風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

滞在地を去り⇒札幌⇒定山渓

2015-10-06 | 北海道の夏 8年目(2015)
7~9月の3ヵ月滞在した道央の地を出発し、
札幌に立ち寄り、博物館で「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を観て、その後、定山渓に宿泊。

                                           



北海道博物館で開催されている「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」展
この日に行われる学芸員の講演会の抽選に当たるというラッキーなこともあり、
この日を楽しみにしてきた



この強烈なアイヌ像を描いたのは、松前藩の家老・蠣崎波響(かきざきはきょう)
本来は12枚あるが現存するのは11枚で、それも日本ではなくフランスにある。
どういう経路でフランスに渡ったのかは不明というが、こうして原画をじかに見ることができて感動。

思っていたよりも小さな絵だったが、その緻密さにため息が出た。
着衣の蝦夷錦の模様や敷物、髪の毛や髭、すね毛の一本一本、本当に丁寧に描かれている。
そして、この絵も見事ながら、描いた蠣崎波響は家老でありながら絵も描くということにも驚く。
一体どんな人物だったのだろう?




蠣崎波響が1790年に描いた「夷酋列像」は、時の天皇や諸藩の大名たちの称賛を受け
多くの模写がなされた。
原画は撮影禁止だが、その模写画が常設展示にあったので、そちらを撮影
(全部で12枚の絵がある)

絵のほかに蠣崎波響という人物についても知りたいと思ったが、
今回の展示物には、松前藩主の弟で家老ということ以外の説明は特になかった。
近いうちに松前に行くつもりにしているので、その時に知ることが出来れば…と楽しみにしている。


                                         

 
紅葉には少し早かった定山渓に宿泊
(ホテルの部屋から撮影)


 
定山渓を出発して次の滞在地へ向かう途中、中山峠から初冠雪した羊蹄山が見えた。
これから北海道の山々は雪を纏い始め、一気に冬へ向かうのだろう。

久しぶりの都会・札幌へ

2015-10-01 | 北海道の夏 8年目(2015)

滞在している家の近くから札幌行きのバスが出るので、ヒョイと乗って札幌へ。
高速道を走る2時間弱のバスドライブ。
この時期は、札幌の大通り公園でイベント「オータムフェスト」が開かれ、
北海道の各地から美味しいものが集結する。



会場に着いたのは10時半ころだったのに、もう凄い人出。
お目当てのお店があったものの、会場が大通り公園の1丁目~11丁目と長いために探しにくい。
おまけに、やっと探しあてても長蛇の列。



予定外のお店ながら椅子席の近くだったので、取り敢えず肉料理を買って生ビールで乾杯。
(ローストビーフ1000円、ラムの赤ワイン煮750円、ビール550円)

しかし、お昼時になって益々混雑してくるし、だんだん買う気力も失せてきて、
お祭り会場でなく、ちゃんとしたレストランで食べようと会場を後にした。
やはり年配者には、人混みは疲れる・・・



グルメ案内書に載っていた「焼き肉店」で、改めて落ち着いてランチを。
その後は駅に向かって、あっち寄り、こっち寄り



以前に何回も来ているが、特に行きたい場所もないので今回も旧道庁の「赤れんが庁舎」を見学。
この頃には疲れピークで、館内の椅子を探してしばらく休憩。

 
換気塔や避雷針、建物部の細部にわたり凝ったデザインで素敵。

このあとも、バス発車時間の夕方まで札幌の街を散策したが、札幌は人が多い。
この数か月を自然に囲まれた地で過ごしていて、都会から遠ざかっているからかもしれないが、
久しぶりの都会の街歩きに少々疲れ気味で帰ってきた 

おはぎ作り教室

2015-09-28 | 北海道の夏 8年目(2015)
お彼岸に合わせての「おはぎ作り教室」に参加。
と言っても、私ではなく夫に参加してもらった。
私は付き添いということで、見学と写真撮影、そして味見役

講師は、和菓子店をやっていたというプロなので、
どんな作り方を教えてくれるのかと興味津々。
と、いきなり「今、もち米を蒸しています」とのこと。
水に一晩漬けておいて20~25分ほど蒸すらしい。
(おはぎって、炊くんじゃなかったっけ?・・・)


お湯1リットル、砂糖80g、塩5gを溶かして、蒸したもち米1キロに混ぜる。
先生の説明では、うるち米を混ぜると時間経過とともに米粒が固くなるので
もち米だけのほうが口当たりがいいとのこと。



砂糖湯を混ぜたもち米を湯煎して蒸らす
(乾燥しないように、上に布巾をかぶせる)
炊くのではなく、今回のような作り方のほうが数日たっても柔らかいらしい。


 
講師の先生が、もち米を布巾に包んでつぶす作業を見せてくれるが、
生徒が実際にやると布巾にもち米がこびり付いてしまう
結局、厚手のビニール袋に入れてつぶす方法が素人には扱いやすいということがわかり、
後半は作業がスムーズに



