風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

滞在場所に到着、そしてカタクリ群生地へ

2013-05-21 | 北海道の夏 6年目 (2013)
滞在地に到着した次の日の早朝、鹿児島の友人から電話。
「今の時季のお花を見たくて、1人で飛行機で来ている」
「昨日行った男山自然公園のカタクリの花が見事だったので、ぜひ行った方がいい」
「今が一番の見頃で、開園は明日まで」
とのこと。

部屋にはまだ開いてもいない段ボールの山。
開園最終日の明日は用事があるし・・・
でも、カタクリの群生は見たいし・・・
と考えた末
「今日行くしかない!」と飛び起きて、往復400㌔を運転して行ってきた。

                            

旭川の男山自然公園
面積32ヘクタールにわたる広大な園内の丘陵地帯に、
春を告げるカタクリ、エゾエンゴサクなどの花が埋め尽くしていた

  
    
曇りだったので、綺麗な花の色が写真ではイマイチなのが残念だけれど・・・
ピンク色のカタクリと、ブルーのエゾエンゴサクが織りなす色の美しさに、とにかく感動 


  
カタクリ(片栗)
うつむいてはいるが、花びらをピンとそり上げて、
小さいながらも凛とした姿に魅かれる。  


  
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
背丈は小さいながらも、妖精がいっぱい集まっているようで華麗で可愛い。
(左)一般的なブルーの花の中に、(右)白い花を見つけた。


  
キクザキイチゲ(菊咲一華)
キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも言うらしい。


  
左はエンレイソウ(延齢草) 右はオオバナノエンレイソウ(大花延齢草)の蕾
 

  
左のキバナノアマナ(黄花甘菜) 右はナニワズ(難波津)
キバナノアマナは、ほとんどが蕾の中、やっと咲き始めの花を見つけた!
ナニワズは、キンモクセイに似ている。  


  
公園の一角にはミズバショウ(水芭蕉)も綺麗に咲いていた。

今日はカタクリの花を見るつもりで遠距離を走ってきたが、思いのほか多種類の花を、
それも今まで実際に見ることが出来なかったエゾエンゴサクの群生も見ることが出来てラッキー!だった。

北海道の早春の花は、雪解けを待って何種類もの花が一気咲くのが魅力だ。
そして、その花々は小さく可憐ながら、冬の寒さをじっと堪えた強さを感じる。

ちょっと(随分)寒いけれど
「5月に来て良かった!」と思える、花と遊んだ一日だった

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