目,一番手前においていあるのは他の店で手に入れた同等品たちである。ST ではなく,T だけだったり,ET と書かれていたりする。昔の電子工作の本を見ると SD というのもあったそうだが,それも探せばあったのかもしれない。科学教材社では KT 名義の同等品を扱っているようである。
電子部品たちはカラーコードがプリントされていたり,面白い形をしていたり,とにかくなんだか小さくてかわいらしかったりと,飾っておくだけでも目で楽しめるものがたくさんある。回路に組まなくても,インテリアとして飾っておくのも悪くないのではないだろうか。そんな楽しみかたもありではないかと思う今日この頃である。
ぼちぼち,まじめに取り組まないでほったらかしにしてしまっていたいくつかの仕事と向き合わなければならない。
そんなわけで,これまで猛烈な勢いで書き散らしてきた電子工作関連の話題はしだいに減っていくことになりそうである。
とりあえずけじめとしてまだ記事にしていなかったネタを綴っていくとしよう。
今回は,自分が何かをしたという話ではなく,単にお金を出して買いそろえたパーツのお披露目である。
大きいブレッドボードは一枚あれば十分だし,立派な奴は数千円するし,置き場にも困るので,気軽に買い集めるわけにはいかない。
けれども,極小サイズのブレッドボードは比較的安価だし,バリエーションも豊富なのでついコレクションしたくなる。
そうやってコツコツ集めたのがこれである。
どう見ても同じ型の製品にしか思えないのだが,メーカーは2社である。その辺の事情は興味がないので調べていない。
下段の青,白,黒と,上段左のスケルトンは秋月電子通商でゲットした。
千石電商で赤と緑を見つけた時は一も二もなく即買いした。
黄色や橙,いっそのこと紫や茶色,さらには灰色もあれば申し分ないのだが,作られていないのかもしれない。
あるいは,チェック柄やファンシーな柄をプリントした,実際には使いづらいに違いないが,見た目重視の商品もあれば面白いのだが,さすがにそういうのはないだろう。けれども限定モデルとか銘打って生産されないものだろうか。
赤いスケルトン(Clear)もあるらしい。まさに "the coolest looking" である。シビれる!(死語?)どこかの店で出会えるのを楽しみに待つこととしよう。
『武蔵野電波のブレッドボーダーズ』に紹介されていたのを見て,絶対買おうと心に決めていた商品の一つである。
喫茶店なんかでこんなオシャレなボードと小さな袋に入れたパーツをおもむろに取り出して,LED がチカチカ点滅する回路を組んだら,なんかすごくカッコよくない?
ときどきそんな夢想にふけるのだが,急に何がしかの怪しい装置を組み立てるというのは不審者以外の何者でもないか,と首を振って妄想を終えるのが常である。下手をすると時限爆弾を組み立て始めたと思われかねない行為なので,なかなか実際に踏み切れない行為なのだが,『ブレッドボーダーズ』111ページにスタバでブレッドボード・ラジオで受信したというエピソードが証拠写真(?)付きで載っていた。やはりやる人はいるんだな,としみじみした次第である。
ちなみに,人の少ない電車の中で回路を黙々と組んだことはある。マルチバイブレータなどの回路をそらでスピーディーに組み上げるというのは,なかなかの暇つぶしであるし,挑戦し甲斐のある遊びであろう。
これらのブレッドボードはオシャレであるが,電源用のラインがないのが玉に瑕である。もっと本格的な実験をするにはもう少し大きいものにしないと使い勝手が悪い。
IC をほとんど使わない回路ならば EIC-801 で十分だろう。
実際,『ブレッドボードで始める電子工作』ではこれのみで十分に組める回路を50例ほど紹介しているし,著者のサイトに行けばもっと多くの回路が掲載されている。
考えてみれば,高々10個くらいの端子しかない小さなラグ板に組める回路は極小サイズのブレッドボードでも余るくらいなので,EIC-801 でも大きすぎると言えよう。
ただ,デジタル回路は IC を何個も使ったそこそこの規模の回路が中心になるし,動作の様子を表示するために多くの LED を使ったりするので,EIC-801 1枚だけでは心もとない。
ちなみに,本物の EIC-801 は左端の白いブレッドボードである。真ん中のものはそれと同じデザインのユニバーサル基版であり,裏面はこんな感じになっている。
配線はブレッドボードに合わせてランドをつなげているが,ブレッドボードとは違ってカッターで削って絶縁することもできるので,ブレッドボードよりも配線をコンパクトにまとめることができそうだ。
この EIC-801 は秋月電子通商で買った。別の日にまた訪れて基板コーナーを見ていたら,真ん中の基板を見つけたので矢も盾もたまらず買った。これもオシャレな商品である。
もう一つのオシャレ商品である右端のスケルトンバージョンは千石電商でミニ赤・緑と一緒に売られているところを発見した。ただ,撮影用に7セグメント LED を光らせた際,端子が固くて抵抗のリード線が差し込みにくかったのが残念である。
本ネタのラストは山水トランスである。
写真に比較物を入れるのを忘れたが,なんとなく小ささは伝わるのではないだろうか。秋葉原のノグチトランスで購入したものである。二段目の左から ST-26,ST-30,ST-32 である。ST-30 は鉄心に刻まれた型番が読み取れると思う。
ちっちゃい,カラフル,たまらないの三拍子がそろっている。
三段目,一番手前においていあるのは他の店で手に入れた同等品たちである。ST ではなく,T だけだったり,ET と書かれていたりする。昔の電子工作の本を見ると SD というのもあったそうだが,それも探せばあったのかもしれない。科学教材社では KT 名義の同等品を扱っているようである。
電子部品たちはカラーコードがプリントされていたり,面白い形をしていたり,とにかくなんだか小さくてかわいらしかったりと,飾っておくだけでも目で楽しめるものがたくさんある。回路に組まなくても,インテリアとして飾っておくのも悪くないのではないだろうか。そんな楽しみかたもありではないかと思う今日この頃である。
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