風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

キルトフェスティバルで、一番のお気に入り作品

2015-02-01 | 近郊の散策
キルトフェスティバルでの作品は、そのどれもが素晴らしいものだったが、
その中でも特に心に残った作品をひとつ紹介。


「旅ノススメ・パリの空の下」というタイトルには、
「地図帳を開き、ちょっとパリまで行ってきました。5分23秒の空想旅行です。
 エレガントなパリを皆様にもおすそわけ(笑)」

と説明されていた。

最初に見た時には特に心惹かれたわけではない。
が、2度目にこの作品をじっくり見始めたら、この前から離れられなくなっていた。
大きな作品なので、つま先立ちで見上げたり、かがみこんだり、
他の人の邪魔にならない様に場所を譲ったりしながら、この前でパリの街をじっくり愉しんだ

 
右端にある赤い観覧車の中から落ちそうになっている男性の姿を見つけた時から、
この作品の楽しさにハマってしまった!
殆どの人が気が付きにくい、こんな隅っこに、こんな遊び心を忍ばせるなんて



次に見つけたのは、左下にある「盗まれたモナリザ」
ルーブルから盗まれたんだろうね。
モナリザの細かい絵も、歩道のレンガも、表現が上手



シスターたちも、チョコレート屋さんの前で楽しそうにダンス



泣いている小さな女の子は迷子かな?
その子をなだめるお巡りさんの姿も。



自転車に乗った若者が集まって、ツール・ド・フランス?



星の王子様も見つけた!



「翼よ、あれが巴里の灯だ」の、リンドバーグの飛行機かも



ムーランジュールの風車も。

このキルトの中にパリの全てが詰まっているようで、いつまで見てても見飽きない。
久し振りにヨーロッパに行きたい・・・の思いが沸々と
キルトを通して心を揺り動かされたひと時だった

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