風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

紅葉を求めて層雲峡へ ≪銀泉台≫(1泊2日)

2017-10-04 | 北海道の夏 10年目(2017)
9月下旬、大阪からと九州からのお客様がいらした。
この時季の北海道は、花の季節は終わり、山の紅葉便りが聞かれる頃となる。
ならば日本一早い紅葉狩りにお連れしよう!と、ひらめいた

9月22日
初日は朝5時に出発し、層雲峡の先にある銀泉台を目指す。
銀泉台への道は、紅葉で混むこの時期は車の乗り入れは禁止で、
近くの駐車場からシャトルバスに乗り換えなければならない。
途中でおにぎりなどを購入し、8時発のシャトルバスに間に合った。


バスを降りてしばらく歩き、最初に現れる紅葉スポットに到着
が、ピークを過ぎてしまったせいか、曇り天気のせいだろうか、ちょっと色に鮮やかさがない 

実は1週間前に北海道の友人から電話があり
「銀泉台に行ったが今まさに紅葉まっ盛りなので、今日・明日にでも是非!」
と言うことだった。
それから1週間も経ったし、その間には台風も上陸したので、
紅葉は結構散ってしまったのかもしれない 

  
が、「もっと美しい場所があるのでは・・・」と、更に紅葉を求めて登っていく・・
と、標高が高くなるにつれて、紅葉の美しさが増してきた。

 
第一花園を過ぎ、次の第二花園を目指す間にも紅葉の美しさに歓声があがる。


案内したお二人さんが紅葉を愉しんでくれるのが嬉しい。


第二花園では座りやすい岩が転がっているので、ここでお握りのランチ。
雪渓が残っていて、吹く風もピリッと冷たい。

2年前も同じ場所でお握りを食べたことを思い出す。
あの時は更に上を目指し、赤岳頂上の直前で戻ってきたのだが、
今日は紅葉も少なめだし、あの時よりも体力減退を感じるしで、ここで下山することにした。



これは、この時季に見られる紅葉したチングルマと、第二花園で見つけたチングルマの花。
初冠雪となってもおかしくないこの時期に花が咲いていることに驚いたが、
この付近はいまだに前年の雪が残っていたので、雪解けと共に開花したのだろう。
同じ場所で、こうして開花と紅葉が同時に観られるなんて、さすが北海道の大雪山!

 
他にも、紅葉を愉しんだり、花を愉しんだり

    

層雲峡の宿に行く前に、大函と、大雪山写真ミュージアムへ


大函では紅葉が始まったばかり。
最盛期を迎えるのは、あと2週間後くらいだろうか。



1ヶ月前に来たばかりの「大雪山写真ミュージアム」へ再訪。
この場所は、かつての層雲峡小学校で、廃校になった校舎をリノベーションしたミュージアム。

 
前回は時間がなかったが、今回は1枚1枚をじっくり鑑賞。
あいにく写真家の市根井先生は山に登っていて不在だったが、
禁止と思い込んでいた写真撮影がOKとの説明をスタッフの方から聞いた。
自分が苦労して撮った作品を撮影していいとは何とも太っ腹

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