6月15日
朝、宿の車で「差閉(さしとじ)」まで送っていただいて、
映画「北のカナリアたち」のロケ地に立ち寄った。
映画の舞台である岬分校
映画の為に、この利尻島を望む場所を選んで校舎を建てたということだ。
教室に入るとヒロイン吉永さんのバーチャル映像が!
まるで本人が立って話しているみたいで驚いた。
その後は一端「知床」まで歩いて「桃岩展望台」までのトレッキングコースに入った。
歩き始めこそ道は良かったが、その後は悪くなる一方。
ヌルヌルと粘土のようにぬかるんでいるので、滑りやすい。
実際、滑って転ぶ人を何人も見かけたので、私も滑らないように一歩一歩と足元を確かめながら歩く。
この「桃岩歩道」は、礼文島の中でも屈指の花畑が広がる所。
お天気のいい日に歩きたいと最後に残しておいた。
それにお花だけでなく、その一帯の景色も、それは素晴らしい。
断崖絶壁が連なる西海岸、振り向けば海の向こうに利尻富士、
そして散策路の周囲には花が咲き乱れる。
元地灯台
昨日歩いた「メノウ浜」の海岸線
残念ながら今日の利尻富士は上半分が隠れてしまっている。
私はお花も楽しみではあるが、この景色が大すき。
岩肌と緑のバランスも美しいし、なだらかな丘陵も歩くごとに変化が見られて見飽きない。
レブンコザクラ(礼文小桜)
礼文島固有種と思われていたが、最近、利尻島でも見られたらしい。
レブンキンバイソウ(礼文金梅草)(礼文島固有種)
蕾の時には黄緑だが、開花するにしたがって黄色が強くなってくる。
花びらに見えるのはガクで、花弁は内側にある短冊状のもの。
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
キンバイソウに似ているが、この花は八重ではない。
チシマフウロ(千島風露)
レブンハナシノブ(礼文花忍)
レブンソウ(礼文草)(礼文島固有種)
イブキトラノオ(伊吹虎尾)も咲き始めていた。
場所はハッキリと言えないが、ある場所で≪レブンアツモリソウ≫を見つけた!
昔はよく見かけたと言うが、盗掘されて今は限られている場所にしかないという。
このアツモリソウが増えて群生になれば素敵なんだけれど
6月はまだ草も花も背丈が低いし、派手な花はないが、
冷たい風の中でも健気に咲いている花が愛おしく感じる。
花に誘われ、鳥の声に元気をもらい、トレッキング・ポールに支えられての6時間(昼食を入れて)
歩くのが嫌いな私が、あんな雨上がりのヌルヌルとした悪路を良く歩き通したものだ。
「今度また」がなくなりつつある年齢だからこそ、こうして頑張れたのかもしれない。
2人とも怪我もなく無事に最後まで歩けたことに安堵と感謝。
礼文島からの最終便フェリー(17:05発)で稚内に向かい、稚内駅の近くで宿泊。
(今日の歩いた歩行数は25,000歩!!)
朝、宿の車で「差閉(さしとじ)」まで送っていただいて、
映画「北のカナリアたち」のロケ地に立ち寄った。
映画の舞台である岬分校
映画の為に、この利尻島を望む場所を選んで校舎を建てたということだ。
教室に入るとヒロイン吉永さんのバーチャル映像が!
まるで本人が立って話しているみたいで驚いた。
その後は一端「知床」まで歩いて「桃岩展望台」までのトレッキングコースに入った。
歩き始めこそ道は良かったが、その後は悪くなる一方。
ヌルヌルと粘土のようにぬかるんでいるので、滑りやすい。
実際、滑って転ぶ人を何人も見かけたので、私も滑らないように一歩一歩と足元を確かめながら歩く。
この「桃岩歩道」は、礼文島の中でも屈指の花畑が広がる所。
お天気のいい日に歩きたいと最後に残しておいた。
それにお花だけでなく、その一帯の景色も、それは素晴らしい。
断崖絶壁が連なる西海岸、振り向けば海の向こうに利尻富士、
そして散策路の周囲には花が咲き乱れる。
元地灯台
昨日歩いた「メノウ浜」の海岸線
残念ながら今日の利尻富士は上半分が隠れてしまっている。
私はお花も楽しみではあるが、この景色が大すき。
岩肌と緑のバランスも美しいし、なだらかな丘陵も歩くごとに変化が見られて見飽きない。
レブンコザクラ(礼文小桜)
礼文島固有種と思われていたが、最近、利尻島でも見られたらしい。
レブンキンバイソウ(礼文金梅草)(礼文島固有種)
蕾の時には黄緑だが、開花するにしたがって黄色が強くなってくる。
花びらに見えるのはガクで、花弁は内側にある短冊状のもの。
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
キンバイソウに似ているが、この花は八重ではない。
チシマフウロ(千島風露)
レブンハナシノブ(礼文花忍)
レブンソウ(礼文草)(礼文島固有種)
イブキトラノオ(伊吹虎尾)も咲き始めていた。
場所はハッキリと言えないが、ある場所で≪レブンアツモリソウ≫を見つけた!
昔はよく見かけたと言うが、盗掘されて今は限られている場所にしかないという。
このアツモリソウが増えて群生になれば素敵なんだけれど
6月はまだ草も花も背丈が低いし、派手な花はないが、
冷たい風の中でも健気に咲いている花が愛おしく感じる。
花に誘われ、鳥の声に元気をもらい、トレッキング・ポールに支えられての6時間(昼食を入れて)
歩くのが嫌いな私が、あんな雨上がりのヌルヌルとした悪路を良く歩き通したものだ。
「今度また」がなくなりつつある年齢だからこそ、こうして頑張れたのかもしれない。
2人とも怪我もなく無事に最後まで歩けたことに安堵と感謝。
礼文島からの最終便フェリー(17:05発)で稚内に向かい、稚内駅の近くで宿泊。
(今日の歩いた歩行数は25,000歩!!)