風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

ゴッホのご縁で、山の水族館へ

2012-09-09 | 北海道の夏 5年目 (2012)
先月のゴッホ祭で知り合ったご夫婦と、
北見市にリニューアルオープンしたばかりの「山の水族館」へ行ってきた。

  

この水族館は、
有名な水族館プロデューサー(新江ノ島水族館や池袋サンシャイン水族館を手掛けた)がボランティアで携わり、
山に棲む魚の様子が楽しめると言うことで話題になっている。



外の流れる川を室内から眺められる水槽もあり、ここでは冬時季の河面が凍る様子も眺められる。

水面が雪や氷に閉ざされた川の中がどんな状態なのかが見られるなんて、スゴーイと思う。
こんな展示は世界初だとか。



幻の魚イトウが、ここでは1メートルを越す大きなものが40匹ほどもいる。
そのイトウが、水槽の端でお行儀よく縦に並んでいる様子をパチリ

その他にも、滝つぼを下から眺められる日本初の水槽や、
ヤマベなどが産卵の為に遡上ジャンプする様子を見られる水槽など、
超低予算(3億5千万円)で建設されながらも、至る所の工夫された展示方法で人気が高まっている。


                                    

水族館で海の魚を見る機会はあっても、山の魚を見る機会は少ない。
が、今日は水族館で眺められ、その後お邪魔したお宅でも美味しい川魚が!


ご主人が川で釣った大きなニジマスを、お土産に持たせてくださった。


    
他にも、やはりご主人が釣ったヤマベ(ヤマメ)を奥様が数日がかりで作った甘露煮と、南蛮漬けも。
 


そして、同じくお土産に頂いた手作りの紫蘇ジュースを飲みながら感じることは、
この出会いのご縁のこと。

1ケ月前に行こうかどうしようかと迷いながら出掛けた「ゴッホ祭」
もし、あのポスターを見かけなかったら・・・
もし、行くのを止めていたら・・・
もし、あのテーブルに座らなければ・・・
もし、お互いに話しかけなければ・・・
と、いくつもの「もし」を越えて、このご縁が生まれた。

一緒に水族館に行き、一緒に食事をし、一緒に温泉に入り・・・
新たに生まれた北海道でのご縁に、ありがとう
そして、このご縁を繋げてくれたゴッホにも、ありがとう