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かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

アルピニスト

2010年03月17日 | 雑記

今日、いつものように事務所に出勤しようと入っているビルの玄関ドアを開けると、
少し先のエレベーター前の方から元気な声で「おはようございます」と声を掛けられる。

エレベーター前に差し掛かると中から「お乗りになりませんか?」と再度のお声掛け、
よく見ると2年前ぐらい前まで数度お会いしたM氏だった。

M氏は自身の在籍した会社と同じグループ会社で1年先輩に当る人だが、
特機分野の営業畑から学校法人の事務長へと転職し、活躍されている。

業務上の情報交換から話は始まったが、P社グループ時代の話などで盛り上がり、
在籍時の職務経験などが現職にずいぶん役に立っているとのことだった。
このことは自身も実感していることでもあり、過去のブログにも書いている。

やりとりしている中で、山登りを趣味にしておられるとのことだったので、
聞いてみると。世界の有名峰をこれから登りたいという夢を持っておられた。

個人的にも山の会を作られ、現在も日本アルプスの主要山岳を踏破されている。
若かりし頃は壮絶なアルピニストとして知られる小西政継氏らと共にエベレストに
挑戦された経歴も持たれていると聞いてびっくり仰天した。

くじゅう山系なども年間100日入られた経験もあるらしく。細部まで知り尽くした方だ。
自身も独身時代は年間100日以上、山に身をおいた経験がある。
休日はいつも山中という感じだった。他の部分では犠牲にしたことも多かったが、
それを補って余りある貴重な経験ができたと思える。
現在は雑事もあってあの頃のようにはできないが、あの頃に帰ることができたらと
惜別の念?を禁じえずにいる。

自身など低俗な山遊びばかりなので、M氏の足元にも及ばないが、同好の士と
いうことにさせて頂いて、こちらのホムペなども紹介しておいた。
こんなことがあると益々世間の狭さなど感じてしまう。

ストイックなまでに山登りに集中していた頃が懐かしい。あの日にはもう帰れない。