日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

安珍清姫

2014年03月30日 | Weblog
安珍清姫    

清姫ってストーカーじゃないの

紀州路線走ると、御坊の次が道場寺である。ここには、安珍・清姫物語伝説が、ある。

恋にくるう女が男を追いかける。最後には、彼が隠れている釣鐘を恋の炎で、焼き尽くす。

何もかにも忘れて、命をかけた恋の情熱は一体どこから出てくるのであろうか。

この物語は、何を語ろうとしているのか、
1,女の恋の情念の激しさ
2,なぜそこまでエネルギーを集中して、釣鐘を焼き尽くすのだ。女の内なる世界は、閉鎖的だから、一点集中したエネルギーはすべてを焼き尽くすほどのパワーを持っている。

女にかかわらず、恋という情念のもつエネルギーの大きさ。そこには、男と女という差は無いと思うが、一点集中となると女の情念の方が、大きいのかもしれない。

命をかけてもという望みが、押しつぶされて、解放されない女の情念の塊は、今生という形をとれば、幽霊になる。
清姫は、死んでから、蛇になるのではなくて、生きて、情念の炎で安珍が隠れたとする釣鐘を焼き尽くす。

そこで問題。
現代の清姫に、この問題を尋ねたら、彼女達は何と答えるであろうか。
安珍代わりはいくらでもいるよ。 さっさと、乗り換え、するのだね。それが、かなわないのなら、生涯独身で過ごす。
結婚しても、離婚率が高くなる現代だったら、結婚していてもいなくても大差は無い。(本当は大差がある。)
離婚したと思えば、独身でいても、なんらさしつかえない。

僕のコメント
なるほどね。僕の考えは現代の若者風じゃないので、ついていけないよ

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