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1年に一度の祭典 Vol.165

2015-02-25 23:18:45 | 映画
 『第87回アカデミー賞』

 1年に一度の映画の祭典、第87回アカデミー賞が23日開催されました。

2009年から作品賞のノミネート数が増え より選考基準が広がった感じがします。

 今回のノミネートの作品は 歴史、現代社会に訴えさせられる作品が

多かったように思えます。

 昨年受賞の『それでも夜は明ける』や 『セルマ』は 今も変わらないアメリカ社会の

根底の問題を象徴しています。


 その中でも気になるのが クリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』。

時代と共に 戦争映画が作られているが まさに現代の戦争に対する闇の部分を

考えさせる内容です。

 家庭では良き親、良き夫であるが 戦場では任務のために自身の葛藤と

戦い続けなければならない....


 長年の戦場から帰還した兵士が 今も脳裏に焼き付いたつらい戦場の出来事で

生きていくことへの失望感から命を落とす人が多いとのことです。 


 戦争が終わった後でも 心の中では消えない記憶をどの様にケアするかが

一番大切ではないかと思います。そのためにも争いのない平和な世の中を。


 戦争映画では『プライベート・ライアン(1998年)』、『戦火の馬(2011年)』が

印象に残っていて どちらもスティーブン・スピルバーグ監督(68)の作品です。

 『プライベート・ライアン』ノルマンディ上陸作戦のオープニングシーンは

これからも語りつがれるでしょう。『戦火の馬』は予想以上に泣けました。

  


 最近めっきり映画館で見ることが少なくなったが テレビとは異なり

素晴らしい音響の中 大画面で見るとまた違った感動が味わえます。

 これからも、感度的な作品にめぐりあえればと思います。 

(『アメリカン・スナイパー』は3月1日(映画の日)に行こうと思います)