大阪からの男性は昨日帰られて、
今日は九州からいらしたお友達を美唄の≪アルテピアッツァ≫にご案内。
もう半月程したら借景の山も紅葉に染まるのだろうが、まだ少し時季が早いのが残念。
だがお天気に恵まれ、澄みきった透明な空気が気持ちいい。
彼女は、去年の私のブログを読んでいてくれて、この場所が印象に残っていると話してくれた。
木の階段を下りてオブジェを写真に収めている友人を上からパチリ
(作品名は「天翔」)
水の広場にある真っ白な石で造られた小川(これも作品の一部)
手入れが行き届いていて落ち葉ひとつなく、さらさらと水が流れている。
聞けばこの落葉の時季は、毎朝ボランティアの人たちが落ち葉拾いなどの手入れをしているらしい。
地元の人たちの思いに支えられて、この美しさと和らぎが続いているのだろう。
廃校になった木造校舎をリニューアルして、美唄出身の安田侃さんの作品を展示している。
校舎(展示館)内の廊下
昔の自分が通っていた小学校を思い出し、懐かしい気持ちになる。
2つか3つの教室の壁をなくしたのだろうか、広い教室跡に作品がポツンポツンと置かれている。
サッシではなく木製の窓枠は趣きがあって、窓から差す光も柔らかい。
大理石の硬い作品までも柔らかく暖かな空気を感じる。
昨年も何回か観ているせいか、
今日の観賞は作品自体よりも美術館となっている元小学校の建物のほうに目が行ってしまう。
懐かしい・・・
私が通っていた小学校を思い出す。
そして、長い廊下を拭き掃除したことや、校庭でゴムとび遊びをしたことなど・・・
何十年も前の、オカッパ頭でワカメちゃんのような自分に戻ったような懐かしい感覚に浸った