風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

10月の占冠へ

2013-10-30 | 北海道の夏 6年目 (2013)
5月、6月、8月に訪れた占冠(しむかっぷ)に、10月もまたやって来た。
今回は、5泊6日の「体験ツアー」に参加する為に。


占冠村の広さは東京23区と同じ位だが、その94%は山林。
その山や林が見事に紅葉して迎えてくれた。


    
最初の夜は、台風の影響で一晩中雨。
その雨は次の朝からみぞれに変わり、やがて本格的な雪になり、
10月中旬としては滅多にない積雪となった。

予期せぬ天候となりスケジュールは大幅に変更となったが、
その影響で農業体験が中止になり、
予定にはない二風谷アイヌ文化博物館に行ったり、珍しい蕎麦を食べたり、新冠の温泉に入ったり。
こんな予定変更は大歓迎


  
昼食に食べた暖かい蕎麦(夫)と、冷たい蕎麦(私)

十割蕎麦というのはよく食べるが、ここの十割蕎麦は食感が全く違う。
蕎麦が薄目で平たく、更に捻じれがある不思議食感。
ツルツルと一気にすすることが出来ないので食べにくいが、
捻じれに出汁が絡むせいか、とてもハマる味。
満席に近かった店内の混雑ぶりからも、このお店の人気ぶりが伺える。



その後、温泉に入って、いい気分でトマムに戻ろうとしたら占冠に向かう峠付近から雪が深くなり、
通行止めにあったり、雪で車が横滑りしたり
スタッフの方の機転や上手な運転で、無事に何とか宿に着いた時には全員から思わず拍手があがった
本当にお疲れ様でした。



朝はうっすら積もっただけの雪が、夜に帰って来た時には結構な積雪になっていて、
宿の中から見る外の景色は、今まで見たことのないような雪景色。
雪が積もった赤エゾ松は、一足早いクリスマスツリーのようでもあり、
まるで童話の挿絵のような景色に、いつまで見てても見飽きない。

  
夕食のメイン料理は、大きな「エゾ鹿のハンバーグ」
(他にも前菜やスープあり)
デザートのケーキも甘みを抑えていて私好み。
窓から見える雪景色を見ながら頂く食事は、心もお腹も満たされた

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