餡は25g、もち米は30gに計量(餡は和菓子屋さんから購入)
今日は1人20個を作る。
(家で作る場合は2合ほどで20個に)



夫は最初は手こずっていたが、だんだん上手に包めるように

先生の説明では、今回のように蒸して作ると数日後でも固くならないということだったが、
数日どころか翌朝には全部たいらげてしまって、その検証ならず
それほど美味しいおはぎを、ごちそうさま

紅葉真っ盛りの銀泉台~赤岳

2015-09-19 | 北海道の夏 8年目(2015)
日本で一番早く紅葉が楽しめる大雪が、今が見頃だとか。
数年前に行った銀泉台が思い出され、もう一度行きたいな・・・と。
行くとしたら混雑する連休は避けたいし、晴れて風のない日がいいし・・・と調べていると、
すべて当てはまる日は明日しかない!
ということで、前日の夜に「銀泉台」に行くことを決めた。

                                    

9月17日、朝4時起床。
おにぎりを作り、準備を済ませて出発したのが5時
高速を走り、層雲峡から三国峠に向かった先のレイクサイド駐車場に着いたのが6時55分。
かろうじて7時出発のシャトルバスに間に合った。



7時45分、「森林パトロール事務所」で入山届けに名前を書いて出発。



8時、赤岳登山口を通過
朝早いので人も少ないし、空気が爽やかで気持ちいい。
さあ、紅葉は進んでいるかな・・・
見事な紅葉でありますように・・・と願いながら、いよいよ登山開始。



登り始めて30分
いきなり斜面いっぱいに、錦絵のような紅葉が広がっていた!
赤・黄・緑が織りなす紅葉の斜面を眺めながら、この紅葉の中を歩いていくことの期待が膨らんでくる。



まっ赤なウラジロナナカマドと、真っ青な空。
風もないので歩くのが気持ちいい。


 
第一花園から下を見下ろすと、先程バスで通ってきた道路が小さく見えた。
前回来た時は初冠雪の翌日だったので登山道がぬかるんで歩きにくく、
この場所で撤退したことを覚えている。


 
登山道は石だらけで歩きにくいが、お天気はいいし、周りの景色も、青い空も気持ちいいので、
更にこの先の第二花園を目指すことにした。
日頃は全く運動らしい運動をしていないので、既にこの辺りで足が疲れてくるし、息も上がってくる。
が、今日の目標は第二花園までと決めてきたので休憩を取りながら更に頑張らなければ


 
目標としていた第二花園では数人の人が休憩していたので、私達もここで早めの昼食。
おにぎりを食べながら周囲の景色を眺めていたが、
この上の紅葉している付近からどんな景色が広がっているのか気になる。
「もう少し先まで行ってみようか」と、どちらかともなく言い出して更に先を目指して歩き出した。



すでに森林限界は超え、大きな石がゴロゴロのガレ場の先は「奥の平」
ここでも充分なのだが、また先に気になる景色を見つけ、更に歩を進める。



歩く左側はチングルマの紅葉
7月の花の季節には、あの可憐な花が群生していたのだろう。


 
ウラシマツツジの赤も鮮やかで、まるで花が咲いているかのよう。



やっと次の目的地「駒草平(コマクサダイラ)」に到着
ここで同じく休憩を取っている人と話している中で、遠くに見える山が黒岳ということが判明。
「では、あの右側の岩が『まねき岩』じゃない?」と聞いてみると
「いや、違うのでは?」と言いながら大きな地図を開いて調べてくれると・・・
「いや失敬、やはり『まねき岩』のようですね」と!
やった!


「コマクサ平」から見える黒岳


黒岳の右上にある「まねき岩」を望遠で拡大

黒岳登頂の時、最後の胸突き八丁で喘いでいる時に山頂近いことを知らせてくれる目印の岩を
反対方向から眺めているなんて感動!



雪解け水が溜まったのだろうか小さな池が出来ている。
風がないので水面が鏡のようで、青い空が映り込み、上にも下にも空があるようだ。



この付近は歩きやすいので、更に先を目指して歩くと、その先にはまた見事な紅葉が!
真ん中のガレ場は雪渓がいつまでも残る第三雪渓とか。
登山道は左側の紅葉とガレ場の間にあり、この先に赤岳の山頂があるらしい。



「もうこの景色を眺められただけでも十分だよね」と引き返そうと思っていると、
追い越していく面々が、「せっかくここまで来ながら引き返すのは勿体ないよ」と口々に言う。
迷っている私達を見て「さあ、一緒に行きましょう!」と、私達が歩き出すのを待ってくれる人まで。

ならば頑張ってみようか!と、険しい登山道を喘ぎ喘ぎ登り始めたが・・・
気持ちはあっても足が言うことを利かなくなった。
このまま山頂まで登ったとしても、膝に負担がくる下りで歩けなくなってはどうしようもない。



