11月の雪景色。

世間では新しいアメリカの大統領が誕生したり，久々の大きな地震が東北で起きたりと色々な出来事があったが，今朝目が覚めてふと外を見たらそこは雪景色だった。

まだ11月だというのに関東地方で雪が降るとは驚きである。冬は年内は雪がめったに降らず，1月のセンター試験の頃や2月の頭，遅い時には3月下旬や4月の頭に雪が降るというイメージが定着していたので，本当にびっくりである。一昨日に天気予報で強い寒気が来てみぞれが降るという予想を見たが，見事に的中したわけである。

朝の室温は8℃だったので，地表付近は雪が降るほどの寒さだったわけではないが，上空の気温が低かったのであろう。

昼を過ぎても雪は降りしきり，これはいつまで降り続くのだろうと不安に思ったが，しばらくしてピタリと止んでしまった。

アスファルトの路面にはほとんど積もっていないが，人の立ち入らないところにはしっかりと積もっている。ちょうど今は紅葉の盛りなので，鮮やかに色づいた木の葉と白い雪のコントラストには強い感銘を受けた。というわけで久々に俳句を。

赤や黄の落ち葉に積もる白き雪

白き雪はらりと舞い落つ黄葉や

赤や黄の木々が早くも雪化粧