風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

遍路 スタート

2011-11-05 | 四国遍路 (2011)
歯の痛みから解放され遍路旅の疲れも徐々にとれ、やっと通常の生活に戻れるようになってきた。

体力もさることながら記憶力の衰えも感じる昨今。
やはり今回行っておいてよかったかも・・・と、写真を見ながら記憶をたどっている。


                           
  



10月初旬
東名高速道⇒神戸淡路鳴門自動車道を通って四国に入る。

淡路島には会いたい友人もいるけど、今回はスルー。
鳴門大橋の下の大きな《うず潮》を近くから見たいけれど、今回はスルー。
徳島には大塚国際美術館があるけれど、それも今回はスルー。
ひたすら一番札所を目指して車を走らせる。


遍路の出発点、一番札所《霊山寺》りょうぜんじ

駐車場で真新しい白衣(びゃくえ)に袖を通し、遍路用品を持って本堂に向かい、
緊張と気恥ずかしさのなか、たどたどしい般若心経でスタート。

霊山寺の本堂前では、私達のように初遍路でまごついている人への案内人がいて
「写経を納めたら、納札を入れる必要はありませんよ」
「納経所に行くのは読経を終えてからです」などと説明してくれた。
霊山寺で参拝する遍路人の多くが初めてだろうから、こういう人がいてくれるのは有難い。
(最後に又この霊山寺を訪れた時には、この案内人はいなかったので、たまたま居てくれたのかな?)

                           

そして初日の宿泊は、これも初めての体験である宿坊で。


宿坊の夕食
ビールまで注文できる。

宿坊と言えば相部屋のイメージだったが、
6番札所の安楽寺宿坊は個室で、温泉の大浴場まである。


 
朝食
デザートのバナナは紙袋つきで、持ち帰りが出来るような配慮が嬉しい。
(この持ち帰ったバナナは、結局この日の昼食となり重宝した。)

この宿坊は2食付きで6,500円という安さで助かるが、最近は宿坊を閉じるお寺が増えているようだ。
快適なホテルや旅館に押されての撤退だろうか。
それにしても結構立派な宿坊が有りながら利用出来ないとは、何とも勿体ない話だ。

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