登山道の矢印辺りまでは何とか頑張ったが、この場所の大きな岩を前に撤退を決断。
「まさか、ここまで登ってくるとは思わなかったよね」
「私達にしては、ここまで来たことが奇跡だよね」
と、慰め?言い訳?の言葉を掛け合いながら、勇気ある撤退を自分自身に言い聞かせて・・・



ストックに支えられながら、岩に手をつきながら腰を落として一歩一歩と下る。
登りとは違い、膝に相当な負担がくる。
やはり日頃から体を鍛えておかなければ・・と痛感。



しかし今日はよく登った。
見事な紅葉と、真っ青な空と、澄んだ空気に力を貰い、一歩一歩と頑張った。
あの紅葉が目に焼き付いて、2日経った今でも思い出しては酔いしれている

ブラックベリージャム & トマトソース

2015-09-17 | 北海道の夏 8年目(2015)

こちらで知り合ったかたから「ブラックベリーを摘みに来ませんか?」と嬉しい電話が
「すぐに行きまーす」と容器を持ってウキウキと出かけた



ブラックベリー1キロ強のほかにも、ハランキョウも頂いた。
(ハランキョウは、地域によってハダンキョウともハタンキョウとも言うらしい)
ハランキョウは黄色っぽく柔らかくなったら食べ頃。
香りも甘さも私好みで大好き。



ブラックベリーは種を取り除く手間が大変ながら、これだけの量を手に入れられる機会もないので、
頑張ってジャムにした。
ジャムは、パンにつけて食べることは少ないが、薄めてジュースにしたり、ヨーグルトに入れることが多い。
市販のジャムは甘すぎるけれど、手作りの場合は砂糖を限界まで減らすことが出来る


                                


菜園にある15本のミニトマトと中玉トマトは、残念ながら甘くない(早い話が酸っぱい)
そのまま食べるのはやめて、スープに入れたり、パスタに入れたり。
それでも食べきれないので瓶詰めのトマトソースにすることにした。



ニンニクと玉ねぎを炒め、トマトを刻んで入れて煮詰める。
味付けは塩・胡椒のみ。


煮沸消毒した瓶に入れ、更に煮沸消毒し、冷めるまで逆さにして脱気。
皮も種も入ったままだが、自家用なので気にしない。

今年は3週間かけて札幌⇒道南⇒東北を回って帰ろうと思っているので、冷凍・冷蔵品は持って帰られない。
となれば、乾燥させるか、保存がきく瓶詰めにするしかない。
それでも余ってしまうものは、お腹に入れるしかない。
廃棄するのだけは避けたいので、今日もお腹いっぱい詰め込んで・・・
やはりこの季節は馬肥える秋のようだ

優佳良織(ゆうからおり)

2015-09-15 | 北海道の夏 8年目(2015)

「優佳良織工芸館」は「雪の美術館」と隣接し、「北海道伝統美術工芸村」の中にある。
優佳良織(ゆうからおり)のユーカラとは、アイヌ語で伝承という意味で、
棟方志巧が「優しく、佳く、良い」という意味で名付けたらしい。


 
正面ホール
真正面の優佳良織も素晴らしいが、ガラス戸のアイヌ模様も素敵。

館内は撮影禁止なので写真はないが、北海道をテーマにした優佳良織作品は
北海道の四季の風景、花などを織り込んでいて見ごたえがある。
洋服やコートにしたり、バッグにしたりの作品があるが、織っただけの平面で十分に美しい。


 
何百色に染めた手紡ぎの羊毛を使い、手織りで北海道の自然風土を表現する優佳良織。
羊毛を糸に紡ぎ、染め分け、機織りし、その手間は大変なようだが、ちょっと興味ある世界。



体験織りが出来るので「やりたい!」と思ったが、2週間前までの予約とかで残念 

 
工芸館の庭にはナナカマドが赤く紅葉を始め、秋の花(シオン?)が咲いている。
この花を優佳良織の模様にして織ると綺麗だろうな・・・

雪の美術館

2015-09-13 | 北海道の夏 8年目(2015)

まるでヨーロッパのお城のような建物。
旭川方面に行くたびに、その途中にある塔を眺めながら「なに?これ」の疑問が?
夫はバブル期のゴルフ場のクラブハウスだと言い、私は宗教に関係ある建物?と、その想像を働かせていたが、
「雪の美術館」だと言うことが判明。
北海道だからこその雪の美しさが見られるかも・・と、お天気のいい日に行ってみた。



教会のような雰囲気の玄関を入る。



入館すると、いきなり螺旋状の階段をグルグル降りる。
よーく見ると、この螺旋は円ではなく六角形。
雪の結晶の六角形を表現しているようだ。



氷の宮殿。
まさに「アナと雪の女王」の世界。
ガラスの向こうの世界はマイナス15度ということで、ガラスで隔てているものの、こちら側も寒い。
うっかり上着を持って行っていなかったので余計寒い


