先日次男が「母さん、これおもしろいよ」と持ってきたのが祖父が愛用していたコンパクト旅行英会話辞典。
次男 「これ、どういう英語かあててみて。
‘サンクス アイヴ ハアド アバウチュー、トゥー’」
私 「はあ??」
どうやらすべての英会話文にカタカナがふってあるようで、次男はおもしろい、おもしろい、と笑いながら読みふけっていました。まるでクイズを解いているかのようなノリです。
日本には外国からはいってきた単語がカタカナで表されていますが、これが「通じる英語」から私達を遠ざけているのではないかと思っています。
日本語は50音あって、すべての文字が例えば、「カ」は'k+a'というように子音と母音でなりたっています。それとは反対に英語はアルファベット26文字にそれぞれ音があります。もちろん文字がくっついてほかの音にかわるときもありますが、原則としてはこの26文字の音を正確に発しなくてはいけません。それに、喉がふるえる「有声音」と喉が震えない「無声音」がありますから、これもきっちり区別します。日本語はすべて有声音ですから、無声音は聞き取れなかったり、正確に発するのはなかなか難しいです。
初めてアメリカにホームステイに行った時、私はテレビのコマーシャルに釘付けでした。「へえー、英語ではこういうふうに発音するのか」と思う単語ばかりなのです。
そのなかの極めつけが、子どもに大人気の「マクドナルド ハンバーガー」でした。ある晩、ホームステイ先のテレビでこのマクドナルドのコマーシャルを見た時は腰を抜かさんばかりに驚きました。
なぜって、英語の'McDonald'は日本語の「マクドナルド」に似ても似つかなかったからです。
日本語にはない音ですからカタカナでは書けません。どう説明したらいいかわかりませんが、日本語の平坦さと比べて、英語のアクセントとリズムが、その二つの単語をまったく異質のものにしていました。
それからというもの私はコマーシャルで聴いた本物の音をとにかく口に出して反芻し練習しました。生の音を聴いて、それをとにかく真似することが発音の上達になります。
こういった観点から私のスクールの生徒にはフォニックスを習いながら次のことを徹底させます。
英語の単語や文にカタカナをふらない
CDなどを使ってたくさん本物の音を聴いてまねする
特に幼児期は音に敏感ですから、本物の音をたくさん聞かせ、脳にインプットしましょう。
次男 「これ、どういう英語かあててみて。
‘サンクス アイヴ ハアド アバウチュー、トゥー’」
私 「はあ??」
どうやらすべての英会話文にカタカナがふってあるようで、次男はおもしろい、おもしろい、と笑いながら読みふけっていました。まるでクイズを解いているかのようなノリです。
日本には外国からはいってきた単語がカタカナで表されていますが、これが「通じる英語」から私達を遠ざけているのではないかと思っています。
日本語は50音あって、すべての文字が例えば、「カ」は'k+a'というように子音と母音でなりたっています。それとは反対に英語はアルファベット26文字にそれぞれ音があります。もちろん文字がくっついてほかの音にかわるときもありますが、原則としてはこの26文字の音を正確に発しなくてはいけません。それに、喉がふるえる「有声音」と喉が震えない「無声音」がありますから、これもきっちり区別します。日本語はすべて有声音ですから、無声音は聞き取れなかったり、正確に発するのはなかなか難しいです。
初めてアメリカにホームステイに行った時、私はテレビのコマーシャルに釘付けでした。「へえー、英語ではこういうふうに発音するのか」と思う単語ばかりなのです。
そのなかの極めつけが、子どもに大人気の「マクドナルド ハンバーガー」でした。ある晩、ホームステイ先のテレビでこのマクドナルドのコマーシャルを見た時は腰を抜かさんばかりに驚きました。
なぜって、英語の'McDonald'は日本語の「マクドナルド」に似ても似つかなかったからです。
日本語にはない音ですからカタカナでは書けません。どう説明したらいいかわかりませんが、日本語の平坦さと比べて、英語のアクセントとリズムが、その二つの単語をまったく異質のものにしていました。
それからというもの私はコマーシャルで聴いた本物の音をとにかく口に出して反芻し練習しました。生の音を聴いて、それをとにかく真似することが発音の上達になります。
こういった観点から私のスクールの生徒にはフォニックスを習いながら次のことを徹底させます。
英語の単語や文にカタカナをふらない
CDなどを使ってたくさん本物の音を聴いてまねする
特に幼児期は音に敏感ですから、本物の音をたくさん聞かせ、脳にインプットしましょう。