私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【大垣まつり】昼間の部

2017-05-22 13:55:35 | お祭り

【大垣まつり】昼間の部

提灯の灯りに湧いた夜と違い、青空のもと13の山が八幡神社へ、

市内の大通りへと繰り出す様は豪華で美しかった。

祭の起点は八幡神社だ、朝早くから各町内の山が次々と神社正面で

奉芸をした後に広い駅通りに集結する。

大通りは各地から出て来た観光客でごった返していた。

ユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、何時もの年より

人出は多いそうだ。

数百と並ぶ露天商は今まで見たことのない程の多さである。

射的が人気なのに驚いた。大垣名物「水まんじゅう」を売る店先は

長蛇の列、食べそこなった。

お囃子は横笛のみ、360年余の伝統が風格を感じさせた。

山は前を下げ、後ろを上げて方向を転換する。若者たちが難なくやって見せて

いたが、かなりの力仕事だ!

子供たちの踊りも堂々たるもの、見物客から悲鳴のような歓声が上がっていた。

この山は「浦嶋山」、乙姫、龍神、亀が配置されており、亀の口からピンポン玉が

飛び出してくる、これを拾うとお菓子に変えてくれる、子供たちの真剣な眼差しが

亀の口に注がれている。

八幡神社では混雑で見られなかったカラクリが、大通りでゆっくり見ることが出来た。

「菅原山」のカラクリは、塩振り・文字書き・額持ちの3対で演技する。

難しい漢字を2m離れた下から、操作する人が筆柱を動かし一筆で書き上げる。

書き終わった瞬間、観衆から大きな拍手が沸いた・・・お見事!

布袋さんと唐子人形のカラクリも見事な演技を見せてくれた。

岐阜県には、高山祭、古川祭があるが何れもカラクリが見せ場の一つだ、

大垣のカラクリもその流れを汲むものだ!ただカラクリを演じる山がこれほど多い

のは大垣まつりの自慢である。

少女の演ずる「藤娘」・・・金色の舞台で見事な演技だった。

大垣は水の都と言われている、水門川沿いは桜並木だ、桜の季節は川船の中から

見る桜が見事だろうと想像した。

 

コメント
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