 
壁全面だけでなく天井にまで雪の結晶で飾った部屋や、雪に関する本やビデオが見られる部屋など、
雪の世界が続く。
雪の結晶には同じものがない中で共通点は六角形ということは江戸時代でも分かっていたらしく、
着物の模様に雪の結晶を表しているものが結構あるようだ。

雪の結晶・ダイアモンドダスト・霜の花などの説明ビデオを見ながら、
昨年の2月に北海道に滞在した時に感動しながら眺めた雪の世界を思い出した。



小さいながらも、こんな素敵なホールもある。


  
ここのレストラン「スノーナ」でランチ
夫は「ハンバーグカレー」コーヒー付き(1,400円)
私は「オムライス」コーヒー付き(1,200円)


 
オムライスの上に雪の結晶に切り抜いたハムを乗せていたり、
ポテトサラダを雪だるまの形にして海苔の目をくっつけたり、小さな遊び心が楽しい。



コーヒーカップもシュガーポットも(オムライスのお皿も)素敵だな~と思ったら大倉陶園製。
大雪山系の風景画を描いた特注だそうだ。


今日は平日ということもあり入館者はチラホラでゆっくり回ることが出来たが、
昨年はディズニー映画の影響もあって賑わったのではないだろうか。
ファンタジー溢れる場所なので、女の子を連れていくと喜ぶだろうな~

初の砂金掘り体験

2015-09-10 | 北海道の夏 8年目(2015)
雨竜川の支流で「砂金掘り」の体験イベントがあるというので参加。
この場所では明治後半から砂金掘りが始まり、当時は一獲千金を夢見た多くの人が集まったらしい。
国を挙げての大掛かりな採掘が始まり、その後、終戦と同時に終わったが、
仕事として採算が合わないだけで砂金がなくなった訳ではない、という説明で、やる気満々と



長靴を履いて、滑らないように川に入り、川底の砂を掘り出す。
掘り出す場所は、流れの急な場所より、よどんでいる場所のほうがいいらしい。



揺り板やプラスチック製の浅いボールのような容器(ゴールドパン)に砂を入れ、
水を入れて揺り動かせては上の砂利を捨てていく。

中腰の姿勢は結構疲れるが、砂金を探すためなら頑張れる
どんな小さな粒でも見つけたい・・・
と、キラリと光るものが
でも、1ミリにも満たない0.5ミリ程の小さな小さな粒。
指に張り付けて、ティッシュに包もうとしているうちに消えてなくなった・・

用意のいい人はスポイトと小瓶を持ってきて、スポイトで吸い上げて瓶に移していく。
やはり下調べをして準備しておくべきだった・・・と反省。



おまけに、雨がポツポツ・・・そのうちザーザー
雨がっぱを着て頑張っている人もいたけれど、私は寒さもあってテントの中に避難して見るだけ。


 
昔の採掘業者が使っていたという道具(機械)を復元し、
デモンストレーションとしてその作業を見せてくれた。
砂を乗せて水を流すと、砂は傾斜に沿って流れ、段々になったマス目に重い金が残るらしいが、
ここでもテントの中から見るだけ。
一獲千金の夢も、雨と寒さにはかなわない



主催側がデモンストレーションに使うために掘り上げた砂。
この中に砂金があるはず。
今日は一粒も手に入らなかったので、この砂袋を持って帰って家で砂金を探したい・・・

アンチエイジング教室 《ハーブ&アロマ》

2015-09-05 | 北海道の夏 8年目(2015)
今日のアンチエイジング教室は「ハーブ&アロマ」
ハーブや精油を使ったアロマは、香りによるリラックスなどの効果があり、
穏やかな抗酸化を期待できるとのこと。


前のテーブルにはハーブや精油が置かれ、講師の説明が始まる前からみんな目を輝かせている。
女性は、花、香りなどが大好きで、もう眺めているだけで気持ちがウキウキと活性化してくるようだ。



講師が自分の庭から摘んできたというハーブ
ローズマリー、セージ、カモミール、ナスタチウム、バジル、ポリジ、レモングラス、タイム、ラムズイヤーなど
ハーブティーやサラダや料理に使うハーブだが、このまま花瓶に挿しても爽やかで素敵だと思う。



ハーブの葉や花を入れて作った氷は、ハーブティーや紅茶に入れると見た目も香りも楽しめる。



オリーブオイルにハーブを入れると、香りや色で楽しめる。
写真に写っているものの他に、ニンニク入りのオイル、赤バジルを入れた酢なども使い勝手がいいそうだ。



胡瓜+ディル、トマト+オレガノのピクルス。
私はピクルスには赤唐辛子やロリエなどしか入れないが、今度はハーブを入れてみようかな。



《持ち帰り用に、自分で作ったルームスプレー》
作り方
①無水エタノール10mlをスプレーボトルに入れ、好みの精油5滴を加えてよく混ぜる。
②精製水40mlを加えてよく混ぜる。
私はラベンダー4滴とゼラニウム1滴を入れたが、それがとてもいい香り!
気が付くたびにシュッシュッと部屋にまいて・・・あーーーいい香り

