風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

不思議なご縁

2009-01-06 | 沖縄の旅
私自身スピリチュアル的なことに強い関心はあるものの、
残念ながら、その能力は持ち合わせていない。
が、時として大きな存在が不思議なプレゼントしてくれることも・・・

斎場御嶽に行く時、レンタカーで行こうか、それともバスで・・・と迷い、
結局、路線バスで出かけた。
そして、このバスで行ったことが、不思議なご縁につながったのである。

                      
    

バス停から斎場御嶽(せいふぁーうたき)までの上り坂の途中、
海に面した立派なお宅があった。
ふと覗いた玄関の戸は開いていて、その先の大きなガラス戸からは
海の景色が広がっている。
大きな窓から見えた海の美しさに心惹かれながらも、
その時は今日の目的地である「斎場御嶽」に向かった。

その後、見学を終わりバス停までの道を歩いていると、
また例のお宅の前にさしかかった。
一旦通り過ぎたものの、生垣の中に埋まれるように立てている
古びた木の看板が気になり、あと戻って字を確かめた。

よく見ると、「海のイ○○ア」
ん!?「森のイ○○ア」じゃないの?
と考えていると、その最後の部分に初女さんの名前が!

私は初女さんの著書のほとんどを読んでいる。
講演にも伺った。
初女さんが出演した映画を、偶然ながら初女さんの隣の席で観たこともある。
初女さんの主宰する「森のイ○○ア」には、いつか訪ねたいとも思っている。

と、その途端、私の足はそのお宅の玄関に向かっていた。
「森」と「海」という一字は違いながらも、そのつながりをお聞きしたいと。

門を入っていくと、お庭の手入れをなさっていた女性が近づいてきて、
そのつながりを説明してくださった。
「あの看板は初女先生が書いてくださった」と。
そして「よかったら上がりませんか?」と。



海に面したお庭からは「神の島」と呼ばれる久高島が眺められ、
そよ吹く潮風が心地良い。

勧めて頂くままに、お茶をいただき、昼食をご一緒させていただいたが、
その時に頂いたおにぎりの梅干しが、初女さん手作りのものだった。
東北の「森」ではなく、沖縄の「海」で心のこもった「おむすび」をいただいた。

穏やかで心の鎧が解けていくような温かさ、時間を忘れるほどの心地良さ。
ふと気付くと、突然の訪問から2時間半も経っていた。

レンタカーで行けば絶対に目に入ることもなかっただろうし、
いつもは忙しいそのかたが、この数日だけは時間に余裕があったということも、
有難く不思議なご縁だった。

見知らぬ二人連れを、快くお宅に迎え入れていただいたことを、今さらながらに感謝。
沖縄の不思議なご縁に感動。
そして、このご縁に導いてくれた大きな存在に、心からのありがとう

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