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6つ目のタイトル戦 Vol.211

2016-01-13 00:02:21 | 将棋
 『第65回 将棋王将戦』

 イギリスロック界のデビッド・ボウイ氏(69歳)が死去されました。

イギリスを代表するロック歌手でもあり、ファッションでも注目されたデビット・ボウイ氏。

大ヒット曲で今も懐かしい『レッツ・ダンス』は今後も世界の人々の記憶に残ることでしょう。

(『戦場のメリークリスマス』では俳優としても活躍)

 


 将棋7大タイトルの6つ目のタイトル『王将戦』が始まりました。

現タイトルホルダーの郷田王将と挑戦者羽生名人の7局勝負。

第1局は11日、12日の2日にわたり開催され郷田王将が先勝。

以下が現在のタイトルホルダーです。


 ・竜王戦:渡辺竜王(10回、過去9年連続) 羽生名人(6回)

 ・名人戦:羽生名人(9回)、森内九段(8回)、最多は大山康晴名人(18回)

 ・王位戦:羽生名人(17回:現在5連覇中、過去9連続)

 ・王座戦:羽生名人(23回:現在4連覇中、過去19連続)

 ・棋聖戦:羽生名人(現在8連覇中)

 ・王将戦:郷田王将(羽生名人12回) 1月開催

 ・棋王戦:渡辺棋王(羽生名人13回) 2月開催(渡辺棋王×佐藤八段)


 今回王将戦 挑戦者の羽生名人(45歳)は、長年にわたり将棋界の頂点を維持。

現在、4つのタイトルを防衛し、過去には前人未踏の7冠達成(1996年)

そして歴代最多の94タイトルを保持しています。

 最近 若手棋士の台頭が著しいですが 森内九段、郷田王将、丸山九段等 羽生世代の棋士は

A級順位を維持しています。一番の対抗棋士は渡辺竜王(31歳)でしょう。

そして、棋王戦挑戦の佐藤天彦九段。A級順位戦でも2位につけ 初の名人戦挑戦に期待がもたれます。

 個人的には、羽生名人の2度目の7冠達成を期待するばかりです。

タイトル戦の熱い日々 Vol.129

2014-09-03 12:31:14 | 将棋
 『将棋タイトル戦』

 8月末から気候が穏やかになってきましたが、9月は台風が多いとのことで少し心配です。

広島ではまだ連日自衛隊等による救援活動、復興が今も続いています。

一刻も早い、行方不明者の発見、現地復興を願っています。


 4月から始まった将棋タイトル戦、現在のタイトルホルダーは以下の通りです。


 ・名人戦:羽生名人 (タイトル復帰)

 ・棋聖戦:羽生名人 (タイトル防衛)

 ・王位戦:羽生名人 (タイトル戦対局中 :羽生名人3勝1敗木村八段)

 ・王座戦:羽生名人 (羽生名人対豊島七段:9月4日~)

 ・竜王戦:森内竜王 (現在、羽生名人対糸谷六段との挑戦権対局中(4局まで))

 ・棋王戦:渡辺王将 (2015年2月~ 羽生名人決勝リーグ進出権あり)

 ・王将戦:渡辺王将 (2015年1月~)


 タイトル保持者の面々を見ると やはり常に上位を維持する羽生名人(44歳) の存在が輝かしい。

今期の名人戦では、森内竜王に4連勝で名人位復帰と

ここ10年でもタイトルは羽生名人、森内竜王のみになります。

 特に名人戦は、A級順位戦1位の棋士のみが挑戦権を獲得できることより

常に1位になり続けるということは困難なことです。

26歳の時に達成した七冠が再び達成できるかが注目です。


 ちなみに、賞金の一番高いタイトル戦は竜王戦で、優勝者には3800万円、敗者にも1500万円が

与えられます。また、予選対局でも約50万円~約400万と棋士の士気も上がります。

 ただ、それまでには、タイトル戦予選、順位リーグ戦、

その他の棋士活動と多忙な日々を考えると 士気を上げる上でも必要かと思います。


 最終的に、タイトル獲得はどの棋士になるのでしょうか。 

将棋タイトル戦 Vol.45

2014-03-03 00:26:06 | 将棋
『将棋タイトル戦大詰め』

 3月この時期になると、将棋のタイトル戦、NHKトーナメント、A級順位戦が佳境に入ります。

特にA級順位はB級1組への降格もあるので 『将棋界の一番長い日』とも言われています。


■王将戦

  2013年度最後のタイトル戦。第5局で渡辺二冠が勝利し3勝2敗でタイトルまであと一勝。

 常にタイトル戦で出場する羽生三冠、渡辺二冠、まだまだトップをひた走っています。


■第62回NHKトーナメント

  トーナメントも準決勝の入り、郷田九段が西川四段を破り久々の決勝に進出。

 もう1局は、丸山九段と大石六段の対戦。大石六段は羽生三冠を破り勢いがあります。

 初の決勝まであと1勝。尚、大石六段は四段から六段までの昇給が2週間と異例の速さ。


 テレビ放送は以下の日時です。(NHK2CH Eテレ)

 ・準決勝(丸山九段×大石六段):3月 9日(日)AM10:30~

 ・決勝                 :3月23日(日)AM10:30~


■A級順位戦

  3月7日が最終局。既に羽生三冠が7勝1敗と去年に引き続きA級1位となり

 4月から始まる名人戦で 森内竜王名人と対戦致します。(3年連続同カード)

 尚、谷川九段がA級昇格から一度も降格がありませんでしたが 32期連続で途絶えてしまいました。

 今は会長職と兼務しながらと 多忙な日々を過ごされているので多少影響があるのかもしれません。
 
 あと一人の降格の可能性が5人程いるので 各対局の動向が左右されます。

 
 尚、B級1組からの昇格は広瀬七段と阿久津七段です。

 3月7日は長い日になりそうです。

タイトル決定。

2013-12-01 07:54:40 | 将棋
 将棋竜王戦

  ~第5戦~

 第5局は 富山県宇奈月温泉で開催。

タイトル戦は各地を転戦するので 棋士も対戦前のひとときを味わうことができるのでないでしょうか。

4局までで 森内名人が3勝1敗と王手をかけて 渡辺竜王にとっても後がない5局になりました。

タイトル戦は持ち時間8時間と長い対局であるが一歩間違えると

形成が一気に逆転してしまうので精神的にも大変なひとときです、


 1日目は渡辺竜王が有利にも思えたが 森内名人の受けの戦術が勝利につながりました。

(さすが受けの達人です)

いくえにも広がる戦術は奥深いものであります。(解説を聞いていて参考になります)


 渡辺竜王は10連覇を逃しましたが 来年はリベンジを目指すでしょう。

 今年のタイトルは以下の通りです。

 ・森内名人、竜王   (2冠)

 ・羽生王位、王座、棋聖(3冠)

 ・渡辺王将、棋王   (2冠)

 
いつしか羽生3冠が達成した7冠達成する棋士が誕生することを期待します。