注意点は、精油は水に溶けないので、エタノールと混ぜた後に水と混ぜる。
(水は精製水のほうが腐りにくい)

その他、精油の使い方として柔軟剤や化粧水などを作ると香りが人工的でなく、
更に安価・無添加などの利点がある。

《柔軟剤の作り方》
クエン酸大さじ2、グリセリン大さじ2、精油15~20滴、水170㏄を混ぜる。
1回の洗濯に30mlを入れる。

《化粧水の作り方》
フローラルウォーター100㏄、グリセリン5~10mlを混ぜる。

                                

最後の質問コーナーで、以前オーストラリアで買ってきたユーカリ精油の使い方を訊いたら、
ユーカリは気管の通りをよくしたり、蚊避けの効用があるとのこと。
手軽な使い方として、
マグカップに熱湯を入れ、ユーカリオイルを入れるだけで香りがたち込めるので是非にと勧められた。


その他、精油を使うときの注意点としては、
①原液を直接肌に塗らない
②内服しない
③光毒性(レモン、ベルガモット、グレープフルーツ)のものを塗って太陽にあたるとシミになることがある
④乾燥機を使う場合は自分で作った柔軟剤を使用しない(精油が可燃性あり)

胡瓜に追われる毎日

2015-09-03 | 北海道の夏 8年目(2015)
  
7月上旬に植えた胡瓜の苗3本が、8月中旬にはこんなに成長した。

 
数日置きの収穫は、いつもこんなに沢山 
(トマトは、まとめてパスタソースを作る予定)
この胡瓜は、ちょっと変わった品種で、加賀太胡瓜に似ているがハッキリした名前は分からない。
ずんぐりしているが、味はすこぶる良い。
が、二人の食卓には多すぎる。
おまけに、近所の方からも「よかったら食べて~」と頂くので、毎日毎食、胡瓜に追われる。

                                

ある日は《胡瓜の甘酢漬け》や《辛子漬け》を作る。


《胡瓜の甘酢漬け》
①胡瓜1キロに60gの塩をして、重しを乗せて一晩おく。
②水を切り、ジップロックに砂糖200g、酢100㏄と共に入れて冷蔵庫で保管
 (半年位は持つらしい)

《辛子漬け》
①胡瓜1キロに30gの塩で板づりし、砂糖100~130g、焼酎60㏄、洋からし10gに漬ける。

                                

又ある日は、結構日持ちする《キューちゃん漬け》を作る。

 
①胡瓜を3分茹でて冷まし、再び3分茹でて冷ます。
②5ミリ厚さの小口切りにし、絞ってタレにつける。
 タレは、胡瓜1キロに対し 醤油150㏄、味醂70㏄、砂糖小さじ1、酢25㏄を火にかけ冷ます。
 鷹の爪、生姜を加える。


漬けて直ぐより、2~3日後からのほうが味が浸み込んで美味しい。
胡瓜を沢山頂いた時に、これを作ってお返しすることが多いが、とても評判がいい。
後から作り方を聞かれてレシピを渡すことが多いので、いずれ北海道中に広がるかも

                                


また又ある日は、大きくなり過ぎた胡瓜の皮をむき、冬瓜風に煮込む。

                                

この他にもサラダは勿論、棒状に切ってかぶりついたり。
それにしても、こんなに胡瓜を食べる夏は初めてだ。

昔、学生の頃、自炊していた太めの友人が
「痩せるために、カロリーの少ない胡瓜を毎日食べる」と、昼食にも胡瓜を持って来て食べていたのを思い出した。
それがどの位続いたかは定かに覚えていないが、卒業する時も太ったままだったことだけは記憶にある
毎日毎食、胡瓜を食べながら、そんな大昔のことを思い出した。

日本一早い「新そば祭り」

2015-09-01 | 北海道の夏 8年目(2015)
8月30日
 
つい先日も行った幌加内(ほろかない)だが、今回は日本一早い「新そば祭り」があるので行ってきた。
着いたのは10時過ぎだが、もう凄い人出。
最初に人気の「幌加内高校生が作る蕎麦」を食べようと思ったら、1時間並びと言うので諦めた。



もう気持ちは「すぐに食べたい」モードになっていたので、行列の少なかったお店の蕎麦にしたら、
うーーん、ちょっと硬いし、微妙・・・
やはり、慣れない仮設会場で時間に追われて作るのは無理があるのだろうか。



次に選んだのは、祭り会場のそばにある「八右ヱ門」という蕎麦店
全国から来ている各地の蕎麦専門店があるなかで、何も地元の蕎麦店でもあるまいが、
数年前に来て美味しかった記憶があることと、やはり慣れた店舗で作るほうが美味しいのではと思ったのだ。
が、待った時間は結局1時間も!
(私達の前に16人のグループが待っていたので余計時間がかかったようだ)
お祭りは、やはり体力がなければ楽しめないことを改めて痛感 



