と言うことでフィルムスキャンのHP PhotoSmart S20を落札してしまいました。
と言っても落札価格は500円。そんなモンですが…
Canon EOS 5D + Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8
1/15s, f/4, ISO200
まあ、結構なでかさです。それでもフラットベットスキャナよりは占有面積は控えめです。
手前の青い部分がフィルム等を入れるところです。これ、フィルムをホルダーを付けることなく読み込ませることが出来ます。これ、意外に便利です。
なぜ、フィルム等と言ったか。実はこの機械は写真も読み込ませることが出来るんですね。なんだか…GT-F650買わなくて良かったんじゃないか?みたいなw
Canon EOS 5D + Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8
1/4s, f/4, ISO200
この機械は、フロントがこの様にパカッと開く仕組み。これで埃とかがスキャンの妨げになるような場合は掃除することが出来る。これ、結構重要です。
これがネガフィルムからそのままスキャンした画像。うーんGT-X650でもそうだったけど、やっぱり赤みがかかった感じ。ちなみに、これは2400dpiでスキャンしたものです。
カワセミ部分を拡大すると、なんかガサガサしたような感じです。コントラストも弱いような感じかな?
そこでPhoto Impact 12というソフトで、ちょっと色味を変えて、ノイズも軽減させてみました。
カワセミ部分の拡大。ガサガサ感は弱くなりましたが、カワセミのディテールまで失ったような…ちょっと残念。
それでもさすが専用機といった感じです。これで500円は安すぎるw
ただ、ちょっと首をかしげるデメリットも。
「フィルムは5コマしかスキャンできない」
普通、フィルムは写真6枚分でカットされますが、そのフィルムを挿しても5コマしかスキャンされません。最後の1枚は、逆向きに挿してスキャンするしかないようですw
ホルダー使わないから、最後の方がスキャンできないと言うことなんでしょうかね。
あと、これはしょうがないことかもしれませんが…
「Windows7非対応」
スキャンするときはサブ機(WindowsXP Pro)を使えば済むことなんですが、面倒くさいかなとw
どうにか、XP用のドライバを読み込まして認識させたいのですが…難しいようです。
まあ、何せ20世紀の商品ですから。
「遅い、うるさい」
何が遅いって、起動が遅い。セルフチェックをするんですが1分以上かかっちゃう。しかも結構やかましいしね。
夜のスキャンはちょっと躊躇しちゃうかもw
ま、これでフィルムもどんどん取り込めますよ。
さらに写真も取り込んでみましょう。このスキャナ、なんと2L判も吸い込んでしまいます。
色など、かなり忠実に出ています。若干シャドウはもう少し黒かもしれませんが…。これは300dpiでスキャン。
カワセミ部分トリミング。特に文句ないですね。フィルム特有の残粒感も忠実に再現していると思います。
いや、これは結構気に入ったかもw
2L判も取り込めるということは4×5もイケるということですな。
ネガはフィルムスキャンの時だけ対応っぽいです。
しかし、これ、XP用のドライバで、Windows7(32bit)にも対応してたとは…。
またまた64bitにして後悔しています。