明日から7月。暦は今日で今年を折り返します。まだ梅雨が明けていませんが、この暑さ。夏到来を感じます。
夏休みの計画は着々と進んでいますか?
お休み明けのレッスンでは、生徒たちに「お休みどうしてた? どこかへ行った?」などの質問を英語でします。夏休みについてはジャーナルを書いたり、日記を書いたりする課題を出します。
以前、私のクラスで、小学3年生のある女の子に'Where did you go?'と聞くと、
女の子 「ホテルで泊まった」
私 「ホテル? 誰と?」
女の子 「お父さんとお母さんと妹」
私 「どこのホテル?」
女の子 (首をかしげて) 「わかんない」
私 「何したの?」
女の子 「ごちそう食べた」
私 「ほかには?」
女の子 「・・・・・・」
私
想像するに、家族旅行なんでしょう、きっと。「楽しかった?」と聞くと、こくんの首を振りますが、ほかになにもでてこない。覚えていないわけじゃないのですが、自分がどこに行ったかわからない??ということなんでしょうか。不思議です。
実は、こういうお子さん、ひとりじゃないです。
お父さん、お母さんは子どもたちの思い出作りに楽しい経験をさせようと思って旅行に行くと思うのですが、どうして子どもの心に残っていないのか? ただ表現できないのか? 理解に苦しみます。
旅の仕方も変わりました。
私の子ども時代は自家用車がまだありませんでしたので、鉄道の旅がほとんど。ですから今でも車窓から風景を眺めるのが好きです。その土地ごとの風景、駅の名前をよく覚えました。列車の中では両親と語り、歌を歌ったり、お弁当やお菓子を食べたり。「ふるさと」や「線路は続くよ」の歌を母から教わったのも列車の中でした。
それに比べると今は車社会。渋滞の中で子どもは車の中でゲームに夢中、というのはなんとも哀しい光景です。
さて、我が家も子どもたちが小さい頃はよく車で出かけました。ただ車の乗って、目的地について、ごちそう食べて・・・というのではなく、道中の課題、目的地での課題を作ってでかけるようにしました。「今回は~にチャレンジしよう!」「~を体験しよう!」みたいな課題です。夏はキャンプや海など、私たち親と子どもたちが一緒に活動を楽しめるチャンスを作りました。
子どもたちが小学生になってからは、行く前には地図を広げて、どういうふうに行くのか地名をチェックし、スケジュールを一緒にたてました。一冊ノートを用意して計画を書き、道中、「道の駅」などのスタンプ集め、観光名所では入場券なども貼って、毎日感想を書き、旅行記をよく作りました。実はこの「旅行記」ー私が子どもの頃、母の勧めでよく作ったものです。これは記念になりますし、知識も増え、なにより子どもたちの記憶に残りました。
長男が中学に入った夏に、一念発起してオーストラリアに出かけたことがあります。私も初めての南半球ー2ヶ月準備にあてました。子どもたちとオーストラリについて調べたり、北半球と南半球の違いを調べ、現地で確かめよう!ということを目的にしました。
「お風呂の排水の渦巻きが、日本とは反対」というのに興味を持って、行く先々で水を流して「ほおお 」と感動しました。長男はマクドナルドでメニューの違いを発見し、定員さんにメニューをもらってきて日本との価格差の「自由研究」をして提出していました
さあ、今からでも間に合います。計画実行振り返りのプロセスを上手に使って有意義な夏休みにしてください。子どもたちにとっては現実世界から離れて伸び伸びと学べる大きなチャンスです。
「ディズニーランド」ももちろん楽しいですが、「楽しませてもらう」ばかりじゃなくて、自分で「楽しむ力」「楽しみを見つける力」をつけていって欲しいですね。
夏休みの計画は着々と進んでいますか?
お休み明けのレッスンでは、生徒たちに「お休みどうしてた? どこかへ行った?」などの質問を英語でします。夏休みについてはジャーナルを書いたり、日記を書いたりする課題を出します。
以前、私のクラスで、小学3年生のある女の子に'Where did you go?'と聞くと、
女の子 「ホテルで泊まった」
私 「ホテル? 誰と?」
女の子 「お父さんとお母さんと妹」
私 「どこのホテル?」
女の子 (首をかしげて) 「わかんない」
私 「何したの?」
女の子 「ごちそう食べた」
私 「ほかには?」
女の子 「・・・・・・」
私
想像するに、家族旅行なんでしょう、きっと。「楽しかった?」と聞くと、こくんの首を振りますが、ほかになにもでてこない。覚えていないわけじゃないのですが、自分がどこに行ったかわからない??ということなんでしょうか。不思議です。
実は、こういうお子さん、ひとりじゃないです。
お父さん、お母さんは子どもたちの思い出作りに楽しい経験をさせようと思って旅行に行くと思うのですが、どうして子どもの心に残っていないのか? ただ表現できないのか? 理解に苦しみます。
旅の仕方も変わりました。
私の子ども時代は自家用車がまだありませんでしたので、鉄道の旅がほとんど。ですから今でも車窓から風景を眺めるのが好きです。その土地ごとの風景、駅の名前をよく覚えました。列車の中では両親と語り、歌を歌ったり、お弁当やお菓子を食べたり。「ふるさと」や「線路は続くよ」の歌を母から教わったのも列車の中でした。
それに比べると今は車社会。渋滞の中で子どもは車の中でゲームに夢中、というのはなんとも哀しい光景です。
さて、我が家も子どもたちが小さい頃はよく車で出かけました。ただ車の乗って、目的地について、ごちそう食べて・・・というのではなく、道中の課題、目的地での課題を作ってでかけるようにしました。「今回は~にチャレンジしよう!」「~を体験しよう!」みたいな課題です。夏はキャンプや海など、私たち親と子どもたちが一緒に活動を楽しめるチャンスを作りました。
子どもたちが小学生になってからは、行く前には地図を広げて、どういうふうに行くのか地名をチェックし、スケジュールを一緒にたてました。一冊ノートを用意して計画を書き、道中、「道の駅」などのスタンプ集め、観光名所では入場券なども貼って、毎日感想を書き、旅行記をよく作りました。実はこの「旅行記」ー私が子どもの頃、母の勧めでよく作ったものです。これは記念になりますし、知識も増え、なにより子どもたちの記憶に残りました。
長男が中学に入った夏に、一念発起してオーストラリアに出かけたことがあります。私も初めての南半球ー2ヶ月準備にあてました。子どもたちとオーストラリについて調べたり、北半球と南半球の違いを調べ、現地で確かめよう!ということを目的にしました。
「お風呂の排水の渦巻きが、日本とは反対」というのに興味を持って、行く先々で水を流して「ほおお 」と感動しました。長男はマクドナルドでメニューの違いを発見し、定員さんにメニューをもらってきて日本との価格差の「自由研究」をして提出していました
さあ、今からでも間に合います。計画実行振り返りのプロセスを上手に使って有意義な夏休みにしてください。子どもたちにとっては現実世界から離れて伸び伸びと学べる大きなチャンスです。
「ディズニーランド」ももちろん楽しいですが、「楽しませてもらう」ばかりじゃなくて、自分で「楽しむ力」「楽しみを見つける力」をつけていって欲しいですね。