八右ヱ門のメニューは、お祭り期間は2種類限定なので、一つずつ注文。
夫は左の「冷やじるそば」 私は右の「ぶっかけそば」(両方とも同じ料金の1,000円)
「冷やじるそば」の上には、しし唐と茄子の素揚げ・オクラ・葱・海草が、
「ぶっかけそば」の上には、長いも・おろし大根・なめこ・オクラ・海苔がのっている。
蕎麦が細目ながらコシがあって美味しい

                                

お蕎麦でお腹いっぱいになった後は「そば打ち女流名人大会」の観戦
これは、全国から集まった女性たちが順位を競うもの。
男性が蕎麦を打つ姿もカッコいいが、女性が打つ姿もきりりとして美しい。


与えられた1キロのそば粉と200gの小麦粉を使って(これを外二という)
打ち始めから道具を片付けるまでを40分間で終わらせなければならない。
その間、5人の審査員が点数用紙を手に採点しながらグルグル回り、
更に、その様子を観衆が見つめる・・・という緊張の場。
出場している人も緊張なら、見ている我々も肩に力が入る。



審査が終わると、打ち終わった蕎麦を並べて会場の人に披露。
みんな上手なのは当たり前ながら、同じ粉を使っているのに夫々個性があるのが不思議であり奥深さを感じる。



と、ここで思いがけない嬉しいことが
この大会に出場していた女性と席が隣同士になったことで言葉を交わし、
そのご縁で、この大会で打った蕎麦を「食べてください」と箱ごと私にくださった

以前から、あの大会で打った見事な蕎麦の行方が気になって仕方なかったのだが、
出場した人が持って帰ることになっているそうだ。
だが、その女性は地元でないので持って帰ることが出来ないので、
誰か食べてくれる人を探していたとか。
なんと嬉しい
なんと有難い

早速、ここ滞在地でお世話になっているかたに
「今からお蕎麦を持っていくので夕食はそのつもりで」と電話して持参したら、
「折角だから、我が家で茹でて一緒に食べましょう」との、ここでも有難い言葉が!

幌加内での偶然のご縁で蕎麦を頂き、
その蕎麦で美味しい夕食を頂き、
なんだか「わらしべ長者」のような一日 



蕎麦の茹で方も、出場した方(段位4段)から説明してもらった。
 ○たっぷりのお湯に、一束(多分1人前)入れ、再び沸いてから50秒であげる。
 ○食べ終わってから次の束を茹でる。
 ○2人以上でも、これを繰り返すと美味しい蕎麦が食べられるし、そば湯も美味しい。
(今日のは少し細目なので45秒がいいとの細かい説明も)



蕎麦の変わった味わい方も教わって、翌日はイタリアンの昼食。
トマト、大葉を乗せて、塩・粗びき胡椒・オリーブオイルをかける。
トマトが沢山あったの、ちょっと乗せ過ぎの感ありだが、
パスタのつるつる感はないものの、蕎麦に味が絡みやすく、蕎麦の香りもして美味しい。
今日は大葉を乗せたが、バジルにすると一層イタリアンっぽくなるだろう。
つゆで食べるのもいいが、時にはこんなアレンジも意外性があって楽しめそうだ。

また、六花山荘へ

2015-08-30 | 北海道の夏 8年目(2015)

先月に続き、今月も「六花山荘」へ
今回は、お隣のご夫婦を誘って4人で。


イタリアから取り寄せたという玄関ドアーを開けると、素敵なモザイクタイル。
これはクロアチアから取り寄せたとのこと。
ちゃんと4人分のスリッパを揃えていてくれたが、こんな心遣いが嬉しい。
     


8月の主食は「うどん」
その他に「稲荷ずし」と「生姜ご飯」から選べるので、私は稲荷ずしを選んだ。

「うどん」は細目の麺で、上に葱・牛蒡・パプリカの天婦羅、おろし大根と生姜が乗っていて、
量は結構多い。



豚の角煮と、青梗菜。
豚肉がほろっと軟らかい。



夏イカと大根の煮物
イカはちょっと硬めだったが、大根が軟らかくて美味しい。

この他にも、胡瓜の辛子漬けやトウモロコシもあり、
中でも胡瓜の辛子漬けが甘さと辛さのバランスが絶妙で美味しかった。
早速次の日に「辛子漬けの素」を買ってきて漬けてみたが、この美味しさには叶わない。
何が違うのか・・・?


 
デザートは、チョコレートケーキと、チーズスフレから選ぶ。
私はチョコレートのほうを。

「うどん」の量が結構多かったので、最初の段階ですでにお腹いっぱいになってしまう。
出来れば最初は副菜類を出して、最後に主食を出してくれればいいのだが・・・

一緒に行ったご夫婦の感想といえば、
「一回行けばいいかな」と。
確かに家庭料理ではあるし、最初に主食2種類が出されるとお腹いっぱいになって、
後は味わうどころではなくなるしね。

でも、お料理の美味しいレストランは他に結構あるけれど、
立地や雰囲気、更にきめ細かな心遣いがある所はなかなか見つからない。
その点ここは素晴らしいと私は思っているのだが・・・

アンチエイジング料理教室

2015-08-28 | 北海道の夏 8年目(2015)
この町の広報誌で「アンチエイジング教室」のお知らせを見かけた。
さてどうしようかな・・・
今更アンチエイジングでもないし・・・
と迷い続け、ギリギリで申し込んだら、定員の最後の一名分が残っていて滑り込みセーフ。

第1回目は調理実習
さて、アンチエイジングの料理って? と興味津々で出かけた。

主食は「小豆がゆ」
おかずは「やわらか手羽先煮」と「サーモンサラダ」
デザートは「マンゴームース」

備忘録を兼ねて、その内容を記す

                                

1、小豆がゆ


発芽玄米 半カップ
小豆   大さじ1
水    玄米の5倍

鍋に発芽玄米、洗った小豆、水を入れ、6時間程おく。
強火にかけ、沸騰したら弱火にして30分程コトコト煮る。
(好みで梅干し、大葉のせん切り、しらす干しなどをトッピングすると更に美味しい)

                                

2、やわらか手羽先煮


手羽先  4個
(にんにく、塩、胡椒)
キャベツ、人参、玉ねぎ、じゃが芋、まい茸
水、ロリエ 2カップ 
無調整豆乳、コンソメ、塩、胡椒

①にんにく、塩、胡椒した手羽先はフライパンで炒めておく
②鍋に手羽先、野菜、水、ロリエを入れ火にかける(キャベツは後から)
③野菜が柔らかくなったら豆乳、コンソメ、塩、胡椒を入れる
ポイント
手羽先は洗って水気をふき取り、包丁で切れ目を入れる
豆乳は無調整のほうが甘みがなくて料理向き

                                

3、サーモンサラダ


スモークサーモン、アボカド、トマト、オクラ、玉ねぎ、
レモン汁、亜麻仁油、練りワサビ、醤油、
ベビーリーフ、ミニトマト、
バルサミコ酢、水溶き片栗

①トマトは種を取る。オクラは塩ゆでして小口切り。玉ねぎは短めにスライスして水にさらし水を切る
②ボールに7ミリ位角に切った材料を入れ、調味料を入れて混ぜる
③ココット型にラップを敷き、材料を入れ、更に取り出す
④片栗粉でとろみをつけたバルサミコ酢、ベビーリーフ、ミニトマトで飾る

                                

4、マンゴームース


冷凍マンゴー   100g
プレーンヨーグルト 80g(「恵」がおススメ)
生クリーム     30ml
練乳        大さじ1 
ゼラチン 2~3g
水    25ml
ホイップクリーム、ミントの葉

①耐熱容器に水・ゼラチンを入れ20秒ほど加熱し、ゼラチンを溶かす
②ミキサーに生クリーム・ヨーグルト・練乳・マンゴーを入れ30秒ほど撹拌
③溶かしたゼラチンを入れ再び撹拌
④容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固める
⑤ホイップクリームを絞り出し、ミントの葉を飾る

                                

4品 出来上がり


4品すべて美味しかったが、中でも豆乳で作ったスープが思った以上にコクがあって美味しかった。
シニアには牛乳より豆乳のほうが体に良さそうなので、今後はもっと取り入れるようにしたいと感じた。

                                

おまけ
 

パーティーなどの時に、華やかで楽しい「野菜ツリー」の作り方も教えてくれた。
ツリーの中は大根で、倒れないように切り取った大根を竹串で刺して支えにしている。
野菜は好みで、ブロッコリー・カリフラワー・人参・ミニトマト・胡瓜・トウモロコシなどを爪楊枝で刺す。

                                

活性酸素から体を守る栄養素
アンチエイジングの軸になるのが「抗酸化」
その抗酸化の栄養素にはビタミンA・C・E、ポリフェノールなどがあり、
カテキン・大豆サポニン・大豆ポリフェノール・アントシアン・カカオポロフェノール・ショウガオールなどがある。

小豆は血液中の老廃物の排泄を促すカリウムが豊富で、解毒作用もあるのでアルコールの排泄も促す。
カリウムは利尿作用があり、むくみを解消する。

手羽先には血管や皮膚を丈夫にするコラーゲンが多い。
煮込むほうがゼラチン化して溶け出す。

豆乳などの大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと同じような効果があり、
肥満の予防、肌の保湿や美白に効果的

トマトに含まれるリコピンは、花粉症の改善、紫外線の影響を防ぐ

亜麻仁油は身体に溜まった悪い脂を流し、血液をサラサラにする。

幌加内(ほろかない)の、蕎麦畑

2015-08-26 | 北海道の夏 8年目(2015)
 
幌加内(ほろかない)は、ソバの作付面積も生産量も日本一
遥か遠く山裾まで続く白い蕎麦の花は美しく、
「幌加内には二度雪が降る」と形容されることも頷ける。
畑の色も、まだ白さが際立っているものもあれば、刈入れに近づいた薄茶っぽいものもあり、
見る場所によって様々。
多分、蕎麦の種類が違うのだろう。


 
蕎麦の花も、近くで見るとピンク色のおしべが可愛い。



「蕎麦の花展望台」では小さな「そば博物館」があり、壁一面の蕎麦猪口が見ていて愉しい。
他にも、蕎麦に関する道具などを見ることが出来た。



幌加内には何ヶ所かの蕎麦店があるが、私達、どうもお店の選択を間違えたようで・・・
どうにも・・・口に合わなかった 

帰り際に「お蕎麦は手切り?」と尋ねると
蕎麦店のご主人が「いえ、あの機械で」と、厨房の中の大きな機械を指さした。
更に「太さにバラつきがあったら茹ですぎたり茹でたりなかったりするので」と言い訳も。
「そこを同じ太さに切るのがプロでしょ!」と言いたかったけれど、口には出せない 
馴染みのない町で美味しいお店を見つけるのって難しい 


                                

お口直しに、更に北上して朱毬内湖(しゅまりないこ)へ

 
この日はお天気に恵まれ、穏やかな湖面に青い空と白い雲が映りこみ、のどかな風景。
この湖は、幻の魚イトウが棲むことで知られている。

ここ幌加内は8月末には「新そば祭り」があり、日本で一番早く新そばが食べられる。
その時にまた来て、今度こそ納得のいく美味しいお蕎麦を食べなくては 

留萌 & 増毛(るもい & ましけ)

2015-08-22 | 北海道の夏 8年目(2015)
日本海側の留萌(るもい)と増毛(ましけ)は、二百数十年前に開港し、
かつては松前・江差・小樽のようにニシン漁で栄えた港町だ。

特に増毛は古い町並みが残り、最果ての鄙びた港町の趣きが映画の舞台としては最適らしく、
映画に登場することが多いようだ。
代表的なところでは、健さんの「駅・STATION」
駅の近くにロケ地となった建物が残っていて、その場に立つと映画のシーンが思い出されてくる。

ニシン漁はなくなったとはいえ、今でも新鮮な魚介が水揚げされるので、
町並みを散策するだけでなく、魚介の買い物の楽しみもある。


 
今日の買い物
タコのしゃぶしゃぶ用、甘海老2パック、ボタンエビ、塩水ウニ、イカの沖漬け、ツブ貝の珍味漬け3種。
〆て5,400円也 (塩水ウニが1,800円なので、後の残りは3,600円ということになる)
新鮮で安い!



今日は昼食も夕食も甘海老を食べることにして、これは昼食用の1パック分。
二人分で500円とは何と安上がり
毎日のように行きたいけれど片道1時間近くかかるので、そうはいかない。
せめて半分の距離ならなぁ・・

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そして、また別の日、増毛の近くの留萌(るもい)へ


北海道遺産になっている「留萌のニシン街道・旧佐賀家漁場」(ニシンの番屋)が
一年に一度の一般公開をしていた。



担当職員のかたが、この番屋の重要性を説明してくれる。

①留萌のニシン漁場の草創期から終了まで、同一の経営者(佐賀家)が使用した漁場である。
②北海道にニシン漁場の番屋は何か所か残っているなかで、姿や景観まで含めて保存されている唯一の漁場であること。
③重要有形民俗文化財に指定された「ニシン漁の用具」や文書が数多く残されていること。

他にも、
○ ニシンは身を食べることより、鰊粕として加工し肥料として使われることが主だった。
○ 鰊粕は愛知県の柑橘類、三重・兵庫県の綿花・藍・タバコなどの肥料として当時の日本の農業を支えた。
などの説明も丁寧にしてくださった。


 
「ニシン漁があれば直ぐに使えるように」と、トタ倉(製品保管倉)に入れたままになっている漁の用具がそのままの状態で眠っている。
トタ倉の中に入ると、まだ魚の匂いがかすかに感じられた。


そして留萌でのランチは、楽しみにしていた「蛇の目寿司」で。


丸い桶のお寿司は「超特上すし」(2000円) 手前の長いお皿は「蛇の目スペシャル」(2500円)
「スペシャル」はお寿司が21個もあると聞いてちょっと引いてしまったが、
店員さんの「勢いで食べれば大丈夫ですよ。皆さん召し上がっていますよ」の言葉に乗せられて頼んだが・・・
最後の1個がどうしても入らない。
夫に食べてもらって何とか完食!
フーーーもうおなかいっぱい